提供:JT

仕事に家事と慌ただしい毎日。育児の真っ最中で自分の時間がなかなか取れないという人もいるかもしれません。また、コロナ禍で仕事とプライベートの切り替えがうまくいかず、体も気持ちも休んだ気がしない、なんて声もよく耳にします。以前だったら、ちょっとお休みをもらって遠出をしたり、気が合う仲間とワイワイ騒いで発散するなんてことも今は、ちょっと我慢の時期……。

一体、他の人はどうやって、目まぐるしい毎日の中で、気持ちを軽くしているでしょうか。忙しいからこそ、短い時間でほっとする、ひと息なごむ。そんな「ちょいOFF」時間。

今回は、お笑いコンビ「納言」の薄幸(すすき みゆき)さんにお話をうかがいます。人気テレビ番組に出演し、“やさぐれ”ネタで今年ブレイク。急に忙しくなったと思った途端のコロナ禍。そして、リモート出演など、再び多忙な日々に突入。目まぐるしく変わる日々の中、薄幸さんはどう「ちょいOFF」しているのでしょうか。

納言・薄幸(なごん・すすきみゆき)
1993年千葉県生まれ。芸名の名付け親は、ビートたけし氏。女性コンビ解散後、ピン芸人として活動。2017年に相方・安部紀克とお笑いコンビ・納言を結成。『有田ジェネレーション』『ネタパレ』『アメトーーク』などに出演。

“やさぐれ”ネタは、スカウトから生まれた

 “やさぐれ”ネタでブレイクした薄幸さん。隠れ美人、スタイルの良さ、笑いに対するストイックな姿勢などが知られるようになり、女性ファンも増えています。

「ほんとですか!? うれしいです。やさぐれネタは、街を歩いていると、夜の仕事のスカウトをよくされていたことから生まれました。これをネタにできないかな……と相方(安部紀克さん)と相談して生まれました」

YouTubeでは、豪快な飲みっぷりも披露。女性芸人はそれまで、容姿や“男性ウケ”などで自虐し、かついじられることが多いですが、薄幸さんはそれとは異なる切り口のトークが小気味良い。

豪快な語り口だけでなく、細かく描写が刺さるとブレイク中の納言の薄幸さん。

「あまり深くは考えていない。というのも、これが素に近いので(笑)。周囲が“やさぐれ”と言っているだけで、私は目の前のことに全力で向き合うだけ。仕事をしているときと、ネタを考えているとき以外は、ほぼ何も考えていません(笑)。

あ、でも動物や子供の動画は、ちょっと煮詰まったときとか、座ってだらっとするときには、まずスマホで見ちゃいますね。やっぱり、癒されますから。しかも長すぎないものがいいですよね、短いから、気兼ねなくひと息できていいんですよ」

ネタは孤独に自分と向き合って生まれる

ネタは薄幸さんが書いていると伺いました。どのように生まれるのでしょうか?

「時間があるときに、漫画喫茶に行って、8時間のコースを選択。個室に籠って、ノートとペンを目の前にして、ひたすら考えています。2時間集中して、スマホで動物の癒し動画を見てひと息ついて、また2時間集中して…という繰り返し。絞り出すように作っています。

ロケやライブ、打ち合わせなどの仕事がないときは、いつもこんな感じです。自分を追い込んでいかないと、サボってしまう(笑)。これが怖いんです。休みの日にボーッとしていると、アセって落ち着かなくなります」

ネタ作りで煮詰まると携帯で猫や犬の動画をみて「ちょいOFF]するという薄幸さん。

努力を続けないと、この世界には生き残れない……それは、働く女性も同じように考えてきました。だから、薄幸さんのネタを見て「この人はホントのことを言っている」と笑いながらも、深いところで共感しているのかも。

「ありがとうございます。でも、ホントに何も考えていないんですよ(笑)。でも、ルールってほど明確じゃないですけど、自分なりのルーティーンみたいなものがあって、お酒は好きですが、19時までは飲まない、昼飲みは一切しないとか決めてます。

今はコロナ禍なのでできないですが、飲みに行くときは、深夜2時くらいまで飲んで、家に帰って寝る。寝ないで飲む的なことは意外としてないんですよ(笑)。肝臓の数値などは健康的で、肌荒れなども特にないんです。これは親からの遺伝だと思いますので、感謝しています」

大好きなお酒はほっとしたいときに欠かせないと薄幸さん。でも、自分なりのルールは決めていると話す。

シェアハウスに住んでわかったほっとする瞬間

薄幸さんがお笑いの世界に入ってから10年、ネタを考え、披露する。そして、飲みの誘いが来たら、基本的に断らない。先輩への礼儀は忘れない。そして、後輩の面倒はきっちり見る。これをひたむきに続けてきた。

「そういうことが性に合っているし、好きなんです。周囲の人には本当に恵まれていると思います。先輩方が本当にいい人ばかりで、飲みながらも礼儀や仕事のヒントなどをいただいて、楽しいんですよ。ただ、自分が後輩に何らかのアドバイスをすることはないですね…言えないんですよ。肝心なことは自分で気付かないと、変われないと思うから」

お笑いに対する覚悟と、孤独。“やさぐれ”は、仲間とつるむヤンキーとは異なり、孤高の一匹狼。

「そうかもしれませんね。でも、実はすごくさみしがりやなんですよ(笑)。緊急事態宣言のときにあまりにもさみしくて、緊急事態宣言解除後に芸人仲間とルームシェアを始めました。今、4人で住んでいるのですが、これがすごく楽しくて。仲間というかもう“家族”ですね。帰宅して、家に明かりがついているとめちゃくちゃほっとするし、うれしいんです」

シェア仲間との時間が、一番の“ちょいOFF”タイム

「最近、楽しかったのは、家にみんながいるとき、突発的にリビングでキャッチボールをしたことかな。あれは楽しかったですね。あとは料理。手と頭を動かして、素材とは全く違う一皿ができるので、達成感があります。私が作れば、ルームシェア仲間も食べてくれます。最近は、チンジャオロースを作りました。ひたすらピーマンを刻むとか、ああいう作業が好きなんだなーと。無心に作業するって、終わった後にめちゃ心が落ちつくんですよね」

キャッチボール以外に、ボードゲームも今シェアハウス内で流行っていて、“ちょいOFF”気分のときには、誰からともなく始めるのだといいます。

「一番ほっとするのはシェアハウスにいる時間ですね、もうみんなが大好きなんです」と話すだけで笑顔に。

「緑茶ハイを飲みながら、やるのが格別です。こういうときは、長時間の飲みになることもあるから、何度も氷を入れ替えないで済むように、保冷ジョッキを愛用しています。みんなお笑い芸人なので、いろんなことが話せるんですよね。本当に楽しくて、みんなで一緒に住んでよかったと思います。

今、シェアハウスの中で私がいちばん仕事をしているので、“みんなを食べさせたい”と思う気持ちが強いんです。だから、冷蔵庫にはみんなが喜んでくれそうな食べ物を常に買って入れています。そういうことをするのも私にとっては、ほっとする瞬間だったりしますね。でも、そのためには、もっといい仕事をしていかないと、と思います。誰かのために頑張るからこそ、自分を追い込んでいけるのかなって。

今後の目標は、昼の番組に出ることと、そしてスマホの動画じゃなくて大きな犬を飼うこと!でもなぁ~、ルームシェア仲間が面倒みれるのかなぁ……(笑)。これはもう少し慎重に検討しないとダメですね」

「ちょいOFF」を楽しめる、プルーム・テック

慌ただしい時間の中で、ちょっと気分を切り替えたい、ほっとひと息つきたい、と思うときは多いはず。たくさんの時間は使えないけど、短い時間で少しだけ気分転換をする「ちょいOFF」。コーヒーブレイクもあれば、音楽を聴く、深呼吸をする、薄幸さんのようにかわいい動物動画をみる、気分転換においしいお酒を嗜むというのも素敵な過ごし方です。加熱式たばこの『プルーム・テック』は、好きな分だけ使えて、加熱待ち時間なしですぐに使用可能で「ちょいOFF」時間に楽しむことも…。

頑張りすぎない毎日のために、あなたならではの「ちょいOFF」を見つけてみませんか?

スリムでスタイリッシュなフォルムが人気。プルーム・テック バッテリー(Ver. 1.5)+USBチャージャー+ACアダプタ」のセット。色は、ホワイト/ブラックの2色。『プルーム・テック スターターキット Ver. 1.5』¥2500

他にもパステルカラー系などカラーバリエーションも数量限定でたくさんラインナップされているので、好みで使い分けも可能。

提供:JT

Photo:Kazuyuki Sugiyama  Text:Aki Maekawa