素早く本質を定義して自分を迷わせないようにするための俺的心得です。

どういうこと?

ビジネスの本質、人間関係の本質、エンジニアの本質、営業の本質、などなど、

何かを取り組むときにやたら「本質」を知りたがる人がいますが、統計やニュースや人の知見を集めすぎたり自分で考えすぎたりすると体が固まり、本来行動に割り当てられたはずのあなたの貴重な時間をムダにします。

・適用範囲が広い「本質」、人類共通の正解的な答えを探そうとする
・情報収集量が多すぎる(いわゆるノウハウコレクター状態)
・他人(あるいは自分)の言動を必要以上に憂い、世直しを図ろうとする

今あなたの目の前にある目標の達成に、そんなことは必要でしょうか?
あなたの集中と選択のために、本質の見つけ方についてのヒントをご提示します。

手順①
自分にとってうまくいくパターンを探す

仕事でも人間関係でも自分のメンタルのことでも、人生全体のこと、あるいは趣味のバンド活動のことであっても、思考はそこそこにしておいてください。試行錯誤を繰り返して「今の自分にとって、この方法でやればうまくいくようだ」というパターンのようなものを探します。

もし情勢が変化し、成果量が減少したら試行錯誤を再開し、答えを改めます。
答えは、「正解を模索し続けること自体が自分にとっての正解だ」というようなものでもOKです。

答えとなるよい行動パターンが見つかれば、あなたは「本質」を手に入れたも同然です。
そのまま行動し続けるだけで長期間にわたって成果を上げ続けることができるはずです。

ただし、ここでいう本質は、辞書で引く意味の本質とは異なります。
仲が良いわけでない人にこれを発表する場合は、「自分自身にとっての」本質である、などと、保険をかけたような物言いで伝えることをお勧めします。

手順②
再現性のある手順を探す

自分にとっての本質を見つけたら、次は

・どうすれば、自分にとっての良い行動パターンを、他人に再現できるか?
(どう伝えれば、他人は自分の行動パターンをコピーできるか?)
・他人はどのような考え方でどのような行動をすれば、自分と同じ成果を再現できるか?
についての模索を行います。

ここで見つかるのは「教え方、伝え方、何を伝えるか、についての良いパターン」です。
人類の何%の人に適用できるか?のパーセント(汎用性)が大きくなればなるほど、あなたの本質は輝きを増して辞書的な意味の本質に近づいていきます。

ただし、この手順はあくまでオプションです。
あなたが哲学者か研究者であるか、他人の教育責任がある場合のみ踏み込めばよい領域です。

──

以上です。

上記まとめると、「先に②を知ろうとするのは時間のムダ。①を探して見つかればそれでよい。その後、必要であれば②を研究する」ということになります。

あくまで私感ですが、世の大多数の人にとって、そこまで深い本質は生きる上で必要ないように思います。
上記の①(自分にとってうまくいくパターン)が見つかれば、あなたはすでに人生の勝者です。

何かに挑戦しようとして、その場で踏みとどまっていませんか?
もし行動を起こしにくければ、本理論を参考にしてみてください。という提案でした。

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