QFHアンテナのリノベーション。SOTA JA5/KA-020 Iinoyama (Sanukifuji).

2015年12月29日

QFHアンテナのリノベーション。その2

先日435MHzのQFHアンテナを作り直しましたが、やりだしたら終わるまで一気にやらないと気が済まないタイプで・・・勢いで145MHz用も作り替えました。
IMG_0529
昨夜+今日の午前中のうちになんとか完了しました。

今回145MHz用に関しては大きな改善点があります。
QFHアンテナは非常に使い勝手の良いアンテナなのですが、1つ難点がありまして、移動運用に持っていくにはとてもかさばる点です。
立体なので非常に厄介です。また、横に寝かせて置く場合も、強度的に壊れやしないかとても気を使います。

そこで、簡単に分解できる形にしました。

今までは横方向のエレメントにはφ5mm,肉厚1mm、縦方向にはφ3mm,肉厚1mmのアルミパイプを使用していましたが、アルミパイプの場合、特に縦方向のエレメントは絶妙な曲げ具合ゆえに例え分解したとしても収納に困っていたわけです。

今回、収納を容易にするために、縦方向のエレメントにはコレを使いました。
IMG_0527
100均で売られている排水パイプクリーナーです。
3m×2本買っても200円ですから、コストパフォーマンスも非常に良いですし。

ただ、これを使用するにあたり、縦方向のエレメントと横方向のエレメントの接続をどのようにしようかとても悩んでいました。
結局、圧着スリーブと真鍮棒で自作したジョイントを組み合わせることで解決しました。
IMG_0528
真鍮棒のジョイントはφ3mmで、φ5mmの横方向のエレメント(内径3mm)に差し込むようにします。

これで、分解したときはこんな感じになります。
IMG_0537

縦方向の支持部が1mくらいありますが、それ以外は非常にコンパクトにまとめられました。
これだと車のトランクに置いてもかさばりません。
その気になればお散歩セットにも組み込めます。

435MHz用のサイズは500mlのペットボトルを少し縦長にした程度ですので、持ち運びにはそれほど問題になりません。

そんな感じで、今回の出来上がりはこんな感じ。
IMG_0530

あとは、この2本を、移動運用先でどうやって上げるかが課題です。
なるべくお手軽に上げられる方法が良いですね。

早く試し打ちをしたいところですが、年末年始、明日からは実家めぐりの旅に出ますので衛星を追いかけてる暇はないでしょう。

年明けには復帰しますので、是非ともよろしくお願いします。



jn4jgk at 21:25│Comments(0)TrackBack(0)│ │アンテナ 

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