アメリカ留学の中で、注目度も高いシアトル。カナダとの国境に近く、スターバックスの本社があることでも有名な街です。
しかし、実際に渡航したことがないと、どんな場所か分からず、生活のイメージも湧きにくいですよね。
そこで今回は、シアトル留学の特徴やメリットとデメリット、さらにはシアトル留学での注意点、持って行くべき持ち物をご紹介します。これを読めば、シアトルでの留学生活がイメージできるでしょう。
この記事では、1USD=110円で計算しています。
[目次]
シアトルはアメリカの西海岸の北側にあります。カナダとの国境近くに位置し、ワシントン州に所属。海も山もある自然豊かな場所で、「エメラルド・シティ」という別名を持つほどきれいな場所です。
気候の大きな特徴は、四季があることです。しかし、日本のような暑くなったり寒くなったりという、大きな変化はありません。気温の変化もほとんどなく、年間平均気温は11.4℃。夏でも25℃前後と暑くならないため、過ごしやすく感じます。
ただし、雨季である10月から4月にかけては雨の日が増えます。日本のような豪雨になることはありませんが、小雨がよく降るので雨具を常に持ち歩くと良いです。また、夏の日差しは強いため、サングラスなど紫外線対策を怠らないようにしましょう。
時差は17時間あり、サマータイム(3月中旬から11月上旬まで)の間は16時間に縮みます。日本からは、デルタ航空やユナイテッド航空からの直航便が利用でき、東京から約9時間のフライトです。
シアトルには、1880年代に多くの日本人が移民として渡っています。そのため、今もシアトルに住む日本人は多く、日系スーパーや小売店なども見かけられることも特徴です。
シアトルには、大きく3つの特徴があります。日本から最も近いアメリカの都市であること、住みやすい環境であること、有名企業の本社が多数あることです。
シアトルは、アメリカの中で最も日本に近い都市です。そのため直航便も多く、アクセスしやすい街でもあります。
シアトルが位置するのはアメリカ西海岸で、ニューヨークやボストンといった東海岸よりも日本に近く、フライト時間も短くなります。さらには、直行便の数も多くなるため、面倒な乗り換えは必要ありません。
アメリカは国自体の面積が広く、乗り換えが必要な都市も多いため、アクセスの良さは魅力的です。
シアトルはアメリカ国内の中でも住みやすい都市として知られており、U.S.NEWSが発表する「米国で最も住みやすい都市」ランキング2017年版で、6位になりました。2018年版では10位にランクインしており、かつては1位になったこともあるのです。
シアトルの現地生活情報
シアトルといえば、スターバックスを思い浮かべるのではないでしょうか?実はシアトルは、スターバックスだけでなく、アマゾンやマイクロソフトといった、たくさんの有名企業の本社が集まっている土地なのです。
そのためスタートアップが多く集まるシリコンバレーのようなスピード感を感じることができ、訪れる人に大きな刺激を与えてくれます。
シアトル留学には、留学以外の経験も積めること、通学時間が短いこと、さらにはアメリカの中でも特に治安が良いことの4つのメリットがあります。
シアトルには、さまざまな有名企業からベンチャー企業まで、幅広く集まっています。それだけでなく、圧倒的なコーヒーショップの数も大きな特徴です。そのため、語学学校で英語を学んだ後に、留学生が企業やカフェでインターンシップをする姿がよく見かけられます。
アメリカは、無給のインターンシップであれば、学生ビザやESTAの申請のみでも参加可能です。バリスタとして働く場合、資格は取れませんが、有名企業や現地のコーヒーショップだからこそできる経験も、たくさん積むことが可能です。
シアトルにある企業の中には、マイクロソフトやアマゾン、スターバックスなど日本でも広く知られる企業が本社を置いているので、世界的なビジネスの牽引する企業で働く経験をしたいという方にはとても良い環境と言えます。
アメリカ長期インターンシップの実態とは?シアトルにある2つの企業で長期インターンを経験して感じたこと
基本情報でも紹介しましたが、シアトルは自然豊かな生活環境が魅力です。
山では標高4,000mを超える火山マウントレーニアが有名で、トレッキングやハイキングなどを楽しめます。海岸線では、シアトル水族館でラッコをはじめとした400種類以上の生物が観察したり、パイクプレイスマーケットでは、人気のクラムチャウダーなど海の幸を余すことなく堪能できます。
シアトルの街は、非常にコンパクトです。移動手段も発達しているため、短い時間で通学や通勤ができます。
アメリカの他の街、ニューヨークやボストンは街自体が広いため、中心地や市内にはなかなか住めません。どうしても郊外にホームステイやアパートを借りるしかなく、移動に時間がかかります。
しかし、シアトルは住宅も学校も、買い物場所も、すべてコンパクトにまとまっている街。さらには、バスの本数が多いため、移動手段には困りません。
シアトルは、アメリカの住みやすい都市ランキングにほぼ毎年ランクインしており、治安がとても良い街なのです。
暮らしやすい街ということは、治安が良くて、犯罪も少ないということ。実際にシアトルは、アメリカの中でも殺人事件といった凶悪犯罪の発生件数が少ないです。アジア人差別もほとんど見られないため、安心して留学生活が送れるでしょう。
シアトルの治安は大丈夫?現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介
シアトル留学のデメリットは、物価の高さ、遊ぶ場所の少なさ、冬の気候の3つにあります。
シアトルの物価は高く、留学費用は他の都市よりも多めの用意が安心でしょう。
特に、シアトルでは家賃が高いと言われています。一人暮らしだと、月にだいたい1,500USドル(16万5000円)ほどはかかります。また、日本食品や日用品も購入はできますが、輸入品となるため日本で用意するよりも高額です。
生活費も高くなるため、ルームシェアをするなど、節約の工夫が必要でしょう。
シアトルは、海も山もある魅力的な街です。しかし、観光スポットは少なく、遊ぶところはあまり多くありません。
もともと観光スポットが少ない上に、お店の閉店時間も早いです。飲食店も22時頃には閉店しており、24時間営業のお店は少ないです。勉強には集中できる環境ですが、人によっては物足りなく感じるでしょう。
シアトルの冬(12〜2月)は、雨が多いです。そのため、ジメジメとした時期が続き、気持ちが落ち込みやすいです。
シアトルの冬は、気温も5℃前後まで下がるため、日本と変わらないくらい寒いです。さらには、小雨のような弱い雨が頻繁に降るため、明るい晴れの日は多くありません。どんよりとした空気に、嫌気がさすこともあるようです。
しかし、5月から9月は雨がほとんど降らず、「エメラルド・シティ」の名前にふさわしいほど、空がきれいで自然も楽しめます。短期留学であれば時期を工夫する、長期留学であっても気分転換を定期的にするなど、対策を打てば問題ありません。
ここまでシアトル留学のメリット・デメリットについてご紹介してきました。
シアトル留学では自然豊かで治安も良い環境の中生活できることが魅力です。また、世界的な企業の本社も多く集まっており、留学を通して世界ビジネスを牽引する企業で働く経験をしてみたいという方にはおすすめの留学先となっています。
一方で遊ぶ場所は他の都市と比べあまり多いとは言えないので、エンタメに触れるなど刺激的な留学生活を送りたいという方には、もしかしたら留学先としてシアトルは合わない可能性もあります。
もしシアトルが留学先として合わない場合は、下で他のアメリカの都市をいくつか紹介しているので、都市選びの参考にしてみてください。
ハリウッドやディズニーランドをはじめ、エンタメが多く刺激的な生活を送りたいならロサンゼルス留学!
ロサンゼルス留学のメリット・デメリット
一年を通して温暖な気候の中、明るい留学生活を送りたいならマイアミ留学!
マイアミ留学のメリット・デメリット
物価が安く、節約しながらアメリカで生活したいならシカゴ留学!
シカゴ留学のメリット・デメリット
シアトル留学では、折りたたみ傘や防水加工の上着があると、雨の日でも安心です。また、日本食品も現地で購入できるため、わざわざ持っていく必要もありません。
シアトルは、冬に雨が多くなります。豪雨になることは少ないですが、冬は半分以上が雨の日。そのため、持ち物として折りたたみ傘を持っていると便利です。
雨は日本のように長く、強い雨が降るというわけではありません。しかし、小雨が頻繁に降ります。突然の雨に遭遇することも多いため、持ち運びできる折り畳み傘を日本から持って行きましょう。
さらには、防水や撥水加工の上着もおすすめ。雨を弾くだけでなく、防寒具としても使用できます。
留学の持ち物として悩むのが、日本食品。現地で購入が難しいことも多く、いざというときに持っていると安心ですよね。しかし、シアトルでは現地購入もできるため、たくさん持って行く必要はありません。
シアトルは1880年代に日本人が多く移り住んだことから、日系スーパーがたくさん営業しています。日本語の本が購入できる書店や、ダイソーといった日用品のお店もあるため、買い物には困りません。
長期留学となると、ついつい日本が恋しくなりそうで荷物が多くなりがち。しかし、シアトル留学であれば、現地へ渡航してからも用意はできるため安心です。
ただし、輸入品のため金額は日本よりも高くなります。そのため、絶対に必要という物だけは日本での用意がおすすめです。
西海岸の北側、カナダとの国境近くに位置するシアトル。街自体はコンパクトですが、「エメラルド・シティ」という別名を持つほどきれいな街並みや自然豊かなことが大きな魅力です。四季もあることから、日本人にとっては馴染みやすい街でもあります。
シアトル留学には、主に3つの特徴があります。
さらには、留学以外の経験ができる、移動時間が短いといったメリットが見られます。ただし、物価が高く、遊ぶ場所は少ないということがデメリット。また、雨が多いため、冬はジメジメとした空気で気分も下がりがちです。
英語に集中しながら気分転換も忘れずに過ごすと、留学先として十分に魅力的な場所になるでしょう。
もしシアトルが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
シアトルでおすすめの学校や、留学費用について知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
シアトルの人気語学学校ランキング
シアトル留学の1ヶ月の費用
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