PCR検体の郵送、三重包装など条件 日本郵便

日本郵便は18日、個人が自宅で採取した唾液などを送って新型コロナウイルスの感染を判断する民間のPCR検査について、2月からの引き受け条件を発表した。梱包に不備が生じないよう、世界保健機関(WHO)が定める指針に沿って三重包装を求める。条件が守られていない場合は引き受けを断る。

検体は郵送のほか、宅配便の「ゆうパック」でも送れる。郵送はポストに投かんできるが、PCR検査向けのゆうパックはコンビニエンスストアなどでは扱わない。

民間PCR検査では唾液などを入れる容器にあらかじめウイルスの感染性を失わせる不活化液が封入してあり、感染性物質用のキットも三重包装になっていることが多いという。日本郵便は輸送の安全性向上に向け、自主的な条件を定めて万全を期すことにした。

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