世界最多のアメリカで新たな変異ウイルスが2種類[2021/01/14 19:15]
アメリカで、イギリスや南アフリカ由来ではない新たな変異種が発見されました。感染はすでに市中に広がっている可能性があります。
ディズニーといえば若者が多いイメージ。しかし、カリフォルニア州ではたくさんの高齢者が。
お目当ては、ミッキーではなくワクチン。
コロナで休業中のディズニーランドでは13日、駐車場にワクチンの接種会場がオープンしました。
大掛かりな施設は、ほかにも。ニューヨークでは大型展示場がワクチン接種会場になりました。受け付けや待機場所にたっぷり距離が取れそうです。
ただ、喜んでばかりはいられません。
オハイオ州コロンバスでは新たな変異種が見つかりました。
アメリカ由来で1つは、イギリス由来と共通部分があるもの。もう1つはイギリスや南アフリカ由来では確認されていないパターンです。後者はコロンバスで急拡大しているといいます。
WHO(世界保健機関)も感染力が強い変異種が拡大しているなどとし、13日にこう警告しました。
WHOの専門家、マイケル・ライアン氏:「感染ダイナミックス(感染力)や様々な問題点から考えると2年目はより厳しくなる恐れがある」
経済もしかり。特にエンタメに特化した街は厳しい状況が続いています。
2020年の北米の映画興行収入は約2300億円。前年の5分の1程度で初めて中国に抜かれました。
感染への不安。暴動も気になります。弾劾(だんがい)や就任式をにらみ、議会には州兵らが詰め、専用の休憩場所もない状況。暴動が起きれば現場は究極の密。飛沫(ひまつ)が飛びまくります。冷静な行動をお願いします。
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