沖縄県は12日、新たに27人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は5971人となった。1日当たりの新規感染者が二桁になるのは109日連続。
在沖米軍関係は19人が感染し、累計で780人となった。
県の11日発表の新規陽性者は41人で、那覇市内の居酒屋で20代男性グループの新年会による県内88例目のクラスター(感染者集団)が新たに判明。グループは3日夜から4日朝に掛けて4軒ほどはしごしたことが確認された。メンバーには東京からの帰省者もいたが、感染経路は現在調査中という。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は31.09人で、30人超えは42・97人だった8月14日以来、過去2番目の多さとなった。全国に比べると11番目に多く、最多は東京都の88・35人。全国平均は34・52人だった。
6~10日の新規感染者は60~80人台で推移していた。11日が40人台に減少したことについて、県の糸数公保健衛生統括監は同日、「休日は保険診療による検査が少なかった」と説明した。