航空機の機内でマスクの着用を拒否してトラブルになり、運航を妨害した疑いで、大学職員の男が逮捕されました。
威力業務妨害などの疑いで逮捕されたのは、茨城県に住む大学職員・奥野淳也容疑者(34)です。
奥野容疑者は去年9月、釧路空港から関西空港に向かうピーチ・アビエーション機の運航を妨害した疑いがもたれています。
警察によると、奥野容疑者は機内でマスクの着用を拒否して他の乗客に非難され、その乗客の謝罪を求めて大声を上げるなど、トラブルとなったということです。
奥野容疑者は、注意をした客室乗務員に暴行を加えるなどしたことから、航空機は新潟空港に臨時に着陸して、奥野容疑者を降ろし、約1時間40分遅延しました。
奥野容疑者は調べに対し、容疑を否認しているということです。
19日、茨城県の自宅で逮捕された後、大阪に身柄を移送され、ピーチ・アビエーションから事件について相談を受けた大阪府警が詳しく調べることになります。