■「キムチとサムは韓国の食べ物」…中国の所属事務所「中国を侮辱」と契約解除
Hamzyさんが中国のネットユーザーから非難を浴び始めたのは昨年11月からだ。Hamzyさんがウロンサムパプ(タニシ包みご飯)と辛い豚肉炒めを食べる動画を投稿したところ、視聴者から「サム(包んで食べる)文化が自分たち(中国)のものだと主張する動画を見て腹が立ったが、Hamzyが包んで食べる動画を上げてくれてうれしい」とコメントが寄せられ、これにHamzyさんが「いいね」を押した。
この事実が中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で拡散されると、中国のネットユーザーから非難が相次いだ。Hamzyさんは自身の動画のコメントに「キムチとサムは韓国の食べ物なのに、(私の発言の)どこが誤っているのか分からない」という主旨のコメントをあらためて書き込んだ。
騒動が拡大すると、Hamzyさんの中国側所属事務所は17日、Hamzyさんとの契約を解除すると通告した。所属事務所側は「中国のファンを傷つける発言によって、中国のファンの感情と党に対するわが社の信頼に深い傷を与えた」として「わが社は中国に対する侮辱に断固として反対し、中国を侮辱する全ての態度と発言から中国人の尊厳性を確実に守る考えであり、いかなる形の侵害も許さない」と主張した。