空き家には誰も住んでいないわけですから、家財道具や日用品などの荷物はそのままでも問題ないように思えますが、いくつかの危険があり、あまりおすすめできません。
ここでは空き家を所有している方に向け、荷物をそのまま放置することのリスクや、多くの家財道具を処分する方法や費用など紹介します。
空き家の荷物をそのまま放置したときのリスクとは
空き家には人目がないために犯罪やトラブルが起こるリスクがあるのですが、荷物をそのまま放置するとリスクがより高まります。
たとえば空き家で起こりがちな盗難について、盗むものが何もなければ目をつけられにくくなりますが、多くの荷物がそのままでは格好の標的です。
不審者が侵入してそのまま住居として利用するといったトラブルでは、何もない家よりも家財道具や日用品がそのままの家のほうが住みやすいため、狙われやすくなります。
また、室内に多くの荷物があるほうがよく燃えるといった理由で、放火魔に狙われるリスクも高まります。
これらさまざまな理由で不審者に目を付けられやすくなると、たまに空き家の様子を見に行った際に鉢合わせて暴行を受けるといったリスクも高まるのです。
このように空き家で起こりえる犯罪やトラブルのリスクをより高めますので、荷物をそのままにするのはあまりおすすめできないのです。
空き家にそのままとなっていた荷物を処分する方法やその費用
時間はかかりますが、特別な手続きや費用がかからないのが地域のゴミ回収に出す方法で、指定のゴミ袋に入れて指定日に出せば少しずつでも荷物を減らせます。
まだ使えるものやきれいなものはリサイクルショップに持ち込むとその場ですぐに引き取ってもらえ、多少なりともお金にもなります。
空き家が遠方にあって頻繁に通えないときや、荷物が多すぎてキリがないときなど、不用品の回収会社を利用するといいでしょう。
個人でも簡単に処分できるゴミから、1人では動かせない大きな家具家電まで、さまざまな日用品や家財道具をまとめて回収するサービスです。
空き家の荷物を片づけたいときにも向いていますから、必要に応じてご利用ください。
費用はケースバイケースとなりますが、一軒家の全荷物の回収にかかる費用は17万円~50万円が相場です。
ただし、会社ごとに料金は変わるほか、回収する荷物の量や内容にもよりますから、正式なご依頼の前に見積もりやサービスの説明をよく確かめてください。
まとめ
特に活用していない空き家は日頃忘れられがちで、荷物もそのままで放置されることがよくあるのですが、それが犯罪やトラブルを招く原因になるかもしれません。
まだ片付けていない空き家をお持ちの方は、この機会に荷物の処分をご検討してみてはいかがでしょうか。
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