病床逼迫で入院患者選別加速 調整遅れで死亡事案も
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新型コロナウイルスの感染拡大で病床不足が深刻化する中、入院患者の選別が加速している。病床使用率が8割を超える東京都内では自宅療養者が9千人近くと1カ月で6.3倍に急増した。重症化リスクの高い高齢者や持病のある人でも自宅療養となるケースが発生しており、容体が急変して死亡する事案も出始めている。
1月7日、都内の50代女性が自宅で倒れているのが見つかり、その後死亡が確認された。女性は前日に新型コロナの...
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