神奈川県、コロナ受け入れ病院以外にも患者対応を要請

神奈川県は新型コロナウイルスの患者を受け入れていない病院の外来や入院患者でコロナの陽性が判明した場合、各病院で入院や診療を担うよう要請した。感染者の急増で、コロナ患者を受け入れる「認定医療機関」への入院が困難になりつつあることに対応する。

県内の病院などに協力を依頼した。集中治療が必要な患者は可能な限り認定医療機関に搬送し、それ以外のケースは原則として陽性が判明した病院で対応してもらう。一方、認定医療機関のベッドを効率的に使うため、コロナの療養期間が過ぎ感染のおそれがない患者を積極的に受けれてもらうことも求めた。

県によると、12日時点で即応病床の9割が埋まっている。要請の対象は県内350の病院のうち認定医療機関(106カ所)を除く病院や高齢者施設などで、感染者の受け入れを機に各病院が新たに認定医療機関に加わることにもつなげる。

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