[ロンドン 21日 ロイター] - 英大学インペリアル・カレッジ・ロンドンが21日公表した調査によると、英国で年明けから行われている新型コロナウイルス対策の3度目のロックダウン(都市封鎖)は、現時点で国内の感染抑制にさほど効果ないことが明らかになった。
同大学の研究チームは、新型コロナの感染率が大幅に低下するまで医療機関への圧迫は続き、死亡者の急増が続くと指摘している。
調査を主導したスティーブン・ライリー教授は「現在、新型コロナ感染症の(入院)患者数は非常に高水準で、感染者数を抑制しない限りこの水準は下がらない」と説明した。
首都ロンドンがあるイングランドは1月5日から3度目の大規模なロックダウンに入っている。ただ、1月6─15日に実施した調査によると、コロナ感染症の罹患(りかん)率は1.58%と、2020年5月の調査開始以降で最も高くなり、12月中旬に行われた調査から50%超上昇した。
ライリー氏は、コロナワクチン接種についても、罹患率に及ぼす短期的な効果は非常に限られていると指摘した。
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