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追放されたけど、スキル『ゆるパク』で無双する 作者:篠浦 知螺
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色々誤算はあったけど、スキル『ゆるパク』で無双する

「クリエイト・ゴーレム!」


 ゆるパクで獲得した膨大な魔力を使って、土の巨人を作り上げた。

 水堀を囲む草地から立ち上がった土の巨人は、地響きを立てながら歩くと、赤竜に薙ぎ払われた城壁と東門が有った場所に座り込み、そのまま壁に姿を変える。


 一時は失われた城壁は、あっと言う間に5割の増しの高さとなって復活した。


「お前! 獣人のクセして人族に味方するつもりか!」

「喧しい、そんなに殺し合いがしたいなら、俺がぶっ殺してやるぞ!」


 食って掛かってきた獣人族にビンタを食らわすと、独楽のように回りながら吹っ飛んでいった。


「ゆるパク、オープン!」


 これまで奪って来た膨大なスキルの一覧が羅列されるが、全部を確認するなど不可能だ。

 と言うか、俺の身体に備わったスキルなんだから、使えると思えば使えるはずだ。


 俺を取り囲んだ獣人族に向けて、威圧を意識して言葉を紡ぐ。


「今すぐ戦闘を止めろ。サンカラーンに送り帰してやるから、一箇所に集まって大人しくしてろ! 逆らうなら殺す、他の奴らにも伝えろ、行け!」


 確かに、この騒動の種をまいたのは俺だが、好き勝手に騒動を大きくしていった連中に腹が立っていた。

 自分の行動を棚に上げて何を言ってると言う者もいるだろうが、そんな事は知らん。


 もう、これ以上の殺し合いを見るのは沢山だった。

 東門の前から獣人族を追い返したら、飛翔のスキルを使って王都の空へと舞い上がる。


 思いっきり翼を広げて空を飛ぶのが、これほど気分の良いものだとは知らなかった。

 王都の空を旋回しながら、探知スキルを最高レベルで発動し、王都に紛れた獣人族を探し出す。


「1人、2人、3人……結構入り込んでいやがるな。全てマーク……転送!」


 建物の影などに身を潜めている者も含めて、全員を探し出し、マーキングしたらマーゴの里近くの草原に放り出した。

 どっちに里があるかまでは教えてやらん、自分で何とかしやがれ。


 高度を上げて上空から王都を見下ろすと、未だに戦闘を継続しているのは東門に通じる街道に陣取った獣人族の一団と、西から攻め込むアルマルディーヌの軍勢だけだった。

 城壁や城門の近くには、息絶えたか身動き出来ないほどの負傷を負った者と精魂尽き果てた兵士の姿しかない。


 獣人族の一団は、先程俺に追い払われた連中と離れた場所に控えていた連中が攻める戻るで揉めているようだ。

 上から眺めた感じでは、殆どの者がサンカラーンの方角に退却する意思も示さず、最後まで抵抗を続けるつもりのようだ。


「下らねぇ……何でそんなに殺し合いたいのかねぇ、ストームランス!」


 アルマルディーヌ兵と獣人族が争っている中間地点に、レベル8相当の風属性魔法の槍を雨のように降らせた。

 一発着弾するだけで5メートルほどのクレーターが出来るほどの威力の魔法が、雨のように降り注げばアルマルディーヌ兵、獣人族双方から多くの者が巻き込まれ肉片へと姿を変えた。


「今すぐ武器を捨てて戦闘を止めろ! 逆らうなら、次はお前らの頭の上に降らせてやるぞ!」


 拡声のスキルを使って、戦場全体に響き渡るように叫ぶと、アルマルディーヌ側も獣人族側も動きを止め、持っていた武器を地面に放り出した。


「そのままアルマルディーヌ兵は西に向かって後退しろ! 獣人族は左に向かって後退だ!」


 双方の鼻面に脅しの一撃を加えると、ノロノロとした動きだが後退を始めた。


「クリエイト・ゴーレム!」


 双方の動きを監視するように、境界線となった辺りから総数20体の土の巨人を立ち上がらせた。

 素早い動きも出来ないし、自重による圧し潰しぐらいしか攻撃手段をもたないが、身長20メートルもの巨人が立ちはだかれば、向かっていこうという気にはならないだろう。


 戦いを中断させた後は、獣人族の一団の上空へと移動して、威圧を込めて命令をくだした。


「サンカラーンへ送還する。100人程度の塊になれ、早くしろ!」


 上空から探知魔法で確認すると、残った獣人族は3千人にも満たなかった。

 ドードの話では、こちらに来た獣人族だけでの2万人ぐらいはいたはずだから、残っているの15%ぐらいだ。


 塊になった獣人族を、片っ端からマーゴの里近くの草原へと空間転移魔法で転移させる。

 削られる魔力は、エナジードレーンのスキルを使って獣人族から奪った。


 こんな便利なスキルがあるなら、さっさと探して使っとけよな……俺。

 最後に転移させるグループには、テーギィの姿があった。


「これだけ暴れ回ったんだ、さぞや満足だろう」

「いいや、アルマルディーヌの王族どもには俺達の牙は届かなかったからな」

「ふざけるな! そのままサンカラーン帰るとかぬかして、兵士でもない女子供まで殺しやがって」

「ふん、そんなもの王国の連中だって……がはっ!」


 反論するテーギィの鼻っ柱を殴りつける。


「うるせぇ! その殺し合いの連鎖を断ち切ろうと足掻いてるのに、邪魔しやがって……今度やったら俺がお前らをぶっ殺す! 覚えとけ!」


 理不尽だとか、身勝手だとか言われたって知るもんか。

 下手に出ても終わらないなら、力ずくでも終わりにしてやる。


「転送!」


 テーギィは、ボタボタと鼻血を流しながら何か言いたげだったが、反論は聞かずにサンカラーンへと転送した。

 これで獣人族の始末は終わった。


 翼を畳み、探知魔法で確認してから王城の中へと転移する。

 向かった先は、城に魔法封じの結界を施す装置が置かれた部屋だ。


 王城を取り囲むように設置された4つの装置に蹴りを入れて破壊した。

 問題無く魔法が使えることを確認した後、次の場所へと転移する。


 その男は、豪華な椅子にもたれ掛かるように腰を下ろしていた。

 アルマルディーヌ王国国王ギュンターは、以前に見掛けた時よりも10歳ぐらいは老けて見える。


「オミネスの刺客か……」

「はぁ? 何の話だ?」


 俺の姿を目にした時には驚きもしなかったギュンターは、俺の返事を聞いて目を見開いた。

 丸いテーブルを挟んで、向かいの椅子を横に向けて座る。


 背もたれは、尻尾のある竜人の姿には邪魔なのだ。


「貴様、オミネスに雇われているのではないのか?」

「何言ってんだ? 俺はベルトナールに召喚された境界の渡り人だ。人の生活を滅茶苦茶にしやがって、俺はこんな身体になっちまった。ムカついたから殺したけど、何か文句あるか?」

「なっ……何だと、オミネスが王位を狙ったのではないのか?」

「オミネスの商人とは取り引きがあるが、オミネス政府とは何の繋がりも無いぞ」

「ではノランジェールの兵を攻撃したのは……」

「カルダットがアルマルディーヌの手に落ちれば、色々と不便だから味方するのは当然だろう」

「チャベレス鉱山で反乱を起こしたのは?」

「あんたさ、人族が同じ扱いを受けていたらどうするよ? 助け出したいと思うのがとうぜんだろう。 まぁ、その後の騒動は俺にとっても誤算だったがな」


 俺が言葉を切ったところに、兵士が駆け込んで来た。


「申し上げ……貴様、何者だ!」

「良い! 騒ぐな、報告を続けよ!」

「はっ! 東門の前に陣取っていた獣人族が消えました。目撃した者によると、竜人が追い払ったという……」

「もう良い、下がれ! それと、ここには人を近づけるな!」

「はっ!」


 ギュンターが追い払うように手を振ると、伝令の兵士は不満げな表情を浮かべつつも退室していった。


「何がしたい?」

「だから言っただろう。奴らの暴走は俺にとっても誤算だったって」

「では、何をしに来た」

「今後の話をしたい」

「それは、貴様がサンカラーンの代表となるという意味か?」

「あぁ、そう思ってもらって構わない。もう面倒だから、従わない奴らはぶっ殺してでも止めてやる」


 ギュンターは底光りする瞳で俺を射抜くように見詰めたあと、一つ頷いてみせた。


「いいだろう。この騒ぎの始末、どうつけるつもりだ?」

「俺からの要求は、30日以内に全ての獣人族の奴隷をオミネス経由で解放することだ」

「今回の騒動で、多くのアルマルディーヌ国民の命が奪われた。その補償はどうするつもりだ?」

「何も……補償はしない」

「何だと! これだけの損害を……」

「あー……うるせぇ! 嫌ならこの城丸ごと吹き飛ばす。サンドロワーヌを更地に変えてもいいぞ。だいたい、今まで散々獣人族を奴隷として扱き使って来た事に対する補償が出来るのか? ウダウダ金払えの嫌だの言ってたら、いつまで経っても終わらねぇだろう?」

「それでアルマルディーヌ国民が納得すると思うのか?」

「それを納得させるのが、あんたの仕事じゃないのか? 俺はサンカラーンで従わない奴は、ぶっ殺してでも止めるって言ってるんだぜ」


 黙り込んだギュンターは、俺の真意を確かめるかのような視線を向けて来る。

 当然、真正面から受け止めて目を逸らすつもりはない。


「できるのか?」

「できるのかじゃねぇ……やるんだよ。あんた、いつまで殺し合いを続けるつもりだ?」

「いいだろう。その要求飲んでやる。その代わり、30日以降にアルマルディーヌに足を踏み入れた獣人は、有無を言わさず殺すが構わないか?」

「いいんじゃねぇの。これまで殺し合いを続けて来たんだ、すぐに仲良くしましょうなんてのは無理に決まってる。だから当分の間は、お互いに関わらない。10年掛かるか、20年掛かるか分からねぇけど、お互いの頭が冷えるまでは関りを持たないようにする。どうだい?」

「良かろう、その期間が明けるまで、アルマルディーヌからサンカラーンに足を踏み入れた者も殺してもらって構わんぞ」

「分かった、遠慮なくそうさせてもらう」


 席を立った俺に、ギュンターが問い掛ける。


「書面にしなくても良いのか?」

「いつでも反故に出来る紙切れなんか意味無いだろう。俺は俺の誇りに賭けて約束した。あんたが約束を反故にするなら命をもらい受けるだけだ」

「良かろう、アルマルディーヌの国王として約束を守ろう」


 食えないオッサンと渋い笑みを交わして、ゴルドレーンの王城を後にした。

 移動した先は、オミネスとの国境の街ノランジェールだ。


 いまだに通行は再開していないようだが、今日の用事は国境の橋ではない。

 ノランジェールの北側、サンカラーンの森との間に広がる草原に溝を掘る為だ。


 ノランジェールの街は、深い谷によってアルマルディーヌ側とオミネス側に別れている。

 その谷と同じ深さの溝をアルマルディーヌとサンカラーンの間に堀り進め、物理的に往来を断絶するのだ。


 これまで、アルマルディーヌから奴隷狩りが行われていたように、サンカラーンからは物資の略奪を行う者がいた。

 その相互の悪しき往来を断つのが目的だ。


 作業は至って簡単、空間転移魔法を使って、掘り下げる部分の土をアルマルディーヌ側に積み上げる。

 これで深さ10メートルを超える溝と、高さ10メートルを超える壁が出来上がる。


 途中、あちこちに空間転移して、ゆるパクやらエナジードレーンやらを使って魔力を補給しながらガンガンと作業を進め、その日のうちに作業を終えてしまった。

 これでサンカラーンからアルマルディーヌに入るには、オミネスを経由するか万年雪を抱く山に登るしかない。


 日暮れまで作業を続けてダンムールに戻ると、ラフィーアに泣き付かれてしまった。


「ヒョウマ、ヒョウマ……今まで何処に行っていたんだ。イッテツから血相を変えて出て行ったと聞かされて、どれだけ心配したか、うぅぅぅ……」

「悪かった……だが、アルマルディーヌとの問題は片付けてきたぞ」

「片付けた……?」

「あぁ、チャベレス鉱山も解放したし、奴隷繁殖場も解放された。アルマルディーヌにいる獣人族は30日以内にオミネス経由で解放される」

「ほ、本当なのか?」

「俺がラフィーアに嘘をつくと思うのか?」

「あぁ、ヒョウマ、ヒョウマ……やはりヒョウマは私の選んだ男だ」


 ラフィーアは、俺の首筋にグリグリと頬を擦り付けながら、ゴロゴロと喉を鳴らし続けた。

 アルマルディーヌとの交渉は終わらせたが、サンカラーン国内を納得させられた訳ではない。


 ラフィーアと一夜を過ごした翌朝、ハシームにサンカラーンの全里長を集めた会議の開催を進言した。

 賛同を得られなければ、ハシーム相手でも強硬策に出なければならないと覚悟はしていたが、あっさりと承諾してくれた。


「ヒョウマよ。ダンムールとしてはヒョウマとギュンターの取り決めを全面的に支持するが、それはアルマルディーヌからの被害を受けていないからだ」

「分かっている。実際に被害を受けた里とすれば、何の保証も無い停戦案には賛同しかねるだろう。だが、こんな殺し合いを続けていても何の益も無い。もう未来を向いて歩き出すべきだ」

「そうだな。片付ける問題は山積みだが、未来を見据える時だ」


 この日から5日間を掛けてハシームと全ての里を回り、里長会議の開催を取り付け、10日後にダンムールで会議を始めた。

 当然、被害の多寡によって主張は異なり、話し合いは紛糾したが、硬軟合わせた力業で賛同を勝ち取った。


 硬は腕力、軟は里の発展だ。

 俺が整備したダンムールの里とシレウニア、ケルゾーク、カルダットへと続く街道を見て、戦いよりも平和な環境での発展を多くの里が選んだ。


 そして、これまで最も強硬派だったマーゴの里長ビエシエが俺の味方に付いてくれた事も大きかった。

 アルマルディーヌから戻って来た者、奴隷繁殖場で生まれ育った者への支援など、様々な問題は残っているが、アルマルディーヌと長きに渡った戦争は終結した。


 里長会議を終えた後、ハシームや樫村に断わって5日間ほど休みを取った。

 ラフィーアとアン達を連れてダンムールの東にある草原へとキャンプに来た。


 テント代わりの家は土属性魔法で作れるし、食糧その他必要な物はアイテムボックスに入っている。

 草原で狩りをして獲物を料理しても良い。


 日本と違って携帯電話も無いから、どこからも誰からも邪魔はされない。


「ヒョウマ、里からはどのぐらい離れているのだ?」

「そうだな歩いて三日ぐらいかな」

「誰かに場所を知らせて来たのか?」

「いいや、誰にも伝えていない」

「では、こんな物はいらないな……」

「ラフィーア?」


 ラフィーアは、身に着けていた服を全て脱ぎ捨てた。

 俺も服を脱ぎ捨てて、全部アイテムボックスに放り込んだ。


「気持ちいいな、ヒョウマ!」

「あぁ、風が心地良い」

「ヒョウマ……2人きりだな」

「あぁ、休みが明ければ忙しくなるが、今は2人き……おぅ、サンクもシスもいるな」


 暫く留守がちにしているうちに、サンクもシスも大きく育っていた。

 ここに、いずれは俺とラフィーアの子供も加わる予定だ。


「ヒョウマ……ずっと一緒だぞ」

「当たり前だ。離さないからな」

「ヒョウマ……」

「ラフィーア……」


 この先も、サンカラーンには問題が山積している、オミネスとの取り引きも増やしていかなければならないし、クラスメイトの行く末も考えなければいけない。

 樫村に獅子獣人の嫁さんも探してやらなきゃいけないな。


 この先、どんな困難が待ち構えていても、俺はスキル『ゆるパク』で無双してやる。


1年間ご愛読いただきありがとうございました。

追放されたけど、スキル『ゆるパク』で無双する、色々なご意見はあるかと存じますが、これにて完結とさせていただきます。

お気付きかと思いますが、全くの思い付きで書き始めた時には、ヒョウマが追放された後に『ゆるパク』の効果を知るところまでしか考えていなかった、行き当たりばったりな作品です。

今になって読み返してみると、ノープランゆえの杜撰さが目に付きますが、こうして一応の完結を迎えられたのも、読者の皆さんの応援があったからです。

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

そして、タイトルを『ゆるパク』?させていただいた書籍化作家の皆さん、この場を借りてお詫び申し上げます。

本当に、申し訳ございませんでした!!

これからは、オリジナルな作品を……と言いたいところですが、テンプレ、王道、大好きなんですよねぇ……。

一旦、充電期間を置いて、また新作を発表したいと思っております。


篠浦 知螺


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