SCARS(スカーズ)のラッパーSTICKY(スティッキー)こと、松本恭平(まつもときょうへい)が自殺していたことがわかりました。STICKYの自殺の原因と人間関係bay4kとの不仲説、金銭問題について調査しました。
SCARSのSTICKYの死因は?「父親が脳梗塞」年齢と家族がいるかも調査!
STICKYの死因は自殺か
STICKYが自殺したことが、ツイッターで話題となっています。STICKYはSCARSという日本のヒップホップユニットでラッパー(MC)を担当していました。スティッキーがこの世を去ったことは、SCARSのメンバーであるA-THUG、Bay4kのツイッターの追悼メッセージの投稿により、明らかになりました。
スティッキーの死因については報じられていませんが、スティッキーのツイッターアカウントに投稿された最後のツイートがこちら↓
「人間関係に疲れたわっ」という、どストレートな悩みをツイートしており、スティッキーさんの死因は自殺とみられています。人間関係に疲れたというツイートをした1月12日には、この他にもスティッキーさんは「誰が好んでタダ働きするの?」というお金に関係するツイートをしていました。
スティッキーさんが人間関係に疲れたと言った相手は誰なのか、誰が好んでタダ働きするの?と発言した理由は何だったのか。順番に見ていきましょう。
STICKYはメンバーのbay4kと不仲だった
STICKYさんが人間関係で悩んでいたのは誰だったのでしょうか。スティッキーさんはSCARSに所属しており、長い時間一緒に活動してきたのはSCARSのメンバーでした。
SCARSは、STICKY(スティッキー)、SEEDA(シーダ)、BES(ベス)、A-THUG(エイサグ)、Bay4k(ベイホーケイ)、MANNY(マニー)、林鷹(ハヤシタカ)、SAのC(サック)の8人からなります。
人間関係が悪いことで有名なのは、bay4kです。
スティッキーとbay4kの不仲は2008年のNEXT EPISODEというアルバムに収録されている「曝けだす」で暴露されています。スティッキーとbay4kの不仲についての証言は他にも
「bay4kとスティッキーって仲悪いのかな。SEEDAブログに何年かぶりに握手するとこ見たって書いてあるけど。」
なぜ、スティッキーとbay4kの仲が悪いと言われるのでしょうか。不仲の原因を調べたところ、匿名掲示板にて不仲の理由が書き込まれていました。
- bay4kがスティッキーに金を借りた
- bay4kが金を借りたままバックれる
突然姿を消したbay4kが、金も返さずバックれ、お笑いのバラエティ番組リンカーンに携わり金を稼いでいました。
その後、bay4kはスティッキーに金を返していますが、すぐに許すということにはならなかったようで、2016年8月11日に投稿されたインスタグラムで、STICKYとbay4kが仲直りしたことがわかります。
その後も2人の関係は良好なようで、bay4kが倒れたときにSTICKYは応援メッセージを送っています。
「カンヨシオこれ飲めなくて(ドリンク)本当に残念だな。仲良くなるために早く帰ってこいバカヤロー」
STICKYはドリンクを手に持っており、持っているドリンクを指さしながらbay4kに向けて応援メッセージを喋っていました。bay4kのツイッターでは2020年12月27日に集合写真を撮っており、その前日12月26日にはA-THUG、Sticky、BES、bay4kの4人でLIVEをしていることをツイッターで報告しています。
STICKYとbay4kが不仲というのは過去のことであり、2020年12月27日時点で撮影された写真や一緒にライブをしており、不仲は完全に解消されていることがわかります。
STICKYはライブができず金に困っていた
STICKYは自身のツイッターで、自身が所属するSCARSのグッズ販売について何度もツイートを繰り返していました。
「受注終了まで、あと12時間…」
SCARSのグッズ販売についてのツイートはこれだけでなく、遡ると幾つものツイートがされていました。
「どっかのHIPHOPチャンネルでネタにしてくれないかなーー?」
ネタになれば、勝手に宣伝されるので、そうなればSCARSのグッズが自動的に売れることになりますから、売れれば売上の一部がマージンとして入ってくるのは明らかです。スティッキーさんは、ネットを使って販売を上げることを目的にしており、他にもパーカーなどの商品の告知をしています。
確認したところ、STICKYだけがグッズ販売についてのツイートをしていましたが、他のメンバーは商品についてのツイートはしていませんでした。STICKYのtwitterからは、常に「金」という文字が並んでおり、スティッキーが金に困っていたと思えるツイートが繰り返されています。
「同情するなら金をくれ」、「金持ってるから強いな。」というツイートから、スティッキーは金を欲しがっているようにもとれます。スティッキーは何故そんなにも「金」にこだわっていたのでしょうか。
SCARSのメンバーであるSTICKYが金にこだわっていたのは無理もありません。SCARSはインディーズであって、メジャーではなかったからです。インディーズであるSCARSは給料制ではありましたが、歩合制といってもいいくらいで、主な収入源は下記の3つでした。
- ライブチケットの販売代金
- CD販売
- グッズ販売
収入だけでなく、インディーズ活動をしていく上で楽器などの機材や維持費。他にもスタジオ代やレコーディングする場合のレコーディング代など。上げればきりがないほど、インディーズでは多くの出費を必要とします。
ただでさえお金がかかるインディーズ活動。新型コロナウイルスにより、ライブやイベントなどの開催が中止になり収入源を立たれました。ライブはできないけれど、少しでも収入を得るためにスティッキーはSCARSのグッズについてツイートしていました。なぜなら、スティッキーには嫁(妻)と子どもがいましたから、養っていかなければならないため、お金が必要だったのです。
他のSCARSのメンバーは、コロナ禍ではありましたが独自で活動をし収入を得ていました。A-THUGはYouTubeチャンネルを持っていましたし、bay4kは起業とYouTube、SEEDAは楽曲をサブスク配信しています。
そんな中、STICKYは音楽以外で活動を広げることはなく、2018年時点の情報ではありますが、STICKYは川崎の繁華街で働いていました。
2016年11月には、サイゾーで川崎のガールズバーでスタッフとして働いていると取り上げられています。(情報元:サイゾー)
STICKYはメンタルが弱い繊細な男
STICKYは自己を音楽で表現し、繊細な面も見せていました。繊細さがわかるツイートが、何度か投稿されています。
「みんなノリ重視で言葉を聴いてないもんな…」
STICKYは言葉を聴いてほしいのでしょうが、STICKYの周りにいる人は言葉を聴いてくれないともとれるツイートです。その場でスルーしてしまいそうなことですが、STICKYは流すことができなかったのでしょう。Twitterで思っていることをツイートしたのです。STICKYは黙ってることができないほど、繊細だったのです。
「SCARSの丸いラップなんて聞きたくない。今さら運動神経の落ちたラップは聴くに堪えれない。正直もうSCARSの新作出ても期待出来ない。」
というFANからの厳しい声に、STICKYは
「オレもそー思ってるよ!」
と返していますが、STICKYは繊細でしたから本当はとても傷ついたことでしょう。このツイートをした後数日ツイッター発言はなく、次にツイートされたのは6日後でした。
「いつアップされるんだ?」と不安そうなSTICKYが気にしているのは、Fuck&PeaceTVの配信についてであり、この投稿は9月3日です。いつ配信されるという連絡がなかったのでしょう。STICKYは不安そうにツイートしています。STICKYのこの投稿から1か月近く経った2019年10月1日に動画が無事配信されました。
繊細過ぎるが故に、必要以上に悩みを抱えていたSTICKYですが、それももう過去の話し。STICKYはすべてから解放され、本当の意味で心の平穏を手に入れたことでしょう。
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