青春の一時
私の高校時代は、今の人達よりも暗かった。
何故だろうかと考えると、それは団塊の世代と言う異常なかたまりの故だ。
鮨詰め教室に受験地獄、言うならば同級生はみんな敵だった。
それに高等学校は、大学受験の予備校みたいなもんだった。
そんな訳で青春の一時(3年間)を、くら~ぁく過ごしたと言う次第だ。
翻って今の高校生には、欲をかかなきゃ大学なんて幾らでもある。
それに大学が就職を保証してくれるものでもないって分かっている。
この時代、自分の裁量(個性)次第で生きられる時代になっている。
ともあれ今日は、我が中学・高校の学園祭(東陵祭)である。
各部活やクラスがそれぞれ相談工夫の出し物を準備している。
それに加えて、たこ焼きや焼きそば、ホットドック、焼き肉などのバザーだってある。
英会話部は洋画を流していたし、ロボ競技部は軽くピンボールで遊ばせていた。
そうそう、腕相撲大会なんてのもあったな。
中学生は、各クラス対抗の合唱コンクールだ。
揃いのTシャツを着てみんなで汗をかいている。
まあ、一人一人自分の出来ることをやるって感じかな。
終われば揃って記念撮影しているクラスもあって、私の思いでにない風景だ。
それに卒業生が大勢やって来るってのも、私の頃と違うところだ。
青春の「青」は、まだまだ熟れてないって意味なんだろうか?
確かに熟れてなんていないけど、彼らは今を生きている。
たこ焼き作りにかいた汗だって、決して無駄じゃない。
この学校生活の思い出の一時をしっかりと刻み込んだろう。
そうさ!!、私達の頃よりも彼らの方が性強く生きている。
今日ばかりは、広いグランドも閑古鳥が鳴いていた。
| 固定リンク
« 人生の素顔 | トップページ | 誰も見てなきゃ・・ »
コメント
兄貴、青春っていい言葉ですよね。
夢に向かう力に満ち溢れています。
熟れていないのが良いのでしょうね。
硬くしっかりとした力も感じます。
政治にも欲しい力です。
青春の語源は、陰陽五行説から来ているらしいです。
春には、青いイメージ。
季節なら前年に蓄えた栄養を枝葉に出して若葉みなぎるとてつもないパワーの始まりなのですね~。
投稿: ひろ | 2013年6月 2日 (日) 06時44分
「夢に向かう力」ですか。
夢は一杯あっても、それに向かう推進力が肝心なのかも知れませんね。
青春とは夢に向かう力なり!! 私も心して、青春を謳歌すべきだな~。
山草人
投稿: 山草人 | 2013年6月 2日 (日) 07時20分