FUJIYAMA DECK
今回は少し特別なオリジナル物を紹介することにします。
フジヤマデック
ずっとこのブログの左部分、プロフィールの所に画像を貼ってあるのでお気づきかと思いますが、私のオリジナルデザインのカードです。
記憶が曖昧ですがたしか2005年3月、某マジックショップで 「デックデザインコンテスト」が開催されました。応募作から人気投票を行い投票数の一番多かったデザインのデックを実際に製作販売する、という企画でした。
で、お絵かき好きの私は張り切って応募、なんともありがたいことに私の作品が選ばれました。
このカードのテーマは「純和風」です。私が静岡人であることもあり、富士山を中心に日本古来の文様をデザインし、色は藍色を選びました。なんだかバイスクルっぽいけど気のせいです。(汗)
ちなみに 「フジヤマデック」という名前をつけたのは、私ではありません。
以前から外国人の友人などに、日本らしく私らしいプレゼントを何かあげたいと思い、和風のトランプを探しているのですが、浮世絵の絵柄の物ぐらいしかみつかりませんでした。もちろんそれでも悪くはないですが、なにかもっとかっこいい和風のトランプってないのだろうか?と、それ以来ずっと思っていました。そこでこの和風のデザインを描いたわけです。このカードはUSプレイングカンパニー製ではなく、オリジナルカードの製作会社のLiberty Playing cards というメーカー製なので、だいぶクオリティが違うのですが、細かい事を言わなければもちろん十分使えます。
最終的に私のデザインに投票された方にはプレゼントされたようですし、短期間ですがショップで実際に販売されていましたので、もしかしたら私のブログをご覧の方でお持ちの方もいるかもしれませんね。遅くなりましたが、ありがとうございました。
私は賞品として2ダースいただいたのですが、その内すでに半分近くは誕生日などに友人にプレゼントしました。
実はその後、ショップから色違いも作りたいという要望があったので、もちろん承諾したのですが、それ以来音沙汰がありません。(汗) 一体、どうなったのかなぁ。
ずっとこのブログの左部分、プロフィールの所に画像を貼ってあるのでお気づきかと思いますが、私のオリジナルデザインのカードです。
記憶が曖昧ですがたしか2005年3月、某マジックショップで 「デックデザインコンテスト」が開催されました。応募作から人気投票を行い投票数の一番多かったデザインのデックを実際に製作販売する、という企画でした。
で、お絵かき好きの私は張り切って応募、なんともありがたいことに私の作品が選ばれました。
このカードのテーマは「純和風」です。私が静岡人であることもあり、富士山を中心に日本古来の文様をデザインし、色は藍色を選びました。なんだかバイスクルっぽいけど気のせいです。(汗)
ちなみに 「フジヤマデック」という名前をつけたのは、私ではありません。
以前から外国人の友人などに、日本らしく私らしいプレゼントを何かあげたいと思い、和風のトランプを探しているのですが、浮世絵の絵柄の物ぐらいしかみつかりませんでした。もちろんそれでも悪くはないですが、なにかもっとかっこいい和風のトランプってないのだろうか?と、それ以来ずっと思っていました。そこでこの和風のデザインを描いたわけです。このカードはUSプレイングカンパニー製ではなく、オリジナルカードの製作会社のLiberty Playing cards というメーカー製なので、だいぶクオリティが違うのですが、細かい事を言わなければもちろん十分使えます。
私は賞品として2ダースいただいたのですが、その内すでに半分近くは誕生日などに友人にプレゼントしました。
実はその後、ショップから色違いも作りたいという要望があったので、もちろん承諾したのですが、それ以来音沙汰がありません。(汗) 一体、どうなったのかなぁ。
CUFFS !
なんだか危険な質問のようですが、誤解しないで下さいね。いわゆる手錠をかけられて、なんらかの不自由な状況におかれ、そこから脱出するというマジック。この脱出マジック、有名なマジシャンなら必ず一度はチャレンジするようで、やはりみなさんハリー・フーディーニに取り付かれているのかもしれません。
私はといえば、やはりこの身近に無い 「手錠」っていうやつに、ちょっと魅力を感じていました。
普通は手錠=犯罪者なのでしょうが、これを読んでる方々は手錠=マジシャンですよね?
映画 「マジックボーイ」の中で、主人公の少年が手錠をかけられた状態で牢獄にいれられ、そこから脱出するシーンがあります。それを見た私は、「これもマスターしてみたい」と思いました。
しかし、さすがに当時子供だった私は、手錠を購入するまでには至りませんでした。
マジックショップのカタログで、チェーンや革製の物を見かける事はありましたが、高価だったので手が出ませんでした。それにこれを演じる機会なんて、現実的に無いように思えたからです。
その後、なぜか知らないけれど偶然行った雑貨店で 「手錠」を発見、安価だったので購入してみました。もちろん本物ではないですが、金属製で鍵がないと開かない作りになっています。しかし、手品用でもないのでコレを使ってマジックはできず、ジョークグッズとして使っていました。
右の写真は金属製ではありますがおもいきりおもちゃで、本体に付いているポッチを押せば簡単に開くものです。でも、これって説得力はないかもしれないけれど、昔テレビで観た「クロースアップで演じる手錠を使ったマジック」を演じるのによく使っていました。
マジシャンは指錠を観客の指にはめて簡単に脱出できない事を確認してもらいます。鍵を使ってはずした後、マジシャンの指にはめてもらいます。脱出する様子を見られないように手にハンカチをかけてもらいますが、次の瞬間、片手を出してハンカチをかけるのを手伝ったり、「脱出するまでの時間を計ってください」 と、片手を出して時計を示してみせます。「おいおい、もうはずれてるじゃん!」と観客から笑いと突っ込みが起こります。
本来エスケープマジックに使われ、危険な感じのする手錠や指錠ですが、コメディとして演じることで、断然私好みのマジックになります。以前テレビで、ふじいあきら氏、マーカ・テンドー氏、マルコ・テンペスト氏が演じていたので、ご覧になったことがある方もいるかもしれません。
やはり、私のつたない文章ではこのマジックの魅力が伝えきれていないと思いますので、Diamond Jim Tyler氏の演じる 「 FBI Trick」 の動画をご覧下さい。
マジックピンズ
先日、テンヨーの新製品を紹介するにあたって、オフィシャルサイトで昔の製品について色々と調べていました。「テンヨー製品の歴史」では製造中止になったグッズも紹介されていますが、掲載されていない物も多いですよね。いわゆるディズニーやポケモンなどのキャラクターがらみの物。または企業がらみの製品です。毎年発行されているテンヨーのカタログには掲載されていますが、それっきりで、今まで発売されたそれらの商品をネットで見ることはできないようです。もちろん現在販売中の物は、店頭やネットで探し出す事は可能ですが。
でも、更になかなか情報が得られないのが Tokyo Disneyland (以下TDL)内のマジックショップ等、園内のみで販売されているテンヨーの製品。最近ではデパートなどのディーラーさんのいるショップにそれらの商品が流れる事があるようですがすべてはないようで、園内でしか買えないというスタンスを守っている物もあるようです。
相変わらず前置きが長いですが、今日紹介するのはそんな商品。
昔TDLに行った時にマジックショップで購入しました。なにやら、ピンズ(金属製ピンバッチ)が流行った時期があるらしく、その時に発売された商品のようです。現在売っているかは不明です。
手の中を透視する超能力!
(現象)
ミッキー、ミニー、プルートの3個のバッチを裏向きにして、観客に指示通りに混ぜてもらいます。その間マジシャンは見えないように後ろを向いています。混ぜ終わったら1個をマジシャンの手の中に握らせてもらい、残りの2個は観客の両手に1個ずつ握ってもらいます。その状態でマジシャンは、どの手の中にどのバッチが入っているのかをすべて言い当ててしまいます。
結構不思議なメンタルマジックです。使われている原理は古くからあるもののようですが、バッチに施された巧妙な仕掛けが素敵です。考案者の名前が書かれていないのですが、この仕掛けも以前からあるものなのでしょうか?
バッチとしてみても普通に使用できますし、ミッキーがカード、ミニーが4つ玉、プルートがウォンドにシルクハット、とマジック色満載なのでとても楽しい物になっています。
消える!現れる!不思議なピン!
(現象)
マジシャンは手に持ったバッチを見せ、ハンカチをかけます。
お呪いをかけハンカチをどけると、バッチは消えてしまっています。
そのハンカチに息を吹きかけると、なんとバッチは瞬間的にマジシャンのシャツの胸元に留められて現れるのです。
うまく演じると、とても鮮やかで華麗なマジックです。ハンカチも付属していますが特に仕掛けはありません。でも、このハンカチ、とてもきれいなシルバーで、大変高級感のあるマジックっぽい物なのでお気に入りです。ちなみにこのバッチは仕掛けがあるので、普通のバッチと同様に使用する事はできません。
以上、ピンズマジックですが、「商品名ってこれなのか?」って今日気がつきました。(笑)
TDLには、20年くらい前には毎年のように遊びに行っていたのですが、最近はめったに行かなくなりました。その間に東京ディズニーシーもでき、TDLとまとめて東京ディズニーリゾートと呼ばれるようになりました。最後に行ったのは4年位前のクリスマス。そろそろ「夢と魔法の王国」にまた行きたくなってきました。
でも、更になかなか情報が得られないのが Tokyo Disneyland (以下TDL)内のマジックショップ等、園内のみで販売されているテンヨーの製品。最近ではデパートなどのディーラーさんのいるショップにそれらの商品が流れる事があるようですがすべてはないようで、園内でしか買えないというスタンスを守っている物もあるようです。
相変わらず前置きが長いですが、今日紹介するのはそんな商品。
昔TDLに行った時にマジックショップで購入しました。なにやら、ピンズ(金属製ピンバッチ)が流行った時期があるらしく、その時に発売された商品のようです。現在売っているかは不明です。
(現象)
ミッキー、ミニー、プルートの3個のバッチを裏向きにして、観客に指示通りに混ぜてもらいます。その間マジシャンは見えないように後ろを向いています。混ぜ終わったら1個をマジシャンの手の中に握らせてもらい、残りの2個は観客の両手に1個ずつ握ってもらいます。その状態でマジシャンは、どの手の中にどのバッチが入っているのかをすべて言い当ててしまいます。
結構不思議なメンタルマジックです。使われている原理は古くからあるもののようですが、バッチに施された巧妙な仕掛けが素敵です。考案者の名前が書かれていないのですが、この仕掛けも以前からあるものなのでしょうか?
バッチとしてみても普通に使用できますし、ミッキーがカード、ミニーが4つ玉、プルートがウォンドにシルクハット、とマジック色満載なのでとても楽しい物になっています。
(現象)
マジシャンは手に持ったバッチを見せ、ハンカチをかけます。
お呪いをかけハンカチをどけると、バッチは消えてしまっています。
そのハンカチに息を吹きかけると、なんとバッチは瞬間的にマジシャンのシャツの胸元に留められて現れるのです。
うまく演じると、とても鮮やかで華麗なマジックです。ハンカチも付属していますが特に仕掛けはありません。でも、このハンカチ、とてもきれいなシルバーで、大変高級感のあるマジックっぽい物なのでお気に入りです。ちなみにこのバッチは仕掛けがあるので、普通のバッチと同様に使用する事はできません。
以上、ピンズマジックですが、「商品名ってこれなのか?」って今日気がつきました。(笑)
TDLには、20年くらい前には毎年のように遊びに行っていたのですが、最近はめったに行かなくなりました。その間に東京ディズニーシーもでき、TDLとまとめて東京ディズニーリゾートと呼ばれるようになりました。最後に行ったのは4年位前のクリスマス。そろそろ「夢と魔法の王国」にまた行きたくなってきました。
大道芸ワールドカップ in 静岡 2007 情報
期間は、11月1日(木)~11月4日(日)です。
大道芸ワールドカップ in 静岡って何ですか?という方、または知っているけど今年の情報を知りたいぞ。という方は
公式サイトをご覧下さい。→ http://www.daidogei.com/
ガイドブックが10日に発売されたようで、書店に行ってみたら山積みになっていたので早速購入してきました。
今年も海外から素敵なパフォーマーが、たくさん来静するようで、楽しみ。ただ、初来日のパフォーマーの中に、正統派マジシャンの方がいないのが少し残念かも。毎年一人くらいは入れて欲しいなぁ。
去年、おととしの、私の大道芸ワールドカップレポートを読みたい方は、
こちらをクリックしてご覧下さい。
先程気がついたのですが、プレミアムステージ等のチケットが、今年は前売りされています。
行かれた方はわかると思いますが、毎年、朝早くチケット売り場に行っても長蛇の列で、見ただけで購入を諦めざるをえない状態でしたよね。私は最初から諦めて、毎年各演技ポイントを渡り歩き、なるべくたくさんのパフォーマンスをがんばって観ています。しかし、いつも土日の2日間しか行けないので、当然のごとくスケジュールから漏れて見逃してしまうパフォーマンスも多く、結局優勝した方の演技を観てなかった事もあります。(汗)
昨年も少し書きましたが、開催が近くなったら、県外からお越しになる方が十二分に楽しんでいかれるように、もう少しつっこんだ静岡のちょっとした情報などを書きたいと思っています。
昨年のおせっかいアドバイス記事をお読みになる方はここ←をクリック。
ホワイトインパクト
ホワイトインパクト マシュー・ビシュ
(現象)
観客に1枚のカードの名前を自由に言ってもらいます。
マジシャンは1組の白いカードを見せます。両面とも何も印刷されておらず、真っ白です。マジシャンはトランプに名前が書いてあると言って探し始めます。すると、「あなたの」「えらんだ」「カードは」という3枚のカードが出てきます。それらを並べ、残りのカードをテーブルの上に広げると、なんと広がった状態のカードに観客が自由に言ったトランプの名前が現れます。
FISMの発明部門で一位を獲得した作品です。
考案者はMathieu Bich氏。オリジナルの商品は「Spreadwave」という名前で、もちろん英語版ですがCD-ROM付きで、日本のマジックショップでは5000円前後で販売されています。
カードをスプレッドすると絵や字が現れるマジックは今までにもありましたが、このマジックの凄い所は観客に、「本当に自由に好きなカード」 を言ってもらえるという点です。
実際、想像通りで結構覚える事がありました。
Spreadwave を持っていないのでわからないのですが、ホワイトインパクトの説明書に 「テンヨーがセットやシステムに改良を加え、より演じやすくなっている」と書かれていました。確かに説明は分かりやすいのですがどうしても手順は複雑に感じます。これで演じやすくなっているのなら、オリジナルはどれだけ演じにくいのでしょうか?だからCD-ROM付きなのかも。
このマジックいまだ練習中です。今の所、まだまだスムーズに演じられません。(汗)
説明書には、このマジックを演じる時に効果的なセリフなどか書かれていますが、話しながらこのマジックを鮮やかに演じられるようになるには、少し時間がかかりそうです。
以前、Mathieu Bich氏がテレビでこのマジックを演じていた時には、途中から音楽をかけて演じていました。この方が考える余裕ができますし、なによりかっこいいですよね。
難しいテクニックは必要ありませんから、ぜひとも手順を練習してマスターしたいと思います。
オリジナルの 「Spreadwave」の動画を こちら←から観る事ができます。
フォーチュンドーナツ
フォーチュンドーナツ 考案:菅原 茂
(現象)
マジシャンは12枚のトランプが描かれているドーナツ状のカードを取り出します。観客にその中から自由に1枚選んでもらい、そのトランプをハサミで切ります。あらかじめテーブルに置いてあった予言のカードを見ると 「今日のあなたのラッキーカードは赤」と書かれています。切ったトランプをウラ返すと、なんとそれ1枚だけ裏の色が赤で、他のトランプの裏はすべて青なのです。
ドーナツカード:20枚入り。
商品を手にしてまずとても意外で驚いたのが、はさみが付属しているということ。・・・ということは、そういうことですか?( どーいう事だ?・笑)
一応購入前に、色々とこの現象を可能にする方法を考えておいたのですが、はさみが付属しているのを見た時点で真っ白になりました。(笑)でも、このはさみはどちらかというとテンヨーの親切心で付いているのであって、絶対にこのはさみを使わなくてはいけないわけではありません。
視覚的にも現象的にも新しく、とても面白いマジックだと思います。しかも簡単です。
いわゆる、「どうやったらそーいうアイデアを思いつくのかな?」 と感心してしまうマジックです。
切り取ったトランプを観客にラッキーアイテムとして、プレゼントすることもできます。ドーナツ状のカードは当然消耗品ですが、なくなったら別売り20枚1000円で購入できるようです。
魔法のスコープ
魔法のスコープ 考案;下村知行
(現象)
マジシャンは4枚のフレームを取り出します。ミニカードの中から観客に1枚選んでもらい、マジシャン見えないようにこっそりと1つのフレームに入れてもらいます。他のカードも同様にフレームに入れ混ぜてしまい、それらをスタンドに立てます。
マジシャンは魔法のスコープを取り出して覗き、観客が選んで入れたカードをズバリ当ててしまいます。
フレームに入る物なら付属のミニカードでなくても、コインを4種類入れたり、好きな人の名前、欲しい物などを4枚の紙に書いてもらい入れて、それを当てるなど様々な使い方ができます。
すべての道具を収納できるキャリングケースが付属しています。テンヨーらしい親切さですね。
よく色々仕掛けるなぁ、と感心しました。
超能力スコープ 考案:下村知行
(現象)
超能力の実験に使われる5つのESPマークが描かれたプレートがあり、観客の1人がその中の1枚を選びます。別の観客がスコープをのぞくと、選ばれたマークがズバリわかってしまいます。しかも不思議なことに、当てた本人もなぜ当たったのかわかりません。
ロック機能こそついていませんが、こちらのスコープの方が断然見やすくて好きです。
というか、これを使って大いに盛り上がったいい思い出があるのです。これはこれで新製品に比べ怪しさも少なく、いいマジックだと思うのですが、残念ながら製造中止になっているようです。
超スプーン曲げ
超スプーン曲げ 新しい機構の考案:菅原茂
(現象)
固い金属のスプーンが相手の目の前で、ひとりでに動き出しゆっくりと曲がっていき、最後には折れてしまいます。
※スプーンは繰り返し使用できます。
私は基本的に超能力っぽいマジックにあまり興味がないのですが、以前この商品が発売される事を紹介した時に、色々と情報をいただき興味がわき、更にテンヨーが発売するスプーン曲げってどんなアプローチなのか知りたくて購入してみました。
ジョークマジック用に使用するスプーンは色々と持っているのですが、この機会にまともにスプーン曲げマジックを、ひとつくらいマスターするのもいいかもという気持ちもあったりします。
テンヨー製品ですが付属のスプーンは金属製です。最後には折れてしまうのにスプーンが消耗品ではない点からなんとなく想像はついていました。以前同じようなアイデアのマジックを購入したこともあったのですが、基本的な原理はそれとほぼ同じです。先日は、「パーフェクト・ベンド」Erez Moshe 4800円と機構は同じだと思う、という情報もいただきました。スプーンは手に持っているだけで自然と曲がっていきます。演じていて面白いですが、やはり必要なのは演技力です。折れたスプーンを観客に渡して調べてもらうことも可能。もちろん、手順をスムーズに行うには練習が必要です。
ついでにテンヨーのテンヨーらしいスプーン曲げマジックをご紹介。
(現象)
マジシャンはスプーンの描いてあるカードを見せ、観客にイニシャルなどの印をつけてもらいます。そしてカードを裏向きに持ってもらいます。あと2人の観客にもカードにも、同じように印をつけてもらい、カードを持ってもらいます。念力をかけたあとカードを見てもらうと、1人目の観客のスプーンは曲がっており、2人目のスプーンはねじれていて、最後の人のスプーンはなんと切断されています。もちろんそれぞれの印はついたままです。
1977年に発売されたテンヨー製品で、現在は販売されていません。写真を見るとお分かりの方も多いと思いますが、「OUT TO LUNCH」の原理を使用しています。タネあかしになるので説明できませんが、日曜手品師さんのブログで、このマジックを含め、この原理を使用したマジックをたくさん紹介して下さっているので、ご存じない方はそちらをご覧になって察してみて下さい。
その後、絵のスプーンが曲がるというマジックグッズがいくつか販売されています。スケッチブックに描いたスプーンが曲がるというマジックは、テレビでもプロマジシャンの方が演じているのでご覧になった方も多いのではないでしょうか。個人的に本物の金属製のスプーンが曲がるマジックよりは、こちらの方がユニークで断然私好みのマジックです。
更に、ついでと言ってはなんなのですが・・・
この機会を逃したら、もう紹介するチャンスなどないと思うので。
(現象)
2本のスプーンがあります。選んでもらった1本のスプーンを軽くなでると、スプーンがぐにゃりと曲がってしまいます。
もう1本と曲がり方を比べてもらいます。
えっと、100円ショップのマジックグッズです。面白半分に買ってみましたが、見るからに弱そうな薄目のスプーンが曲がって何が不思議なのかがまず疑問。まぁ最初からジョークマジックに使えるかも、と思って購入したのでいいのですけどね。
バルーンイリュージョン
先日購入したテンヨー新製品5点の中から、まず最初に私が開封したのはこれでした。
バルーンイリュージョン 考案:小宮 賢一
(現象)
風船をふくらまして筒の中に入れ剣を刺しますが、風船は割れません!筒の中をのぞかせると剣が本当に通っているのがはっきり見えます。風船20本入り。 膨らませる為のポンプ付き。
下の写真ですが、左が新製品の「バルーンイリュージョン」で
右が1978年発売のテンヨー商品 「われない風船」です。
最初は風船をペンシルバールーンにしたクロースアップバージョンで、同じタネなのでは?と思ったのですが、『新原理』でした。
この 『新原理』って言葉に弱いんだよねぇ。(汗)ちなみに 「われない風船」は現在販売されていませんが、ターベルコースの第7巻にそのやり方が解説されています。
さて、箱を開けてまず道具を調べてみました。風船はなくなったら市販の物を使える、ということだったので、テンヨーが本当に割れない風船を開発したわけではないと判断、道具に仕掛けがあるのだろうと思っていたけれど、どこか可動したりする様子もなく、特別怪しいところは見つかりません。う~ん、これで一体どうやってこの現象を起こすのでしょう?
そこで説明書を開いてみる。余談ですけど今回の新製品の説明書、紙質が悪くなっていて解説が長いものは何枚かに分かれており、今までの説明書に慣れている私にはなんだかとても見難かったです。まぁ、それはともかく、「ふんふん、なるほど。そうやってやるのか~」確かに新原理です。なぜ今まで誰も思いつかなかったの?っていうタイプのやり方なのですが、こういうのって実際に道具を作ってあれこれ触ってみないと、産まれてこないアイデアなのだと思います。
私は風船を触った時のあの、キュッキュッ音が大変苦手で、鳥肌をたてながらおそるおそる風船をふくらまして、実際にやってみました。おぉ、できるじゃないか。(当たり前です)でも実は結構怖かったです。ちなみにバルーンアートが出来る方はこの後、プードルとか作ることも可能です。私にバルーンアートは自殺行為です。
こわごわやってみたものの、昔の「われない風船」に比べてかなりスムーズにこの現象を起こすことができます。怪しい動作はないといっても過言ではありません。筒に風船を軽く通し、剣をプスプスッ!とっても簡単でやってる本人がちょっと驚きました。(笑)
(現象)
風船をふくらまして筒の中に入れ剣を刺しますが、風船は割れません!筒の中をのぞかせると剣が本当に通っているのがはっきり見えます。風船20本入り。 膨らませる為のポンプ付き。
下の写真ですが、左が新製品の「バルーンイリュージョン」で
右が1978年発売のテンヨー商品 「われない風船」です。
最初は風船をペンシルバールーンにしたクロースアップバージョンで、同じタネなのでは?と思ったのですが、『新原理』でした。
この 『新原理』って言葉に弱いんだよねぇ。(汗)ちなみに 「われない風船」は現在販売されていませんが、ターベルコースの第7巻にそのやり方が解説されています。
そこで説明書を開いてみる。余談ですけど今回の新製品の説明書、紙質が悪くなっていて解説が長いものは何枚かに分かれており、今までの説明書に慣れている私にはなんだかとても見難かったです。まぁ、それはともかく、「ふんふん、なるほど。そうやってやるのか~」確かに新原理です。なぜ今まで誰も思いつかなかったの?っていうタイプのやり方なのですが、こういうのって実際に道具を作ってあれこれ触ってみないと、産まれてこないアイデアなのだと思います。
こわごわやってみたものの、昔の「われない風船」に比べてかなりスムーズにこの現象を起こすことができます。怪しい動作はないといっても過言ではありません。筒に風船を軽く通し、剣をプスプスッ!とっても簡単でやってる本人がちょっと驚きました。(笑)
テンヨー新製品購入
いつもは発売日に必ず仕入れてくれるおもちゃ屋さんへ、すかさず買いに行くのですが、今年はいまだに、10月下旬発売という事だけで、正確な発売日さえ発表されていません。最初は2点くらい買えばいいかな?と思っていたのに、すでに購入された方のご意見を読んだり、動画を観たりしたらすべて欲しくなってしまい、買いに行くのも面倒になってしまいました。
で、今年は初めて先行販売品をネットで購入。送料無料だったのでつい注文しちゃいました。
上の写真は先程撮ったものです。ええ、まだすべて未開封です。(笑)
これから、ひとつずつ開けて遊んでいきますので、感想等はもう少しお持ち下さい。
ちなみに・・・テンヨーの新製品は他にも色々とありまして、その中でも、買わないと思いますが
↓これがちょっとだけ気になってたりします。(汗)11月下旬発売3,780円(税込)だそうです。
マジシャン養成キット マジックワールド
I Love You, 答えてくれ
このブログ始まって以来、初めて(?)の音楽の話題です。実は場違いかな?と思ってずっと遠慮していたんですが、自分のブログで遠慮する必要ない事に最近気がつきました。(笑)
私はあまり音楽を聞かない方なのですが、唯一、中学生の頃からずっとレコード~CDを買い続けているアーティストがいます。それが「中島みゆき」さん。はい、大ファンなんです。
彼女はほとんどテレビに出演しないので、ご存じない方もいるかもしれませんが、2002年に「地上の星」でNHK紅白歌合戦に出演して以来、一気に知名度が上がったのではないでしょうか。
そんな彼女の通算35枚目のアルバム 「I Love You 答えてくれ」が10/3(水)に、発売になりました。昨年の「宙船」に引き続き、TOKIOに提供した「本日、未熟者」も収録されています。
I Love You, 答えてくれ
<収録曲>
1. 本日、未熟者 2. 顔のない街の中で
3. 惜しみなく愛の言葉を 4. 一期一会
5. サバイバル・ロード 6. Nobody Is Right
7. アイス・フィッシュ 8. ボディ・トーク
9. 背広の下のロックンロール 10. 昔から雨が降ってくる
11. I Love You, 答えてくれ
彼女の歌は、軽いラブソングではないので、誰にでもたやすく受け入れられるとは思いませんが、選び抜かれた言葉できれいごとなしに綴られる詩に、心を動かされずにはいられません。今回のこのアルバムは題字が表す通り、パワフルでロックな曲が多く、圧倒されっぱなしです。
現在コンサートツアー中で、静岡には12月に浜松公演があるのですが、平日で行くのは難しかったので、同じく12月の東京国際フォーラムのチケットをファンクラブ経由でGetしました。
更にこのアルバムには、現在TBS系テレビで放送されている番組 『世界ウルルン滞在記・ルネサンス』 の主題歌、「一期一会」と、エンディング曲の「昔から雨が降ってくる」も収録されています。番組のテーマである旅と、出会いと別れを歌った素晴らしい曲です。「一期一会」のプロモーションビデオをYouTubeで観る事が出来ます。ここをクリック。
削除されやすいのでなくなってたらすみません。(汗)
その場合は、現在「Yahooサウンドステーション」で、All Time 中島みゆきとして最新曲から過去の名曲を聞くことができます。11/1まで公開中です。
中島みゆきチャンネル←こちらをクリックしてご覧下さい。
私はあまり音楽を聞かない方なのですが、唯一、中学生の頃からずっとレコード~CDを買い続けているアーティストがいます。それが「中島みゆき」さん。はい、大ファンなんです。
彼女はほとんどテレビに出演しないので、ご存じない方もいるかもしれませんが、2002年に「地上の星」でNHK紅白歌合戦に出演して以来、一気に知名度が上がったのではないでしょうか。
そんな彼女の通算35枚目のアルバム 「I Love You 答えてくれ」が10/3(水)に、発売になりました。昨年の「宙船」に引き続き、TOKIOに提供した「本日、未熟者」も収録されています。
<収録曲>
1. 本日、未熟者 2. 顔のない街の中で
3. 惜しみなく愛の言葉を 4. 一期一会
5. サバイバル・ロード 6. Nobody Is Right
7. アイス・フィッシュ 8. ボディ・トーク
9. 背広の下のロックンロール 10. 昔から雨が降ってくる
11. I Love You, 答えてくれ
彼女の歌は、軽いラブソングではないので、誰にでもたやすく受け入れられるとは思いませんが、選び抜かれた言葉できれいごとなしに綴られる詩に、心を動かされずにはいられません。今回のこのアルバムは題字が表す通り、パワフルでロックな曲が多く、圧倒されっぱなしです。
現在コンサートツアー中で、静岡には12月に浜松公演があるのですが、平日で行くのは難しかったので、同じく12月の東京国際フォーラムのチケットをファンクラブ経由でGetしました。
削除されやすいのでなくなってたらすみません。(汗)
その場合は、現在「Yahooサウンドステーション」で、All Time 中島みゆきとして最新曲から過去の名曲を聞くことができます。11/1まで公開中です。
中島みゆきチャンネル←こちらをクリックしてご覧下さい。
Lie Detector
(現象)
マジシャンは、小さな機械 (6×8.5センチ)を取り出して観客に見せテーブルに置き、これは最新型の「うそ発見器」なのだと説明します。 まず、この機械の性能を試す為に、観客の一人にお手伝いをお願いします。
これからマジシャンがいくつかの簡単な質問をしますので、すべての質問に対して「いいえ」と答えるように頼みます。
「あなたは男性ですか?」「いいえ」「あなたは既婚ですか?」「いいえ」「あなたは日本人ですか?」「いいえ」観客が嘘をつくと機械はすぐに反応し「ピーピーピー」と音を出します。
「この機械がとても高性能であることがわかりましたよね」
マジシャンは1組のカードを取り出し、適当に10枚ほどのカードを抜き出します。その中から観客に1枚選んで覚えてもらいます。そのカードを1組に戻したらよく混ぜます。
「これからカードを一枚ずつめくって見せていきます。その都度、これはあなたの選んだカードですか?と聞きますから、すべてにいいえと答えて下さい。あなたのカードだったとしても、知らんぷりして、いいえと答えて下さい。よろしいですか?」
「これはあなたの選んだカードですか?」 「いいえ」・・・
カードを一枚ずつ見せながらこの質問を繰り返していきます、そして観客が選んだカードなのに、観客が「いいえ」と答えた瞬間、嘘発見器が「ピーピーピー」と反応します。
「ははぁ、これがあなたの選んだカードですね」
以前、Mr.マジシャンで販売されていたマジックで、残念ながら現在はカタログ(2006年12月総合カタログ)から消えてしまっています。ただ、ネットショップのカタログには今でも載っています。在庫があるのかどうかは定かではないので、詳しくは直接お問い合わせ下さい。
ちなみに上の写真の「LIE DITEDTOR」という文字は、後から私が貼ったものです。
このマジックは、演出次第でかなり遊べるとても楽しいものです。現象説明では、シンプルな質問しか書きませんでしたが、プライベートな質問や意地悪な質問をして、爆笑を得る(?)事ができます。演技の最後にも、マジシャンが 「今日はとても素敵な観客でした」と、言うとすかさず「ピーピーピー」と音が鳴るというオチまで用意されています。
このグッズ、大好きでよく演じていたのですが、残念ながら随分前に壊れてしまいました。電気製品っていつか壊れてしまう事があるのが悲しいですよね。複雑な機械ではないとはいえ、直せるような知識はありませんし。そもそも、私は不良品に当たる確立もかなり高いのです。
そもそも、このマジックグッズに使用する電池は日本では入手困難な物なので(サイズ的には単5形に近いが大きさが微妙に異なる)、直ったところで色々面倒です。
何か代用できるおもちゃとかないだろうか?と、色々と模索し続けているのでした。
以前テレビでふじいあきら氏が、サロン用(?)の嘘発見器を演じていました。同じ演出で、観客が嘘をつくとハンマーがひとりでに揺れて鐘を打つ、というものです。情報を探している方もいるようでしたので、ついでに書いておきます。※以下2点は私が持っているわけではありません。
オランダのメーカーアンベルディから販売されていた物で、検索してみたのですが既に製造中止になっているようで、海外でもオークションくらいでしか手に入らない品のようです。
アンベルティはエレクトロニックを利用したマジックグッズを多く開発販売しており、大変評判のよいメーカーだったようです。製品のいくつかは昔、Mr.マジシャンでも販売されており、この製品も、「うそ発見器」の名前で、70,000円で販売されていました。とっても高価ですね。
Lie Detector Helmet - Jeff Smith
観客に嘘発見器型のヘルメットをかぶってもらいます。
演出としては上記のものと同じですが、観客が嘘をつくとライトが点滅しブザーが鳴ります。オプションで煙を出すこともできるそうです。以前45,000円で売られていた物ですが、検索したらまだ海外では300ドルくらいで販売されていました。以前、どこかで動画を観たのですがとても大きな音がして、大変派手で大騒ぎなマジックでした。
ザ・マジック Vol.73
「マジック関連本の為に設けられた棚のスペースは」 広くないものの、東京堂出版の本などもそこそこ並べられていています。ただ、ザ・マジック誌はB5サイズなので大きすぎて、それらが並んでいる棚には収まらない為、いつもその書棚の一番上の棚の隅に、全く関係ない本に混じって隠すように置かれています。以前はそこに数冊バックナンバーなんかもあったりしたのですが、私以外買わないので既に返品されたらしく、今はありません。
書店に入りその書棚の所へ直進する私。一番上の棚を見ましたが、そこに『ザ・マジック』はありません。「もう仕入れてくれないのだろうか?」私が頻繁に抱いている不安です。(汗)ふと、下を見ると他のA5サイズのマジック本の棚の真ん中あたりに、棚から半分近くはみだして横向きに1冊だけ突っ込まれている本がありました。「あ!」それを引き抜き、レジへ向かう私。ずっとこの店で購入し続けているので、私の為に一冊だけ仕入れてくれたんですね。あぁ、よかった。それにしてもなんて無造作な扱いなんだろう。(汗)
以前に何度か書きましたが『ザ・マジック』は年4回発行されているマジック専門の季刊誌です。
今号は特に、角矢幸繁氏の、Genii Update 『ミッキーのマジック☆ワールド』ディズニーが企画しているマジックショーについて。という記事の、2人のアメリカ人マジシャンへのインタビューがとても興味深かったです。お二人ともお若いのですが、最近のマジック・ストリートマジシャンに対する意見は、ストレートに的を射ており、大きく頷きながら読ませてもらいました。
私の大好きな、金子敏行氏の「海外お買い得情報」も掲載されていました。実は私、氏と「ハンク・リーのカタログから」を連載している、石川貴浩氏の商品紹介に結構影響されており、買った商品をただ紹介するのではなく、あれやこれや思いを巡らせるスタイルをとっているのです。
読んでいて共感できると、とてもうれしいので同じ様にに感じてくれる事を考えていつも書いています。今回も私が全く知らない商品を海外から購入して紹介して下さっています。数ある日本のマジックショップが輸入しないおもしろいマジックグッズって、まだまだたくさんあるんですね。
新しくなった表紙のデザインも楽しそうでいいですよね。見たとたん笑顔になりました。(^^)
マジックが好きでないとできないデザインですよね。