タイ最古の車道「ジャルンクルン通り」ほど近くに店を構えるタイ最古参の日本料理店「花屋」さんへ伺ってきました。いつか行ってみたいと思いつつ、なかなか足が向かない立地のお店だったので嬉しい。
今回は茨城県産品の食材を使ったスペシャルメニューをいただきました。どのお料理も和食らしい繊細な味付けで、すごく美味しかったです。
場所
花屋があるのは、ジャルンクルン通りのほど近く。シープラヤ通りにあります。
地図はこちら。
マリオットホテル・スリウォンを訪れた際に車窓からレトロな字体の看板を見つけて「あれは何屋さんなんだろう?」と疑問に思ったのが私が花屋を知ったきっかけです。
地図で調べて日本食レストランだということは分かったのですが、「なぜ、こんな場所に?」と不思議に思っていました。
というのも、バンコクで日本食レストランはスクンビット通り周辺とシーロム周辺に固まっているからです。花屋のある場所はシーロムに比較的近いものの、その中心部からは少し離れています。
その謎を解いてくれたのがこちらの記事。
こちらを読んで、花屋がタイ最古参の日本料理店であり、戦前から同じ場所に店を構えていることを知りました。シーロムがバンコクの中心地となる以前からあるお店だからこその立地だったのですね。
レトロな看板が出ているシープラヤ通りからトンネルと抜けると…
立派な店構えの日本料理レストランが現れます。
なお、車で来る場合には逆サイド(ジャルンクルンソイ39)から入った方が良さそうな気がしました。シープラヤ通り沿いの入り口は車で通るには狭すぎる気がするので。
お料理
この日は茨城の会社である小松水産さんが卸している茨城県産の食材(しらす、ホッケ、常陸牛、干し芋)を使ったスペシャル料理をいただけるとのことでワクワク。
花屋三代目の綿貫嘉夫さん自らがサーブしてくださいました。
しらすおろしとマナオ。美味しくないわけがない。
しらす入のたまごやきにお好み焼きソースをかけて。ふんわりとした卵焼きにお好み焼ソースが合います。
ほっけの焼き物にわかももの甘露煮を添えて。とても上品な味付けのお魚でした。若桃って初めて食べた。
ほっけの焼きびたし。ほっけはもちろんのこと、出汁を吸ったお野菜が美味しくて感激しました。
常陸牛の焼きもの。常陸牛は茨城のブランド牛です。私ははじめて食べるかも。
柔らかでジューシーで、とても美味しいお肉でした。
常陸牛のお寿司にウニを乗っけて。ウニも常陸牛も舌の上でとろける食感。本当に美味しい。
常陸牛のどんぶり。バルサミコソースがアクセント。
しらすとほっけの焼きおにぎりは、米粒と同じくらいの割合でお魚が入っていて驚きのふんわり食感でした。
デザートは、小さいタピオカ(サゴと呼ばれるものかな)にココナッツミルクをかけて干し芋をトッピングしたもの。ココナッツミルクの甘さがちょうど良くて、お腹いっぱいだったけれどさらっといただけました。
最後は、抹茶アイスクリームに干し芋の天ぷらをトッピングしたもの。
最後の最後まで、茨城の食材尽くしで美味しかったです。
お土産に茨城県産の干し芋をいただきました。
フライパンでほんのり温めていただきましたが、やさしい甘みがほどよくて、パクパク食べちゃいました。
まとめ
今回いただいたお料理は茨城県産の食材を使った特別バージョンで、残念ながら花屋さんの通常メニューにはないそうです。
全部の料理が本当に美味しかったから、ぜひ通常メニューも食べてみたいな。友人によると、タイ産のお魚を使った「ちらし寿司(380B)」がおすすめなんだそう。
平日は日替わりのランチセット(200B)もあるみたいで、毎日Facebookにメニューが掲載されています。お刺身もついてこの値段はコスパ良すぎじゃないですか?近くにあったら通いたい!!
花屋(Hanaya 1976)の店舗情報
営業時間 | 11:30~14:00(L.O13:45) 17:30~22:00(L.O21:45) 毎月第2と第4日曜日が定休日 |
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TEL | 02-233-3080 02-234-8095 |
住所(英) | 683 Si Phraya Rd, Si Phraya, Bang Rak, Bangkok 10500 |
住所(タイ) | 683 Si Phraya Rd, แขวง สี่พระยา เขตบางรัก กรุงเทพมหานคร 10500 |
公式URL | Web Facebook Instagram |
アクセス | MRTフアランポーン駅から徒歩14分 BTSサパーンタクシン駅から徒歩19分 ※タクシー推奨 |
駐車場 | 有り |
地図 | Google Mapで開く |
Source: サクのバンコク生活日記 日本食
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