相手に少しでも早く、かつ深く自分の想いを伝える、会話の効率化のための俺的心得です。
以下の手順①が特に辛くて苦しいですが、そこさえ乗り越えれば改善は早いです。
手順①会話を録音して自分で聞く
この手順は本当に辛いので、心を鬼にして取り組む必要があります。
まずは適当な会話を録音します。録音はボイスレコーダーでなくても、スマホのアプリなどで簡単にできます。
仕事での会話より、友人との会話を録音する方がよいです。
自分の「気が張ってない」ことが多いので、改善点が見えやすくお勧めです。
録音ができたら次に再生します。
誰もいない一人だけのときに、イヤホンかヘッドホンで自分の会話を聞きます。
自分の耳に自分の声を入れるのは精神的苦痛を伴い、慣れないうちは違和感も相まって地獄~という感想になりますが、ここは何とか頑張ってください。できれば自分の感想についてのメモを取りながら聞きます。
記録は「声だけ」つまり動画でなく音声での記録をお勧めします。
(自分の見た目まで客観的に見てしまうと、改善点が増えてやることが多くなりすぎるため)
手順②声に気持ちを乗せるための試行錯誤、改善
数秒自分の声を聴くだけで、改善した方が絶対良いと強く願うようになり、もう聞きたくなくなると思いますが、ぐっとこらえて冷静に、分析と改善のための試行錯誤に取り掛かります。
声の調子を分析あるいは変化させる具体的ポイントは主に以下の通りです。
言葉の使い方は気にせず、発音の雰囲気に着目して変化させるのがお勧めです。
(言葉の使い方を同時に変化させようとするとやることが増えすぎる)
・声の高低
→ドレミファソラシで表すことができる、音階としての「高さ」です。
・発声時の「声」と「息」の混ぜ方バランス
※ハッキリ発音するのか?歌うように鼻から抜けるような発音をするか?でも印象が変わります。
・テンポ
→早口かそうでないか
・語尾を伸ばすか、短く切るか
※「お疲れさまです~~」と「お疲れさまです!」の違いのようなものです
・崩したリズムで発音するか、一音一音ハッキリと発音するか
※「あざす」と「ありがとうございます」の違いのようなものです
・相手の発言を待つか待たないかの「間」の取り方
→まくしたてるような間の詰め方か、相手が発言を挟む余地のある間の開け方か
・自分が考えながら話しているさまを表現するか、しないかの「間」の取り方
→テンプレ暗記パターン通りの発言であることを伝えるか、ケースバイケースを考慮思慮して言葉を選んでいるように見せるか
・テンションの差
→相手のテンションと自分のテンションの差を近くするか、離すか
・その他
語尾を下げる(同意共感)か、語尾を上げる(疑問を呈する)か
猫なで声か、そうでないか
怒りを乗せているか、そうでないか
積極的か、関心の薄い感じか
・上記すべての「調子」を一辺倒にするか、変化をつけるか
・話す相手によって、声の調子をどう変えるか
──
以上です。
上記さらに言うと、このコツができると自然と「他人の声の調子」についての分析もできるようになります。
他人の良いところの吸収、良くないところの注意を自らにもたらすことができます。
こうなればしめたものであなたは声の王者・発音の勝者になることを約束されたも同然です。
やっぱり初めはどうしても辛いのですが、やる価値は充分あるので試してみてください。という提案でした。
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