ソニーの次世代ゲーム機「プレイステーション(PS)5」の製造コストは、部品価格上昇を受け、450ドル(約4万9000円)前後になる見通しだ。
競合の米マイクロソフトへの対応もあり、販売価格の設定に苦慮している。
<中略>
DRAM不足はすでにソニー製品に影響を及ぼしており、今年発表するミラーレスカメラに搭載予定だった一部新機能を見送った。
ななっしーの視点
まぁ……価格設定に苦慮しなくて済むのは、ひと昔ふた昔前のスペックで出せるとこぐらいでしょうね。
別に人それぞれなんで、その事を殊更に悪く言うつもりもないと言うか、むしろ身の丈に合ってますねぇ〜と肯定してあげましょう。
でもね、少なくともそんな物に進化し深化すべき次世代への期待なんて待てませんから、むしろ苦慮してくれた方が期待が持てます。
で、気になったのがDRAM不足なんですが……
DRAMの需要不足でDRAM不況とか言ってたのは解消したんですかね?
元記事には武漢肺炎(コロナウイルス)がどうとか書いてありましたが、その影響でDRAMの生産の目処が立たなくなったとするにしては、中国のファウンドリといってもトップ10にも入らない程度だし、それも主に中国国内向けの色合いが濃かった様に思ってましたが。
て言うか、機能を盛り込む盛り込まないかを決めるのは、製造開始のどれくらい前なんでしょうかね。
中国がその時まで、武漢肺炎の影響により製造業もおぼつかない状態が続くと予想されるんですかね。
中国の製造業が駄目なら、それによって消費されるDRAMも減るんでは?と思うんですがどうなんでしょう。
戦略物資の輸出管理の「適正化」で、大混乱中の韓国半導体企業の生産減の影響があるにしても、日米台の増産体制で対応出来そうな気もしますし。
※メディアとかで「輸出規制」とか表現を見ますが、前提条件の約束守らず優遇扱いを続けられる訳がないですよね。
そもそも本当にDRAM不足の影響が出てるんでしょうか?
今年はDRAM価格の回復の可能性とか、回復基調にあるとか言う話も聞きますが、長らく下落が続いた後でもありますしね。
むしろ武漢肺炎の影響で、DRAM需要こそ落ちそうな気がするのですが。
まさか任天堂のみたいに、組立て工場や部品工場が閉鎖になって入手困難になったから、DRAMも同じって思ってるとか?
まぁ、私が疎いだけなのかもですが。
コメント
コメント一覧 (2)
さて、DRAM不足に関しては自分はあまり心配していません。
供給最大手のサムスンには「必要な分だけの原料」が供給されているからです。
(これ以上は東亜板ネタになるので詳しくは言いませんがw)
そしてマイクロンなどもそれに合わせる形で増産に踏み切っています。
モノ余りによる大幅ディスカウントがなくなっただけで、半導体の数量自体は確保可能だと思います。
むしろ深刻なのは部品や本体の組み立て+出荷の拠点ですね。
トランプの逆鱗に触れた上に今回のコロナ騒動で、関連工場の大半を中国国外へ移管となると、さすがに初動スケジュールに影響が出てくると予想しています。
最悪日本勢は国内製造も可能ですが、コストと数量はかなり厳しくなるでしょう。
まあおそらくは台湾か東南アジア拠点にラインを作ると思いますが、それでも予定通り年内発売だと、初回数量が足りなくなるかもしれません。