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XM、ハイローなど5社が日本向けに不正価格操作していたことが判明

ウィキリークスの内部告発によると、XMとハイロー、TitanFXなど5社が、日本向けの為替取引の取引価格を共同で調整していることがわかった。


このプロジェクトは”project HARAKIRI”と呼ばれており、国際的なFX運営会社5社が参加する大規模なものだった。腹切りとは日本の切腹の意味であり、それを皮肉ったコードネームがつけられている。

そのプロジェクト名のとおり、レート操作は対日本のトレーダーにのみ行われており、アメリカやイギリスなどでは行われていなかった。比較的ライト層が多い日本市場をターゲットにしたとみられている。


これにより被害を受けた日本人トレーダーは10万人にものぼるとみられ、被害総額は最低でも2億ドルにのぼる。この報道を受け、日本の一般トレーダーたちの退会が相次いでいる。一部のユーザは訴訟を起こそうと動いているが、FX運営会社の本籍のほとんどはタックスヘイブンに置かれており、訴訟はおろか調査すら難しいとの見方が有力だ。


その一方、大手のファンドや一部の日本トレーダーはこのレート操作により莫大な利益を上げていることがわかった。アメリカの大手金融系IT企業のBlockStarZが一部のユーザに提供しているMEDUSAというアービトラージシステムを用いてゴールドマン・サックスやバークシャーは利益をあげていた。ゴールドマン・サックスの四半期為替収益は前年度の2000%にものぼっている。


MEDUSAの詳しい仕組みは公開されていないが、project HARAKIRIで使用されているアルゴリズムと同じアルゴリズムでアービトラージを行っているとみられる

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