こちらコンビニのコーヒーの容器、通常サイズのコーヒーが100円、ラージサイズのカフェラテが200円で、客は容器を購入しレジ横の機械でボタンを押してコーヒーを注ぎます。

では100円の容器を買って、200円分の飲み物を入れたらどうなるのか?

それは「窃盗」になります。

このような手口で21日、熊本市役所の非常勤職員の男が逮捕されました。

窃盗で現行犯逮捕されたのは菊池郡大津町杉水に住む熊本市役所の非常勤職員・柴山 眞広容疑者(60)です。

警察によりますと、柴山容疑者は21日午前9時半ごろ、熊本市中央区手取本町にあるコンビニエンスストアで200円のカフェラテ1杯を盗んだものです。

店が「100円のカップに200円のカフェラテを注ぐ男がいる」と警察に相談。

21日朝、柴山容疑者がこの手口でボタンを押すところを捜査員が目撃し、現行犯逮捕しました。

調べに対して柴山容疑者は「お金がもったいなかった」と容疑を認めているということです。

このコンビニでは複数回、同様の被害に遭っていることから警察は余罪についても調べを進めています。

熊本市によりますと、柴山容疑者は出勤途中だったとみられ、熊本市は「このような事案が発生し、大変遺憾。詳細に事実を確認後、厳正に対処します」とコメントしています。