沖縄県は22日、新型コロナウイルスの感染が確認され、入院に向けて自宅で待機していた県内在住の1人が死亡したと発表した。県内で、入院調整中の感染者が死亡するのは初めて。県内の死者は合計90人になった。
県によると、患者は1月21日にPCR検査で陽性が確認され、22日に死亡した。県と入院に向けて調整していたが、容態が急変して救急搬送され病院で死亡が確認されたという。
遺族の希望で、県は年代や性別、居住地は公表しなかった。
22日正午現在、県内の入院療養調整中の感染者は106人。コロナ患者のために確保した病床354床のうち入院者は304人で、病床は85・9%が埋まっている。