介護施設で「プール方式」活用を PCR検査で厚労相

田村憲久厚生労働相は22日の閣議後の記者会見で、複数の検体を混ぜて新型コロナウイルスのPCR検査を行う「プール方式」について医療施設や介護施設での活用を自治体に呼びかけた。厚労省は15日に同方式を行政検査で使えるようにすると決めた。田村氏は「有効性が認められたので、実行していきたい」と語った。

行政検査になると患者は自己負担なく検査を受けられる。プール方式は感染者が確認されていない高齢者向け施設などで感染の有無を確認するために使う。複数人分をまとめて検査するため、検査の効率化が期待される。結果が陰性なら全員を陰性と判断し、陽性の反応が出た場合は個々の検体を再検査する。

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