子猫に大判!
節約と投資のかけ算

MAYO…?

昨年の2月、私は「余命宣告」を受けました。それから私は考えました。一人でも多くの人に自分の生き様を知ってほしくて、そのためにどんなことだってしました。

半年後、最後の思い出作りにと旅をしました。
それから旅の終盤、セカンド・オピニオンの結果、私は余命宣告者ではなくなっていました。

その瞬間、私の目標は変わりました。

私は兼ねてからの夢を追いかけようと思います。
実は昨年の11月、ある方と二人で会社を立ち上げました。
日本国民全員が「挑戦」に臆さない。そして誰もがそれ応援し、高めあって行ける。
そのビジョンを実現するための会社です。

日本では変化することに対して若干の臆病さがあります。
安心、安全であることが一番。言い換えれば、日本人の多くは「挑戦」に対するハードルが非常に高く設定されています。

その分かりやすい例が国内貯蓄高の大きさです。
日本人ほど貯金が大好きな人種は世界規模で見ても珍しいでしょう。

日銀が発表した「資金循環の日米欧比較」(https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf)があります。
それによると、日本の家庭における金融資産構成の現金・貯金比率は54.2%と非常に高く、これは投資比率の4倍近い数値です。
一方、アメリカでは、その数値は逆転しており、現金貯金比率は13.7%、投資比率はそれの4倍近い数値です。

アメリカ人は、一般家庭であっても金融資産の半分は投資に使っているのです。
これはアメリカの多様な国民性が「挑戦」に対する、杞憂さを払拭してくれているからだと考えます。
それだけ投資をすることが一般的なアメリカが「アメリカンドリーム」と言われるのは納得です。

一方日本ではジャパニーズドリームなんて言葉はありません。
日本は「挑戦」に対してあまりに弱気すぎるのです。
だから貯金比率が高く、保険や年金のことばかり気にする。

例えば、日本国内の”運用されずにプールされっぱなし”の預金額は1031兆円あると言われています。
その他「タンス預金」も含めると、いったいどれだけのお金が眠っているのか想像がつきません。

日本の普通預金金利は、0.02%。入れて置いても利益を生まない場所に、なぜいつまでも置きたがるのでしょうか。

それは日本人に特有のメンタリティが関係しています。
日本では「お金は真面目に働いて稼ぐもの」「清貧こそが美徳」「お金儲けはいやしい」「お金はコツコツ貯めるもので使うものではない」など、
長じて、「お金は汚いモノ」といわれなき観念が潜んでいます。

こうした金銭に対する特殊な意識は、外国人からは理解し難いものがあります。
お金はキレイも汚いもなく、生活に不可欠な、ただのツールです。不足すれば困るけれど、貯めて眺めているものではなく、いかに有意義に「使いこなすか」に焦点が当てられます。
その「使いこなす」に焦点があてられた結果、多くの外国人は貯金より投資をするのが文化となりました。
ただ貯めるだけに働き、シニア世代になっても貯金にこだわり続ける日本人のマネースタイルは、何とも不可解と受け止められています。

ではなぜ日本と海外では「お金」に対する意識がこれほどまでに違うのでしょうか。
それは「お金」に関する教育の違いがあるからです。
日本はこれまで金融知識について、教育の推進を積極的に行なってきてはいません。

しかし、海外では早い時点から、社会と金融の関係、さらに金融商品などの詳細までを含め、子どもたちに教えるシステムづくりをしてきました。

例えばイギリスでは、金融を含めた経済教育としてKey stage 3(11-14 歳)と Key stage 4(14-16 歳)が必須教科となっています。
アメリカでは2003年発布の「金融リテラシー及び金融教育改善法」に基づき、若年層を対象とした金融教育に関する組織が設立。
オーストラリアでもナショナルカリキュラム「経済とビジネス」を実施しています。

日本は、「お金」に関する教育を受けてこなかったのです。
その背景から「お金稼ぎはいやしいもの」と考えられてきました。
これではお金を稼ごうとするもの(挑戦をしようとするもの)が他国よりも現れないのは明白です。

私はそういった「お金」に対する日本人の考え方を根本から変え、誰もが「挑戦」したくなる世の中をつくりたい。
そう思っています。

“投資の神様”と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は、11歳で投資を始めたそうです。

ダブルインカムという考え方は、米国では当然のことです。
自分が働いて得るお金と、お金が生み出すお金によって、より豊かで余裕のある生活を手に入れようとします。
アメリカ人にとっての夢である、アーリーリタイアを実現するために、不労所得の種を常に撒き続けています。

いつ死ぬか分からない人生、貯金1,000万円あっても死んでしまえば全くないのと同義です。

今の世の中、新しいことに挑戦したいと思っている人は沢山いると思います。
当然、新しい挑戦には大きなリスクが付き纏います。

だからこそ、その挑戦を心から応援したい。
これからは、投資、トレードの世界にムーブメントを起こすために、何を考え、どう実践していくのか。そのリアルな姿を皆さんに見届けてほしいと思います。

私の目標は、日本で投資を流行らせることです。そしてその最前線に立つものとして、あなたに「挑戦」してもらいたい。本気でそう思っています。

一人の人間が壮大な目標に向かってチャレンジする。そして世の中に大きなインパクトを与える。その過程では様々な苦労や挫折、葛藤があるでしょう。

ですが私は必ず目標を達成します。

株や投信、不動産投資など資金力に応じた手段は豊富にあります。
学ぶことを面倒くさがり、何もせずにいては何も変わりません。
日本人の貯金神話から、世界に目を向けるべき時は今です。

私はそう確信しています。

一人の人間が行う人生を賭けた挑戦。その姿を、しかと目に焼き付けてください。

私の名前はMAYOです。

:)