ノーベル賞学者 政府のコロナ対策に苦言「データをそろえながら話をしないと」
ノーベル賞を受賞した2人の学者が14日、テレビ朝日系の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」にリモートで生出演し、止まらない新型コロナウイルスの感染拡大について、根拠となるデータに乏しい政府の国民への要請に苦言を呈した。
2018年生理学医学賞の本庶佑・京大特別教授は「人と人との接触の機会が増える時期ですから、これは当然、前から予測されたわけで、そういう意味では、ここまでは、誰もが想定したシナリオ通りにこれは進んでいる、と言わざるを得ないですね」と、クリスマス、忘年会、新年会など人と人との接触機会が増える年末年始の結果が当然のごとく出ているとした。
2016年同賞の大隅良典・東工大栄誉教授は「なんとなく感覚的に、皆さんにお願いするっていうような感じで年末年始が送られたので、これぐらい増加するのは当然あったと私も思います」と、年末年始を前にした政府や自治体の国民への“お願い”が、具体性を欠いていた結果ではないかと指摘した。
その上で「やはり具体的に一人一人がどうしてくださいってことが、もう少しデータもそろえながら話をしないと、今のようにもう1年も続いてくると、だんだん自粛っていうのが本当に難しくなるっていう事態で。それでもものすごく自粛していたと思うんですけど、それでもこういう事態だっていうことを受け止めなきゃいけないんじゃないかと思います」と、政府が根拠となるデータを示して国民に要請するべきだと求めた。
本庶氏と大隅氏は、12年に同賞を受賞した山中伸弥・京大教授、15年に同賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授との4人で、政府に5つの提言の実効を求める緊急共同声明を出している。
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