職場でのパワハラ察知に使える俺的心得です。

前提条件

「ポジショントーク(ポジトーク)」には3つの意味があります。
今日は3つめのものについての投稿です。

①自分の立ち位置について述べるもの

自分の株式など金融資産の保有銘柄、内訳を公表することなど

②自らの役割を率先して定義し、相手を助けるための提案を行うこと

画一的な答えがなく不確定性の大きい問題について、「俺はこう思う。お前もこうしろ。」などと積極的に人助けを行わんとする勇気ある提案のこと

③自らのポジションを守るためのトーク

金融であれば自身の保有銘柄を暗に賞賛し他銘柄を暗に非難する行為
職場であれば自身の役職や仕事量、仕事の価値を守るために行われる発言や主張
プライベートでは自身の属性を高め他者の属性を貶める行為

注意事項について

上記③も別に「悪いもの」ではありません。

世の中そんなもんですし、国民全員が③のポジショントークを積極的に使ってます。

むしろ他人の③に負けたりメンタルやられてる人の精神構造の弱さの方が問題です。

今日の投稿は③を糾弾するのでなく、それで自分のメンタルが脅かされるのであれば負けっぱなしでなくちゃんと反撃しておきましょうよ!という提案のために作成しています。

【ポジショントーク判別法】立場が逆でも同じことを言うかな?と自問自答する

やり方は以下の通りです。

1.上司の助言や主張にアンテナを張る

それっていわゆるポジショントーク?
単なるパワハラでは?
理不尽さを含んでいないか?
要求する負荷が大きすぎないか?
矛盾がないか?
針小棒大の極論でないか?
発生率の低すぎる例外の事例をもって検証を要求していないか?
感情的でないか(数値根拠の有無)?
情報の選択が極端でないか(言うべき数字を伏せてないか)?
論点はそこで合ってるか?話をずらそうとしていないか?
以前(先日、去年、数年前)の主張と異なる点はないか?

上記総合してなんとなくでもいいので「おかしいところ」の違和感を察知します。

ただボケっと聞いていると反撃のチャンスを逃してしまうので、集中して相手の話に耳を傾けます。

2.何かおかしさを感じたら自問自答を行う

※慣れるまでは、この振り返りは上司との会話が完了後、一人のときに行うようにしてください。
会話と同時進行でこの分析を行うと、脳の使用率が100%に近くなり、返答に遅れが発生しやすくなります。

・上司は自分の立場ならその言葉に同意するのか?
(=上司は自分の立場であっても同じことを思ったのか?)

話し手が上司で、聞き手も上司であれば、この会話はスムーズに同意完了するのか?という自問自答です。

※答えがYESの場合※

今回の発言はポジショントークではありません。
上司の勘違いが原因の、ただのすれ違いです。

上司とあなたの能力に、大きなギャップがありますが、上司はそのことを理解していません。

「上司は有能であなたは無能」
「上司は無能であなたは有能」
のパターンです。

本来の性能差が大きくあるにもかかわらず、上司はあなたを「自分と同じもの」と思い込んでいます。

上司が有能なら上司はあなたに対して有能である(有能であるべき・向上するべき)と思い込んでいますし、

上司が無能なら上司はあなたに対しても同じく無能であると思い込んでいます。

あなたは上司に、自分と上司の「性能差」について、時間をかけて説明し理解してもらう必要があります。

※答えがNOの場合※

上司のポジショントーク発見です。

「あなたが私と同じ役職の時、同じようなこと言われたら、どう対処してましたか?」

このような質問を行い、反撃(あるいは示談)の糸口を探します。

・自分が上司の立場であっても同じことを言うか?

※答えがYESの場合※

あなたのポジショントーク的発想の発見です。

あなたはあなたの立場を守りたいがために上司に嚙みつこうとしています。

そのまま噛みつくと、対処に手慣れた上司にコテンパンにされます。
そういう部下は上司からすると「あるある」なので楽勝です。
大人しく従っておくのが賢明です。

※答えがNOの場合※

上司のポジショントーク発見です。

「自分が上司の立場ならこのような指示・主張を行う」の意見をぶつけて反撃します。

──

以上です。

このポジトーク判定法は自分以外の二人がやりあってるときの両者の評価にも使えますし、もちろん仕事以外の会話に応用が利きます。

ポジショントーク自体は、悪とするほどのものでないですが、それであなたが不当に労働力や精神エネルギーを搾取されているのであれば現状を変えましょう。

積極的に反撃・徹底抗戦して、深いレベルの納得を勝ち取るのです!

反撃の結果、自分に足りない知見を上司からヒントとしてもらえる(つまり結局コテンパンにされる)ことも多く、本理論はあなたの能力向上のためにもオススメです。ぜひやってみてください。という提案でした。

**

メンタルSEの愛と勇気100%ブログでは、少しでもあなたのより良い人生に貢献できるよう、俺的心得の投稿を行い日々あなたに新しい提案を行います。
Twitterでは投稿時の通知も行っていますので、よければこの青イルカをフォローしてあげてください。Twitterアカウントはこちら

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterもあるよ!

おすすめの記事