「ドメインってどのサービスで取得するのがおすすめ?」
「ドメインを取得するときに見るべきポイントを教えて欲しい!」
WebサイトやWebサービスを公開する上で欠かせないのが、ドメインの取得です。
ドメインを取得できるサービスはたくさんあるため、「どのサービスを利用すればいいのか分からない……」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、以下の内容をご紹介します。
- ドメインを取得するときに見るべきポイント
- ドメイン取得におすすめのサービス6選を比較
- ドメインを取得するときの注意点
これからドメインを取得しようと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
目次 [非表示]
ドメインを取得するときに見るべきポイント
ドメイン取得サービスを選ぶとき、以下の2点を考える必要があります。
- どのようなオプションがあるのか
- ドメイン取得の料金はどのようになっているのか
ドメインサービスによって、費用や追加できるオプションは多種多様にあります。そのため本記事では、ドメイン取得サービスを選択する上で最低限見るべきポイントについてご紹介します。
ドメインを取得するときに見るべきポイントは以下のとおりです。
<ドメインを取得するときに見るべきポイント>
- 取得/更新/移管時の料金
- 用途に適したトップドメインの取り扱いがあるか
- Whois情報公開代行があるか
これらの見るべきポイントについて詳しく解説します。
ポイント1. 取得/更新/移管時の料金
ドメインを取得するときにもっとも見るべきポイントは、取得/更新/移管時の料金です。
基本的に、ドメインは以下のような場面で料金が発生します。
- 取得時:
ドメインを取得したときに発生する費用- 更新時:
ドメインには期限があるため、更新するときに発生する費用- 移管時:
ドメインを他の事業者に移動させるときに発生する費用
上記の費用はドメイン事業者によって異なるので事前に確認しましょう。
またドメイン取得時の費用は安くても、更新料金が高い場合があります。「安いから」と言ってすぐに契約するのはやめましょう。
取得/更新/移管時の料金をすべて確認し、納得した上でドメインを取得するのがおすすめです。
ポイント2. 用途に適したトップドメインの取り扱いがあるか
ドメインは住所と同じように、世界にひとつしか存在しません。そのため、取得するときは他人の利用しているドメインと被らないようにする必要があります。
ドメイン名は主に
- トップレベルドメイン
- セカンドレベルドメイン
- サードレベルドメイン
から構成されており、「.(ピリオド)」ごとにレベルが変わり、右に行くほどレベルが上がります。
ドメインによっては、サードレベルドメインがないドメインもあります。
たとえば『Workship』の場合、トップレベルドメインとセカンドレベルドメインしかありません。
トップレベルドメインとは、「.com」「.jp」「.net」など末尾にくるドメインです。
利用される用途にしたがって、トップレベルドメインは決まります。そのため、自分の用途に適したドメインがあるか確認する必要があります。
トップレベルドメインの種類と用途をいくつかご紹介すると、以下のとおりです。(下2つはセカンドレベルドメインとのよくある組み合わせ)
.com | 商業組織向け |
.net | ネットワークサービス提供者向け |
.info | 情報サイト向け |
.org | 非営利団体向け |
.co.jp | 法人登記している国内企業向け |
.ac.jp | 学校法人向け |
たとえば個人ブログを開設する場合、「.co.jp」や「.ac.jp」などのトップレベルドメインを取得するのは相応しくありません。
「これから運営するWebサイトは、どのような用途で利用するのか」を明確にした上で、ドメインを取得しましょう。
ポイント3. Whois情報公開代行があるか
ドメインを取得すると、Whois情報を公開をする必要があります。
【Whois情報公開とは?】
特定のドメインを誰が所有しているのかを示す公開情報のこと。ドメイン取得時に入力した、メールアドレスや名前などが一般に公開される。
しかしWhois情報公開代行を使えば、個人情報が公開されることはありません。Whois情報公開代行サービスを利用すると、ドメイン事業者が用意した別の情報がWhois情報上に表示されるのです。
ドメイン取得時に個人情報を公開したくない場合には、Whois情報公開代行があるかどうか確認しましょう。
ドメイン取得におすすめのサービス6選
さまざまなドメイン取得サービスがあるなかで、今回は厳選した6つのドメイン事業者をご紹介します。
取得件数の多い「.com」「.jp」の料金をサービスごとに比較したので、ぜひ参考にしてください。
お名前.com | Star Domain | ムームードメイン | ゴンベエドメイン | Xdomain | バリュードメイン | |
.comの料金 | 760円 | 880円 | 1160円 | 1280円 | 780円 | 1300円 |
.jpの料金 | 1160円 | 1180円 | 1380円 | 2840円 | 1180円 | 1190円 |
.comの更新料 | 1280円 | 1180円 | 1480円 | 1280円 | 1180円 | 1300円 |
Whois情報公開代行 | あり | あり | あり | 年間1000円 | あり | あり |
ドメインの種類 | 580種類以上 | 49種類 | 約300種類 | 1000種類以上 | 19種類 | 約350種類 |
これらの6つのドメイン取得サービスについて詳しく解説します。
1. お名前.com(お名前ドットコム)
『お名前.com』はドメイン取得サービスのなかで、もっとも有名なサービス。GMOインターネットグループが運営していることもあり、信頼できるサービスです。
取り扱っているドメインの種類も580種類以上と、業界でもトップクラスの多さ。
もっとも人気のあるドメイン「.com」の料金は760円から取得でき、他社と比較しても安いのが特徴です。
<お名前.comの特徴>
- ドメイン事業者の中でも、国内シェアがNo.1
- GMOが運営している
- 取り扱いのドメイン数が多い
- 比較的安くドメインを取得できる
- 管理画面が操作しやすい
ドメインを安く取得できるセールやキャンペーンも頻繁に開催されているので、ぜひチェックしてみてください。
ただし2年目以降の更新料金がやや高くなるものもあるため、その点は要確認しましょう。
2. Star Domain(スタードメイン)
『Star Domain(スタードメイン) 』では、ドメインを安く取得できる上に、レンタルサーバーが無料で利用できます。
一般的に、Webサイトを開設するためにはドメインとレンタルサーバーを契約する必要がありますが、Star Domainでドメインを取得すればレンタルサーバーも同時に利用できます。
<Star Domain(スタードメイン)の特徴>
- 比較的安くドメインを取得できる
- ドメイン申し込み数60万件の実績がある
- 無料のレンタルサーバーがついてくる
- クレジットカードでの自動更新ができない
「.com」の料金も880円から取得でき、レンタルサーバーも無料で利用できるので、コスパよくWebサイトを運営したい人におすすめです!
3. ムームードメイン
『ムームードメイン』はGMOペパボ(GMOインターネットグループ)が運営するドメイン取得サービス。お申し込み件数が400万件を超える実績を持っています。
ムームードメインを運営しているGMOペパボは他にも、レンタルサーバーの『ロリポップ!レンタルサーバー』『ヘテムル』、ホームページ作成サービスの『グーペ』なども運営しているので、取得したドメインとこれらのサービスを簡単に連携できます。
<ムームードメインの特徴>
- GMOペパボ(GMOインターネットグループ)が運営している
- お申し込み件数が400万件
- 他のサービスとの連携が簡単
- 管理画面の操作が簡単
ロリポップ!レンタルサーバーは、費用も比較的安く初心者におすすめなサーバーです。上記で挙げたサーバーとドメインを連携させたい人にムームードメインはおすすめです。
4. ゴンベエドメイン
『ゴンベエドメイン』は、国内でもっともドメインの種類が多いドメイン取得サービスです。
日本最大手のお名前.comのドメインの取り扱い数が580種類以上あるのに対して、ゴンベエドメインでは1000種類以上のドメインを取得できます。
<ゴンベエドメインの特徴>
- 国内でもっともドメインの種類が多い
- 料金は少し割高
- Whois情報公開代行が有料
- レンタルサーバーとの提携ができる
ゴンベエドメインはドメイン取得費用が比較的高く、Whois情報公開代行が有料なので、「.com」や「.jp」など普通のドメインを取得したい場合には、あまりおすすめできません。
以下のようなドメインを取得したい場合にゴンベエドメインは適しています。
- 変わったドメイン
- 海外ドメイン
- 絵文字ドメイン
- 他のサービスでは扱っていないドメイン
5. Xdomain(エックスドメイン)
『Xdomein(エックスドメイン) 』はレンタルサーバー大手『Xserver(エックスサーバー)』の系列会社が運営するドメイン取得サービスです。
取り扱っているドメインの種類は19種類と少ないですが、「.com」の価格が780円からと比較的安いのが特徴です。
<Xdomain(エックスドメイン)の特徴>
- Xserverとの連携が簡単
- ドメインの種類は19種類と少ない
- 比較的安くドメインを取得できる
取得できるドメインが少ないので、すでに「.com」GMOで取得しようと考えている人や、Xserverの利用を考えている人にXdomainはおすすめです。
6. バリュードメイン
『バリュードメイン』は元々『Xrea』と言う無料レンタルサーバーの系列会社でしたが、2013年にGMOに買収されたため、今はGMOインターネットグループのドメイン事業者です。
バリュードメインでは、ドメインをまとめ買いすると安くなる割引があるので、同時に複数のドメインが必要な場合におすすめです。
<バリュードメインの特徴>
- GMOインターネットグループのドメイン事業者
- まとめ買いすると割引がある
- 無料レンタルサーバーの『Xrea』と連携可能
- 管理画面が扱いにくい
取得したドメインをオークションで販売できるので、将来的に使わなくなることや、ドメインを変えることを視野に入れている場合におすすめです。
ドメインを取得するときの注意点
おすすめのドメイン取得サービスをご紹介しましたが、これらのサービスを使ってドメインを取得するときに、注意するべき点について解説します。
ドメインを取得するときに注意する点は以下のとおりです。
- 2年目以降の金額を必ず見る
- トップレベルドメインについて知っておく
- ドメイン名はサイト名と関連する名前にする
これらの点について詳しく解説します。
注意点1. 2年目以降の金額を必ず見る
ドメインを取得するとき、1年目の初期費用だけを見るのではなく2年目以降の料金(更新料金)も必ず確認しましょう。
たとえば「1円で取得できる」と書いてあるドメインでも、2年目以降は2000円など、比較的高い更新料金が要求される場合もあります。
注意点2. ドメイン名はサイト名と関連する名前にする
ドメイン名は、自分の好きな名前にできますが、適当な文字列にするのはあまりよくありません。
ドメイン名は、サイト名と関連した名前にするのが一般的です。
- Google:google.co.jp
- Apple:apple.com
- Workship:goworkship.com
Webサイトとドメインに関連性がない場合、ユーザーから不信感をもたれることもあります。サイトの信頼性を高めるためにも、ドメイン名はサイト名と関連する名前にしましょう。
まとめ
- ドメインを取得するときは取得/更新/移管時の料金を確認する
- Whois情報公開代行があるドメイン事業者を選ぶ
- トップレベルドメインの用途を知っておく
(執筆:HikoPro 編集:Sato Mizuki)
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