【レシピ】初心者でも簡単!メロンパンの作り方|コケティッシュなルックスのメロンパンレシピ

パンレシピ

パン屋さんに行くとだいたい見かけるアノ子。メロンパン。

メロンアレルギーのぼくは、メロンパンにはメロンが入ってると信じてたわけで、その美味しさに出会ったのは高校生の購買でのことでした。

ザクっとしたクッキー生地に包まれたフワッフワのパン生地。メロンを意識してか、ほんのりみどり色がかった見た目。

毎日のように昼休みをメロンパンとともに過ごした高校生時代。
その後、大学生になってからはシナモンロールに浮気するようになりましたが、今でも無性に食べたくなるメロンパン。

あの表面のグラニュー糖もたまらんのですよねぇ。

というわけで、みなさんもきっと青春時代をメロンパンとともに過ごされたかと思います。そんなみんな大好きメロンパンの作り方をご紹介します。

生地を2種類用意するため、ちょっぴり難易度高めなイメージがありませんか?

確かに手間は少し増えますが、材料もシンプルなので、発酵を待つ合間にチャチャっと作れちゃいます。

おかともひこ
おかともひこ

この記事では初心者の方でも作れるように40枚以上の写真を添えて、丁寧に作り方を解説しています。実際にぼくもこの記事を書いている時点ではパン作り2ヶ月程度の完全初心者です。そんなぼくでもとってもおいしく、可愛く作れました。

ぜひ参考にしてくださいね。

材料(8個分)

  パン生地     分量  
強力粉A250g
薄力粉A50g
きび砂糖A25g
塩A7g
イーストA6g
牛乳B130g
全卵B2こ
バター50g
  クッキー生地    分量  
バターa80g
きび砂糖a150g
1こ
薄力粉110g
塩a2g
グラニュー糖(化粧用)適量
ポイント
  • 砂糖はきび砂糖を使用していますが、他の砂糖でも代用可能。
  • イーストはサフのインスタントドライイースト(赤)を使用。
  • 卵はLサイズを使用。
  • 塩は粗塩をお勧めします。
  • バターは無塩バターを使用。マーガリンでも代用可能。

準備

使用する主な道具

事前に準備すること

  • 材料Aは同じボウルに合わせておきます。
  • 材料aは合わせておき、常温に戻しておきます。
  • クッキー生地の薄力粉はふるっておきます。
  • 材料は基本的に全て常温に戻しておきます。
  • 牛乳は電子レンジで人肌程度に温めておきます。(600Wで20秒程度)

作り方

パン生地を作る(前編)

おかともひこ
おかともひこ

この工程はIGTVで動画をアップしているので、そちらも参考にしてくださいね!記事の最後にリンクを貼ってます。

材料Aはボウルに合わせて、カードやゴムベラでざっくりと混ぜ、中央にくぼみを作ります。(A)

別のボウルに卵を割り入れ、溶きほぐしましょう。人肌程度に温めた牛乳を加えて混ぜ合わせておきます。(B)

(A)のくぼみに(B)を投入し、混ぜ合わせましょう。

カード、またはゴムベラを使って混ぜ合わせます。

粉気がなくなるまで混ぜましょう。
ボウルの側面に残った粉も、できるだけ残さないように。

ひとまとまりになったら作業台に出してこねていきましょう。粉っぽさが完全になくなるまで、台にこすり付けるようにこねてください。

粉っぽさがなくなったらバターを加えます。必ず常温に戻したバターを使用してください。バターが硬いとつぶつぶが残ってしまいます!

生地にバターを置いたら切っては重ねてを繰り返します。

ベタベタしますが大丈夫です。そんなもんです。

頑張ってこねましょう。台にくっついてしまう場合はカードで取りながらこねましょう。

ある程度まとまって、手につかないくらいになったら叩いていきます。
自分から見て向こう側に放り出すように生地を台に打ちつけます。

手前から奥に重ねます。

左右どっちかの側面に持ち替えて繰り返し叩いてください。50回〜100回程度で生地の触り心地が変わってきます。

グルテンの膜が確認できたらこね作業の終了です。

綺麗に丸めてボウルに入れ、ラップをしてから発酵させましょう。
発酵時間は季節により変わります。
通常1時間あれば発酵完了するはずです。2倍程度の大きさになるまで様子をみてください。
このまま冷蔵庫で一晩発酵させても大丈夫です。

クッキー生地を作る(前編)

パン生地を発酵させている間にクッキー生地を仕込みましょう。

材料を準備しておきます。

バター、砂糖、塩を混ぜましょう。少量ですから、ゴムベラで作業できるはずです。

しっかり混ぜたら卵を投入します。2回に分けて入れるとスムーズです。

卵の割合が多く、分離しやすいためしっかり混ぜましょう。

薄力粉を加えて混ぜます。
ここからはパン生地と逆で、できるだけ混ぜる回数を少なくすることを意識してください。

12時の方向からゴムベラを入れ、6時まで来たら粉を持ち上げるような感じで、そっとひっくり返してあげるイメージ。
ボウルを少しずつ回しながら繰り返すと、だんだん生地がまとまっていきます。

少し粉っ気が残る程度で構いません。
ラップに包んで冷蔵庫で寝かせましょう。

パン生地を作る(後編)

一次発酵が終了したらフィンガーチェックをして発酵具合を確認してください。
作業台に出して手のひらで生地を優しく押してガス抜きしていきます。
ガス抜きのあと再び丸め直して生地を休ませてあげましょう。(ベンチタイム:10分程度)

今回は1個あたり70g~80gで分割です。ここはお好みで。
ここからはなるべく手粉、打ち粉は最小限に抑えたほうが後々作業がしやすくなります。また、生地が乾燥しないように手早く作業しましょう。

分割したら仮丸めです。きっちり丁寧にできればベストですが、生地が乾燥してしまう方が良くないので、ここはできるだけ手早く
全て仮丸めができたらボウルやラップを被せて、再び生地を休ませてあげましょう。(ベンチタイム:10分程度)

本丸めです。大きな気泡を潰してあげるイメージで、優しくガス抜きしましょう。

手前から生地を真ん中へたたみます。

奥側もたたみます。

中央の重なるとこをを軽く繋げてあげます。

左右の生地も中央に集めましょう。

つなぎ目を生地の中に丸めていきます。

つなぎ目がなくなるように指でつまんであげましょう。

とじ目を下にして、クッキングシートを敷いた天板に並べます。
このままラップや大きめの袋に入れて乾燥を防ぎ、二次発酵に入ります。
生地が2倍程度になるまで様子を見ましょう。

クッキー生地(後編)

二次発酵の間にクッキー生地を分割、成形しておきます。

今回は1個あたり約40gで分割しました。パン生地のおよそ半分程度の重量がちょうどいいくらいです。
ここもお好みで。余るようならそのままクッキーとして焼いて食べちゃいましょう。
この生地のまま冷凍保存も可能です。

分割できたら手のひらでコロコロ丸めましょう。
生地がゆるいようなら冷蔵庫で冷やし固めましょう。

生地を伸ばしていきましょう。
手のひらくらいに広げます。生地の淵がゆらゆらになってしまうのは問題なしです。
しかし、ここで生地に穴が空いてしまうのはNGです。ゆっくり伸ばしていきましょう。

ラップを敷いたバットに並べます。
パン生地の2次発酵が終わるまで冷蔵庫で寝かせておきましょう。

仕上げ・焼成

生地が2倍程度に膨らんだら焼成です。
あらかじめ、オーブンを210℃で予熱しておきましょう。

平らな皿にグラニュー糖を準備して、クッキー生地にくっつけていきましょう。

パン生地にクッキー生地を重ねます。パン生地の大きさに合わせて、必要であれば少しずつ広げましょう。

パン生地に焼き色がつくまではしっかり焼きましょう。
焼きが甘いと、クッキー生地がザクっと仕上がりません。

出来上がりです。
粗熱が取れたらコーヒーと一緒に食べましょう。

まとめ

通常はクッキー生地にパン生地を包んで発酵させる作り方が主流ですが、この作り方だと包む作業が省略できるため簡単です。

ポイントはパン生地をこねる際にしっかり叩くこと。生地を鍛え上げるイメージで叩くことにより、気持ちよく釜伸びしてくれます。

コケティッシュなメロンパン、ぜひ挑戦してみてね。

おかともひこ

元 三つ星ホテルのコックさん
現 ブログで食べてる人 兼 農家見習い
著者/レシピ作家/ブロガー/料理人
パンとお菓子とコーヒーが好き。
ついでに料理も好き。
最近はカンパーニュばかり焼いています。

instagramが更新頻度高めです。

著書
【三つ星ホテル見習いコックさんのまかないnote.】
2025/9発売に向けてレシピ執筆中

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