石川県は17日、県内で新たに新型コロナウイルス感染者16人を確認し、うち1人が死亡したと発表した。
亡くなったのは能美市の80代の男性。16日に外出先で体調不良を訴え、救急搬送された病院で死亡が確認され、陽性が判明した。
新たに感染が確認されたのは、金沢、白山、加賀、能美、野々市市と県外に住む10代~80代の男性12人、女性4人。
新規感染者のうち、金沢市の男子大学生ら5人と既に感染の1人が成人式後に会食。別の金沢市の女子大学生ら3人と既に感染の3人も成人式前後に複数回会食しており、同居者ら4人の感染も確認。県は2件のクラスター(感染者集団)が新たに発生したと認定した。クラスターが確認されている能美市立病院の関連で1人の感染も確認した。
県内の感染者数は累計1326人となった。死者54人。17日現在、治療中の患者は164人、うち重症は8人となっている。