日本の2歳の歌姫をカバーした少女時代メンバー、韓国ネットから「売国奴」と誹謗中傷受ける
2021年1月20日、韓国で日本の“2歳の歌姫”村方乃々佳ちゃんへの誹謗(ひぼう)中傷が問題となる中、ガールズグループ少女時代のテヨンが乃々佳ちゃんの歌のカバー動画を公開し、さらに波紋が広がっている。
乃々佳ちゃんは第35回「童謡こどもの歌コンクール」で見せたかわいらしいパフォーマンスが話題となり、韓国でも人気を集めている。しかしこのほど、インスタグラムの韓国公式アカウントに「乃々佳ちゃんの両親が子どもを利用している」「汚い日本人は消えろ」など度を越えた誹謗中傷の書き込みが寄せられているとして「法的措置を取る」と発表していた。
そうした中、テヨンは19日にインスタグラムを更新し、「あなた(乃々佳ちゃん)は本当にかわいい」とのメッセージと共に乃々佳ちゃんがコンクールで歌った「犬のおまわりさん」を歌う動画を掲載した。また「乃々佳ちゃんのファンだ」「これからも良い歌をたくさん聞かせてね」などの応援メッセージも送った。
これを受け、乃々佳ちゃん側もテヨンの投稿をシェアしつつ「私たちもいつも応援しています。気に入ってくれてありがとうございます」と書き込んでいる。
ところがこれを見た一部のネットユーザーからは、テヨンに対する誹謗中傷が相次いでいる。主な内容は「ノージャパン(日本製品不買)運動」に反するテヨンの行動を批判するもので、「売国奴」「こんな時期にあえてする必要があるのか」「愛想が尽きた。一般人でもなく、韓国を代表するグループのメンバーなのに。SNSで日本の過去の蛮行を伝えても足りないぐらいだ」「結局は日本のファンだということじゃないか」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)