飛行機内でマスクの着用を拒否してトラブルとなり臨時着陸させたなどとして逮捕された元大学職員の男が起訴されました。
威力業務妨害などの罪で起訴されたのは茨城県の元大学職員・奥野淳也被告(34)です。奥野被告は去年9月にピーチ・アビエーションの機内でマスクの着用を求められましたが繰り返し拒否して、女性乗務員の腕をねじり上げるなどして、臨時着陸させたとして1月19日に逮捕され、1月21日に検察庁に送検されました。
奥野被告について、大阪地検は勾留請求を行わず、1月22日に威力業務妨害や航空法違反などの罪で起訴しました。検察は起訴などの理由を明らかにしていませんが、これまでの捜査で起訴に足る証拠が集まったと判断したとみられます。
奥野被告は「飛行機に乗ったことは間違いないが、あとはブログを見てください」と供述しているということです。