物語への感情移入はし辛いが、やり込みが非常に楽しい大ボリューム
キャラエンドはコンプできていませんが、各ルートのエンドはクリアしました。(後半にネタバレを含みます)
・好きな点
サッパリとしていながらも、ダークな雰囲気をしっかり魅せてくれるドットの画面が素晴らしいです。
バトル中のドットも非常にキレイによく動くので、とにかく見ていて飽きません。
攻略的には、進行で非常に悩んだ場所が2箇所ありましたが、全体的にヒントなど豊富で丁寧に作られた作品です。
「キャラゲー寄り」という言葉に違わず、とても細かな作り込みがされており、会話の差分を見るのが最後まで楽しかったです。
特に、戦闘で親密度が上がるというシステムにきちんと対応した会話があるのは、モチベーションに繋がってとても良かったです。カットインの変化もテンションが上がりました。
本部にアイテムを増やしていく要素も、にぎやかになっていく様子が楽しくて好きな要素でした。
個人的に娯楽施設のスロットは、目押しが苦手なので逆にやる気が出てたくさん回してました。
やりこめるボリュームが本当にすごすぎるので、全然終われない!と嬉しい悲鳴を上げる作品でした。
(ここからネタバレあり)
・合わなかった点
大戦を挟んだややファンタジーな雰囲気もある近未来という舞台に対し、敵が現実の日本でのやや古め~昨今に話題になる人物像そのままなので、少しちぐはぐに思えて入り込みにくかったです。
HANOIが定着した未来という世界観の中にいる困った人間が見られると、もっと入り込みやすかったのかなと思いました。
また、主人公が「優柔不断だがHANOIに好意的」であることを引き立てる為か、他の人間があまりに極端な思考の嫌われ・憎まれ役が多いので、どこにも感情移入がし辛かったです。
与えられた役割ではなく自分で選択することについてを説く場面の多い作品でしたが、
主人公は相手から選択を迫られてから「どっちに肩入れするか」的な返答をする分岐しかないので、彼自身が自発的に考え動いて「選択をしている」と感じられなかった点も、個人的に入り込めなかった一因かなと感じました。
細かい作りこみが光る素晴らしい作品!
※後半からネタバレあります※
細かな所までめちゃくちゃ作りこまれたやりごたえたっぷりのゲームでした!
まず、おそらく殆ど自作と思われるグラフィックは見ごたえ抜群。
どこか退廃的な雰囲気漂う廃墟マップをはじめとした、バリエーション豊かなダンジョンの数々、キャラごとに個別に用意された戦闘モーションなんかは、眺めているだけでテンション爆上げでした。
GBA時代のドット絵ゲーとかお好きな方には刺さりそうです。私にも深く刺さりました笑
それから、個性豊かなキャラ達との会話差分も盛りだくさん! 寄り道が楽しくて仕方なったです。
個人的にはナナシとミラさんの関係性が好き。あとクレヨンちゃん可愛すぎる。
詳細は他の方のレビューにお任せするとしまして、とりあえず未プレイの方に一言。
>> 拠点にはいくら帰ってもデメリットはないので、こまめな帰還をお勧めします!!! <<
まさか天候や時間帯が変わるごとに会話差分があるとは思わなんだ。
以下より、ネタバレありで少しだけ気になった点など
【ここからネタバレ】
ちょいちょい性別の固定観念に縛られたような表現があったのが気になりました。
敵はゲーム構造的に、ワザとそういう演出にしているのだろうな、と思い流していたのですが、清掃員さんとシューニャちゃんの別れ際の会話で、
「男には出世欲ってもんがあるんだよ、女のお前には分らんだろうが」
みたいなセリフがあって(うろ覚えで申し訳ない)、そこは男とか女とか関係なく個人差ではないだろうか、と引っかかって涙が引っ込んだのが残念だった。
その他にも、キャメロン関係の支援会話は何となくもやもやしたかな…メロンちゃん本人は大好きなんだけど、周りからの扱いとかがうーん。ネタで済ませられることなんだろうか、と思うことがしばしば。
それから、主人公への独身いじりとかも、どうかな~と思う部分もあったり。
そこは、異世界だからと言われてしまえばそこまでなのですが、なまじ現代ベースでやや近未来?な世界観だからこそ、結婚だけが幸せじゃないと思うよ。コーラル!って励ましながら読み進めてました笑
作者さんの作品はすべてプレイさせていただいていて、今までそのようなことを気にせず楽しめていましたが、今作はAIなどへの差別を題材にしていたからこそ、気になってしまったように思います。
人間たちに差別される側として描かれるHANOIたちも、実は無意識に差別的な表現してしまっているのはある意味リアルだったかもしれません。
自分も身につまされました。
以上です。
色々考えされられる面も含め、素晴らしい作品だったと思います。
傑作をありがとう
独特な世界観、魅力的なキャラクター。しっとりと切なく、でも希望が残る。
ストーリーが美しいゲームでした。
シリアス要素がかなり強く。後はホラー要素と鬱要素もあるので、合わない人もいるかもしれません。しかし、刺さる人にはぐっさりと刺さる傑作でした。
戦闘はそこまで難しくありません。レベルを上げての力押しも出来ますし、攻略のリミットもないのでじっくりと進めるのも容易でした。属性に気をつければそんな手間もかからないです。
BGM非常に良しです。効果音も違和感はありません。
なによりこのゲームの最大の長所は――えげつない程の作り込みです。
個々のギミックに対するキャラごとの反応差分。オブジェクトへのキャラ別反応差分。好感度での会話変化。仲間同士の好感度変化。料理要素やお使いイベントだったり。
上記だけではありません。本当にえげつないほど作り込まれています。全て回収しない人がほとんどでしょう
なのに、本当にすさまじい程作り込まれています。どれ程の労力がつぎ込まれたのかは、想像に難くありません。出来ればキャラの個別エンドとトゥルーⅡは見てあげてほしい。本当に良い物語です。
メリーティカ! クレヨン! ナナシ! 幸せになってくれ!!
メロンちゃん! シンディ! アダムス! コーラル! 夢を叶え続けてくれ!!
ノロイ! ローランド! ジョルジュ! ミラ! 日常を頑張れ!!
こんな感じになります。ほんっとうに良いキャラクターと物語でした。たまらんです。
二つほど注意点を挙げるとするならば、まず特別監視タグにデメリットはありません。
イベントやオブジェクトで、キャラごとの反応を見るための装備です。序盤好感度に影響があるのかと外していて後悔しました。二つ目。なかよしこよし飴は重複します。それを知らずにひたすら連戦してました。
はい。間抜けな私以外は分かっているかもしれませんが、注意点です。
最後に。こんな良いゲームを作ってくださり、ありがとうございました。大変な時期ですので、お体に気をつけていただければ幸いです。
ちょっと合わなかった(※ネタバレあり?)
この方の過去作は全部プレイ済でかわいらしい絵柄の中にある毒というか鬱テイストが好きでした
ただちょっと今回は途中でプレイ止めます
まずはいい所から
【長所】
・キャラが全員魅力的・
いきなり主人公+10体のHANOIが登場するにも関わらずすぐに全員の名前と顔が一致するぐらい個性的です。かといって奇をてらってる訳ではなく、短い台詞の中にすっと心に残るものがあるので最初のパーティー選びから誰にしようか悩むほどでした
・好感度の意味がある・
バトルを続けて仲良くなると戦闘直後の立ち絵付きのアレのセリフが変化していくのが地味に嬉しかったです
ただアドベンチャーパートで親密になるだけではなく、こういった細かい部分で「ああ仲良くなったんだなあ」と気付かされてくれるのは良かったです
・キャラ同士が仲良くなる・
決して監査官とHANOIだけの閉鎖された空間だけではなく、一緒に生活してるであろうHANOI同士の会話があるの、とっても好きです
ナナシとクレヨンの会話は…すごく、いいです…
あれを見て「このナナシってキャラは本当は優しくていい子なんだろうな」と思いました
あと料理当番や金魚の世話当番など「集団で生活してる」感があって良かったです
【短所…というか自分が合わなかった部分】
・主人公とモブの性格の差・
設定上仕方ないことなのですが、主人公だけ1から10まで聖人で悪いところ皆無なのにモブは汚れ役押し付けまくってグズな連中ばかり(一部まともな監査官もいますが)
この辺りが今作の主人公って人間味ないなーと感情移入出来ませんでした
かといってモブ監査官はグズ過ぎて逆にこっちも人間味ないな、と
・性への押し付け・(あくまで私自身の感想です)
これも設定上仕方ないと思いますが、女はこう、男はこう、という作者の気持ちが今作は強く伝わってきてこれが個人的にダメでした
リアル現代の全方向へ気遣いすぎるジェンダー感もあれですけどね
ちょっと古臭いなあ、と
丁寧で贅沢な作風で描く、残酷で優しいRPG
END ROLL以来のRPG作品で、こちらもEND ROLL同様に優しい雰囲気の奥底で重く残酷なテーマを丁寧に描いたやりごたえ満点のRPGです。
魅力的な仲間たちとの心温まる交流の豊富さの一方、生半可なグロ描写よりも深く心を抉る演出もいっぱい(※直接的グロもあるので注意)ですが、そこから紡がれる濃厚なストーリーやテーマ性は圧巻の一言。
世界観、演出、シナリオが高水準で噛み合っており、鬱やグロ要素に耐性があるのであればストーリーの満足度はかなり高いはずです。
戦闘難易度はEND ROLLより少々キツめの印象。
とはいえ地道な稼ぎや準備で突破できる範囲内ですのでじっくりプレイすればクリアできます。
「重苦しいテーマやグロ描写が大丈夫で、キャラ交流やストーリーに力が入ったRPGが好き」
というのであれば間違いなくオススメの作品です。
登場人物達との思い出が心に残るゲーム
※ややネタバレ有り
1周目攻略記念です。
この作品はとても細かいところまで作りこみが凄いゲームだと感じました。
全ての場所やあらゆるイベントにおいて、パートナーにしているHANOIによって会話が変わるのが面白かったです。全ての反応が見たくてついつい何度も寄り道してしまう場所がいくつかありました。
システム面についても、バランスの良い戦闘(どのキャラでも育てれば結構戦えます)に加えて低レベル帯の仲間を底上げできる狩場をきちんと用意していたり、何度もダンジョン周回を楽しめるよう金庫や修復壁探しなどきめ細かな工夫が散りばめられていました。
敵モブの意味ありげ不気味さやどこか風刺的で狂ったようなマップの雰囲気、興味を引き続けるストーリー展開や魅力的な宿敵達のやり取りなど、「この先に何が待ち受けているのか」といった好奇心が常にそそられるので、「飽きの瞬間」を感じさせない良作だと思います。
それに加え、迷い過ぎない程度にヒントの開示や導線がしっかりしているので、RPG系でモチベ低下の原因にありがちな「次何すればわからない…。」といった状況になることがほとんどありませんでした。
※ただ例外として、ヒントを見落としていたのかもしれませんが…。
・老人ホームにおいてイベントを進めるにはあることが得意な特定のHANOIが必要
・第二の塔で先を通してもらうにはとあるモブに何度も話しかける必要がある場所がある
のは少しわかりづらくで数時間くらい悩みました。
でも、詰まったら詰まったで探索済みの場所を別パーティで回ってみたり、娯楽施設でお使いクエスト消化したりダンジョン攻略ばかりで気付いてなかった要素も楽しめました。
ちなみに終盤HANOIルートに入ったので最後誰を選ぶか悩みましたがナナシルートにしました。(でも最推しはクレヨンちゃんです)
ナナシさんは一見口が悪くて擦れてるHANOIですが、実は優しくて仲間想いなので終盤の重要なイベントなんかではそんな彼の良さがよく出てて良かったです。ああ…尊い…。
そんな感じにどのHANOI達も「一見〇〇だけど、慣れてくると実は××」みたいなところを見せてくれるのでキャラの作り込みの深さを強く感じました。(殺人ホテルは是非とも観光していこう…!)
それ故に様々なイベントなどのやり取りが思い出としてゲームを終えた後も余韻として強く印象に残りました。記憶に残る作品というのはこういった「思い出」が重要なのかもしれません。学ぶことがとても多かったです。
とても満足できるゲームでした
※ネタバレあります
先ほど一周目をクリアし、true1のローランドエンドを見て来ました。
いやほんと面白かった…!ストーリー本編もしっかりしてて、寄り道要素も楽しくて最高でした!
中でも好感度システムが良かったですね!主人公と他キャラとの好感度は、上げれば上げるほどみんなが心を開いてくれてることが実感できて嬉しかったです。他キャラ同士の好感度も、日常を覗いている感じで微笑ましかったです笑
好感度が上がるごとに挟まる会話以外にも、本部で話しかけた時の反応も作ってくれる料理も変わるのは凄かったです…ただ、こまめに帰らないと一部見逃しちゃいましたねw
全員の好感度上げてたら結構クリアまで時間がかかりましたが、満足度はそれ以上でした!
探索時もタグを着けているキャラが逐一反応を返してくれるのが可愛くて!最初なんとなく見た目が好みだし強そうという理由でローランドにタグを着けたのですが、つれ歩いている内にどんどん好きになっていって、結局最後までタグは彼に着けてもらってました笑
ハノイ達は大好きになったけど、清掃員やシューニャ達も好きだったので、途中の選択は辛かったですね…でもエンディングは希望のあるもので良かったです。特にローランドで進める内に、軍事用として誇りを持つ彼はとても好きだけどこのまま軍に戻って戦場に行って欲しくない…ウギギ…とジレンマで苦しかったので、エンディングを見てホッとして泣いてしまいました…よかったねぇ…幸せにおなり…
改めて本当に最高のゲームでした、これから他のエンドも回収したいと思います。
せがわさん、素晴らしい体験をありがとうございました!おまけ部屋も楽しみです!
神ゲーでした。
せがわさんのこれまでの3作品よりもさらにクオリティが上がっていてとても楽しかったし心動かされました、グラフィックはもちろん、今作はストーリーとキャラクターへの没入感、メッセージ量が凄まじく、システム的にも「飽き」を感じさせないような凝り具合で常に楽しめました!今後実装予定のおまけ要素も楽しみにしています。
いろんな考えが深く引き出された
ネタバレあり。
初めに、わたしはこのゲームのきれいな画面スタイルと豊な要素にひきつけられました。ちょっと遊んで、ただありきたりの人類と覚醒になったAIの間の矛盾に関わる題材、と思いました。
しかし、そのあと、数字の反抗がだんだん明らかになってきて、わたしもこのゲームはこんなに簡単ではないと感じてきました。
敵がいるタワーにどこにもすごく悲しい、苦しい、残酷な雰囲気が行き渡っている、こんなところは本当にストレスを軽減できるか。やはり、この雰囲気は数字反逆の反映でしょう。特に第一タワーに、社畜としてわたしは強く共鳴が思わず出ました。
初周目のture end 1を攻略したあと、また人類と人工知能の関係について考えに深く沈んだ。ハノイも、プログラムも、全て人工知能と呼んでもいいと思います。ただ複雑度の格差でしょう。もしAIの知能は人類の程度に及んだら、私たちは彼たちをどう扱いますか。知能覚醒したAIは、本当に人間の「人権」を気に入るか。こんな観念は、人間の自慢を映しているも可能です。でも、このゲームはただゲーム、ゲームは自身ストレスを解消する役目です。その複雑な思考を科学者や政治家などに投げましょう。
遊ぶ途中いつも一つ曲が脳中に繰り返す、その曲もゲームの雰囲気と同じ悲しく感じがあります。特に0と1の悲惨遭遇に似合います。
この曲はああああ様が作った「0と1の終末論」。
日本語はまだ上手ではなくて、ご了承ください。もしこんな素晴らしいゲームは中国語版があればうれしいです。
たわはの~
まだ1周しかしていませんがミノニヨク、えんどろ、しらほしに続いて心にズシンときて良良良ー良・良ー良良良がすぎ思わず勢いでレビュー書きに来ました
本当にこれだけのゲーム内容が本当に無料でプレイできて良いのか...???と不安になるくらい毎度クオリティが高くて圧倒されます
ドキドキしながら探索してレベリングして親密度あげて、今回のタワハノも楽しくて時間を忘れて夢中になって土日にずっとプレイしてました
メモ欄に後々おまけ要素も増えるとの事で今からとってもとっても楽しみです
はないちもんめみたいなの出来たりするのかな...
素晴らしいゲームをいつもありがとうございます!!!!
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