今回は、比較的新しく登場したボトラーブランド、ダン・ベーガンのハイランドを飲んでみます。
ダン・ベーガンは、ウィリアム・マクスウェル社が手掛けるボトラーブランドです。
ダン・ベーガンの由来は、スカイ島にある村の名前で、ウィリアム・マクスウェル社の創業家と村の部族と関係が深かったことで、名付けられたそうです。
1997年に誕生した当初はフランス向けのボトルを手掛けていましたが、その後はアメリカやその他ヨーロッパにも販売を広げていきました。
他のボトラー同様に、特定の蒸溜所、蒸溜年のボトルを主に販売していて、価格も1万円を超えるものが大半ですが、それとは別に蒸溜所や年数を特定しない安価なボトルも販売しています。
今回取り上げるハイランドもその一つで、シングルモルトと書かれていますが、蒸溜所と熟成年数は明記されていません。その代わり、4~5000円程度で手に入れられます。
味わいは、アルコールからの辛みはそれなりに来るものの、後から柔らかい酸味と甘さが広がります。
味わいは軽い苦みを持ちつつも、ストレート以上に辛さを感じるようになります。アルコールというよりも香辛料の辛さに近い印象です。
味わいは、苦みが前に来るようになり、あまり甘みは感じられません。
これに近いものとなると、グレンゴインなのかな、と推測されます。
700mL、アルコール度数40度、価格は5000円ほどです。
ノンエイジのシングルモルトとしては高いですが、ボトラーのボトルとなるとこれくらいかな、という印象です。
1997年生まれのボトラー
ダン・ベーガンの由来は、スカイ島にある村の名前で、ウィリアム・マクスウェル社の創業家と村の部族と関係が深かったことで、名付けられたそうです。
1997年に誕生した当初はフランス向けのボトルを手掛けていましたが、その後はアメリカやその他ヨーロッパにも販売を広げていきました。
他のボトラー同様に、特定の蒸溜所、蒸溜年のボトルを主に販売していて、価格も1万円を超えるものが大半ですが、それとは別に蒸溜所や年数を特定しない安価なボトルも販売しています。
今回取り上げるハイランドもその一つで、シングルモルトと書かれていますが、蒸溜所と熟成年数は明記されていません。その代わり、4~5000円程度で手に入れられます。
シェリー樽原酒系のボトルならば...
グラスからの香り、液色
グラスからはラムレーズンの香りがしっかり鼻を通っていきます。液色は中庸な琥珀色です。ストレート
アルコールの刺激を帯びつつ、シェリー樽原酒を思わせるしっかりしたレーズンの香りが広がります。あとからはカラメル、モルト、樽香が続きます。味わいは、アルコールからの辛みはそれなりに来るものの、後から柔らかい酸味と甘さが広がります。
ロック
アルコール感に加えてライムのさわやかな香りが揮発します。その後はシナモンや黒コショウといったスパイシーさも感じられます。味わいは軽い苦みを持ちつつも、ストレート以上に辛さを感じるようになります。アルコールというよりも香辛料の辛さに近い印象です。
ハイボール
再びレーズンの香りが先行するようになり、奥からはリンゴ、シナモンの香りも続きます。味わいは、苦みが前に来るようになり、あまり甘みは感じられません。
まとめ
マッカランほどの強さはないにしても、かなりシェリー樽原酒ならではの香りが強く、ハイランドモルトというよりもスペイサイドっぽさを強く感じられます。これに近いものとなると、グレンゴインなのかな、と推測されます。
700mL、アルコール度数40度、価格は5000円ほどです。
ノンエイジのシングルモルトとしては高いですが、ボトラーのボトルとなるとこれくらいかな、という印象です。
<個人的評価>
- 香り B: レーズンの香りが比較的強め。加水でスパイシーさが加わる。
- 味わい C: ストレートは比較的甘いが、加水で苦み、辛さが目立ってくる。
- 総評 C: シェリー樽原酒が好きならいいが、ハイランドモルトとしては微妙。