【レシピ】ちょっぴり和風なボンゴレビアンコ|基本のパスタ簡単アレンジレシピ

パスタ

パスタ料理でも定番のボンゴレビアンコ

アサリにはコハク酸という旨味成分が多く含まれています。貝類に多く含まれるコハク酸ですが、料理を美味しくしてくれる優秀なやつです。

おかともひこ

元 三つ星ホテルのコックさん
現 ブログで食べてる人 兼 農家見習い
著者/レシピ作家/ブロガー/料理人
パンとお菓子とコーヒーが好き。
ついでに料理も好き。
最近はカンパーニュばかり焼いています。

instagramが更新頻度高めです。

著書
【三つ星ホテル見習いコックさんのまかないnote.】
2025/9発売に向けてレシピ執筆中

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フレッシュ食材至上主義であるぼくですが、今回は少し問題有りなので、その辺も合わせてお伝えしたい所存です!

コツ・ポイント

1)『ちょっぴり和風』でまとめましょう。

いつもぼくが和風パスタを作る際には出汁を使います。でも、ボンゴレビアンコの場合は白ワイン味のパスタですよね。ここは白ワインの風味を大切にしたいので、入れる具材でジャパニーズ感を出しています。

2)使うアサリによって旨味の出し方を変えましょう。

『使うアサリによって』とは、ざっくり分けると、新鮮な生きたアサリか、加工済みのものかという違いです。今回は生きたアサリを使っていますが、加工済みのものを使用する場合は、別の旨味の出し方をするともっと美味しくなります!

ここはどちらが美味しいとは言い切れません。個人的にはですが、ご家庭の場合は加工済みのアサリの方が美味しく作れるんじゃないかな?と感じます。

フレッシュのアサリを使う場合

フレッシュのアサリは、少し加熱していくだけでたっぷり旨味が出てくれます。

しっかり旨味を出し切ろう!というよりは、最低限の火入れにして、ジューシーな食感を意識しましょう。

加工済みのアサリを使う場合

冷凍アサリ缶詰のアサリの水煮などの商品がありますよね。新鮮な生きたアサリの風味や食感には敵いませんが、旨味は十分出てくれます。

リリー あさり水煮 85g(内容総量)×6個

加工済みのアサリは、磯臭さもなく、砂抜き処理もしっかりされているため、非常に扱いやすいのでオススメです。

この場合、すでに加熱処理されていたりするので、前項のようなジューシーな食感は思い切って捨てて、完全に旨味要員に回ってもらいましょう。じっくり加熱して十分に旨味を引き出してあげるとグッと美味しくなりますよ。

材料(2人前)

パスタ(お好みのもの)160g
アサリ(殻付き)150g〜
にんにく1かけ
オリーブオイル40cc
白ワイン80cc
大葉10枚
刻みのり適量
調味用

作り方

  1. フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で加熱し、香りを出しましょう。
    にんにくは焦げる前に取り出します。
  2. ニンニクを取り出したら強火にして、アサリと白ワインを投入。
    アルコールを蒸発させると共に匂いも消してくれます。白ワインとアサリのジュ(出汁)をギュッと煮詰めていくイメージで。
  3. アサリが開いたら取り出して、身を外しましょう。
    面倒であれば省略してください。その場合は、必要以上にアサリへの火入れを避けるため、ここで火を止めておきましょう。
  4. 茹で上がったパスタと和えます。
    パスタを入れるタイミングで、殻を外したアサリ、大葉を加えます。
    茹で汁、オリーブオイル(分量外)で調味しましょう。薄いようであれば塩、または茹で汁で。濃いようであれば水を加えて調整します。
  5. 盛り付けて、トッピングに刻みのりで完成です。
    写真映えをよくしたい場合は、外した殻も一緒に盛り付けましょう。笑


まとめ

パスタ料理でもシンプルなボンゴレビアンコの味の構成は

【アサリ(コハク酸)の旨味】

【白ワイン(酒)の旨味】

【ハーブの香り】

と、結構シンプルな感じです。

ここで大切にしたいのが白ワインの味。

何かとゴチャゴチャ入れたいぼくでも、ボンゴレビアンコの場合は、この白ワインの味と、アサリの旨味で完成させます。

っていうか、それが結局一番美味しかったです。

この二つを大切にしたいので、使うハーブを大葉に、トッピングを刻みのりにしています。

ハーブやトッピングは季節のものでも代用可能です。刻みネギやアオサのり、柚子の香りを添えても美味しそうですね!

おまけ

ご家庭の場合は、ぼくは全力で処理済みのアサリをオススメします。

冷凍ものでも水煮缶でも、旨味は十分発揮してくれます。それよりも、砂や割れた殻を噛んでしまったときの絶望感と言ったらトラウマものです。

今回のレシピで、殻から身を外している理由の一つでもあります。

後日アップ予定の調理動画(IGTV)では、作ったソースを一度ペーパーで濾すという念の入れようです。フライパンにも旨味は残っているというのに、念には念を入れて洗ってしまう始末!笑

それくらい、ぼくはアサリのジャリ感に敵対心を持っています。

それでも、新鮮な素材を使いたいという気持ちは十分わかりますので、処理の仕方も簡単に紹介しておきますね。

アサリの下処理

ポイントは、しっかり洗って、しっかり砂抜き。これに尽きます。

魚屋さんで買ってきたアサリは、かなり磯の匂いがついている場合が多く、軽く洗ったぐらいでは取れません。いくら料理酒で処理しても、残ってしまった匂いはせっかくの料理を台無しにしてしまいます。

洗い方ですが、粗塩をアサリにまぶし、殻を丁寧にこすって流水で洗いします。

匂いが取れているかしっかり確認しましょう。

おかともひこ
おかともひこ

スーパーで買ってきたパックに入ったアサリは、そこまで匂いはキツくないかもですが、しっかり確認しましょうね!

塩抜きはいろんな方法がありますので、自分にあった方法を見つけましょう。

おかともひこ
おかともひこ

ぼくはいつもこすり洗いした後に、時間の許す限り塩抜きします。濃度3%の塩水を用意し、ボウルにザルをかましてアサリが浸る程度にして、冷蔵庫で放置します。

最後にパスタと和える際に、あまり激しく混ぜ合わせないこともポイントです。殻が割れて間違えて噛んでしまったときのあの絶望感、トラウマになります。

おかともひこ
おかともひこ

ぼくはいつもアサリを加熱したら、口が開いた瞬間に取り出して身を取り外します。身が縮まってしまうのも防げるので面倒でも、あのトラウマ体験を回避できるので全力でオススメします。

おかともひこ

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現 ブログで食べてる人 兼 農家見習い
著者/レシピ作家/ブロガー/料理人
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ついでに料理も好き。
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