【レシピ】まかないボロネーゼ|ざっくり作ると煮込みはおいしい

パスタ

こどもから大人まで、昔から愛され続けるパスタといえばミートソーススパゲティ。
実はミートソースは日本生まれだとか。
ボロネーゼって言った方がカッコいいのでぼくはボロネーゼと言っています。

今回は冷蔵庫の余り物で作ったボロネーゼがとっても美味しかったので、その作り方とちょっとしたコツをご紹介します!!

ちなみにぼくは中ではこんな感じのイメージです。

ミートソース

  • トマトがたっぷりで赤い
  • パスタの上にソースが乗っかってる盛り付け
  • 洋食屋で出てくるやつ
  • たまにカレー粉とか入ってる
  • 甘い

ボロネーゼ

  • 赤ワインの色が強い
  • パスタとソースが混ざってある
  • イタリアンで出てくるやつ
  • スパイスとかハーブとかでいい匂いさせてくる
  • 肉感ゴロゴロ

そんな感じではありますが、今回はトマトたっぷりなボロネーゼソースを作ります!(矛盾)

おかともひこ
おかともひこ

そんな感じではありますが、今回はトマトたっぷりなボロネーゼソースを作ります!(矛盾)

コツ・ポイント

はじめにお伝えしておきますね。

ずばり今回の名脇役、ギャバンのクォーターエピス。

カトルエピス、キャトルエピスとも呼ばれますが、つまり4種類のスパイスが調合されています。ハーブやスパイスの難しいところは、その配合。単体ではキツいものもあれば、入れすぎるとしんどいもの、逆に少なければ、隠し味が隠れきってしまう場合もあったり、なかなか奥が深い調味料の世界です。

このクォーターエピスは、ジンジャー、ナツメグ、ブラックペッパー、クローブがいい具合に配合されています。難しい配合の部分をギャバンさんがやってくれてます。

これがまた非常に使いやすい。本当におすすめの商品で気に入って使ってます。長くなりそうなのでそろそろレシピにいきましょう。

それと、今回は冷蔵庫に眠っていた挽肉料理(餃子のタネ、ハンバーグ)をぶっ込みました。リメイクと言うには少々おこがましいですが、要するに、美味しく調味してある材料を足していけばコクや深みが簡単に出てくれますよ!

美味しい煮込みはざっくり作った方が美味しいです。たっぷり作っておけば、小分けにして冷凍もできますから、どうせならたくさん作りましょう。味付けも調整しやすくなって一石二鳥です。

材料(今回作った分量)

ボロネーゼソース(投入順)分量
にんにく(みじん切り)1カケ
オリーブオイル適量
玉ねぎ(あらみじんorスライス)2個
人参(みじん切り)1本
牛ひき肉1.2kg
餃子のタネ400g
ハンバーグ3個
クォーターエピスたっぷり
オレガノ(ドライ)たっぷり
赤ワイン1L
ホールトマト1号缶(約2.5kg)2缶
ラム酒100cc
塩コショウ適宜適量
おかともひこ
おかともひこ

餃子のタネ、ハンバーグはもちろん入れなくても大丈夫です!笑
今回は少し量が多いので、ご家庭で作る場合は1/2〜1/4だと作りやすいかもしれません。
ひき肉:トマト缶=1:3ぐらいの割合で作っていますが、1:2でも作りやすいかと思います。
一般的なトマト缶は4号缶(約400g)ですので参考までに。

準備

使用する主な道具

  • 煮込み用鍋
  • 広めのフライパン
  • 木べら
  • ゴムベラ
  • フライ返し
  • 包丁
  • まな板
  • たっぷりの時間

事前に準備すること

  • 肉類が冷凍の場合は解凍しておきましょう
  • 野菜は切っておきましょう
  • 時間に余裕を持ちましょう

作り方

冷たい鍋にオリーブオイルを投入。
みじん切りしたニンニクを加えて極々弱火にかけましょう。

ふつふつしてきたら次の工程に移ります。

玉ねぎを加えます。
火加減は少し強くしてもOKです。ここでは弱めの中火くらいです。

ある程度しんなりしたら人参も加えましょう。ここからはひたすら火にかけて野菜の甘みを出してあげます。
やる気のある方は飴色になるまで炒めてみましょう。
焦げないようにだけ注意してね。

別のフライパンで肉を炒めていきます。
はじめに塩胡椒とお好みのハーブやスパイスもここで振っておきましょう。

今回使ったハーブとスパイスはこちら。

ぼくが大好きなオレガノと、万能ミックススパイスクォーターエピス。

熱したフライパンに油(分量外)ひき肉を投入。じゅっ!と音がするのが上手に焼ける第一歩です。

あまり混ぜすぎないのもポイント。
焼き目がついたらフライ返しなどでひっくり返しましょう。この焼き色が、いわゆる香ばしい旨味です。
大きな塊だけ崩していくイメージで。

赤ワインを浸るくらい投入し、強火で水分を飛ばしていきます。
この過程で赤ワインの旨味が凝縮されますし、肉の臭みもアルコールと共に飛んでくれます。

赤ワインを煮詰める間に、鍋にホールトマトを投入します。気になる方は手で潰しながら、硬いところや皮を取り除いてください。ぼくはしません。

赤ワインが煮詰まって水分が飛んだら鍋に合わせましょう。ここからひたすら煮込みます。焦げ付かないように混ぜながら様子を見てくださいね。
ちなみに今回は2時間程度煮込みました。

フライパンに残った旨味も忘れずに鍋に入れてあげましょう。
本来は水や赤ワインを使いますが今回はラム酒を使いました。コク出しの隠し味です。

完成です。パスタのみならず、いろんな料理に応用してあげてください!

まとめ

煮込み料理は手順さえ慣れてしまえば、片手間に作れる実はお手軽な料理です。

今回のレシピのポイントは3つ。

  1. 香味野菜、肉、お酒の旨味を存分に引き出して、旨味をギュッと凝縮してあげましょう。
    玉ねぎ、人参はゆっくりと、挽肉は強火で焼き色をつけて、お酒はしっかり煮詰めましょう。
  2. ハーブとスパイスは、圧倒的にあった方がGOOD!
    煮込み料理の醍醐味は、ハーブとスパイスを存分に味わえるところ。それぞれ膨大な種類がありますので、何から揃えようか不安な方は、初めにミックスされているものを選ぶと無難です。今回使ったクォーターエピスもミックススパイスですし、わかりやすいところでいえば、カレー粉やガラムマサラもミックススパイスなんですよ!
  3. 複数の材料で深みを出しながら、じっくり煮詰めて馴染ませましょう。
    今回は挽肉を数種類、アルコール2種類、香味野菜を2種類使っています。それぞれ何種類か使うことで煮込み料理のコク深さがグッと増しますよ。例えばこんな感じ。
    • 挽肉:牛スネ肉、スジ肉、レバーを使ってみよう!
    • アルコール:日本酒、ブランデー、白ワインをちょい足ししてみよう!
    • 香味野菜:セロリ、長ネギ、生姜などを使ってみよう!
    • トマト:フレッシュのトマトを入れてみよう!

いかがでしたか?
今回はいろんな料理に応用することを前提として作ったので、個人的にはシンプルに作ったつもりです。
カレーを作るような気持ちで、様々な隠し味を入れてみて、究極のボロネーゼを作ってみるのも楽しそうですね!
意外と簡単なボロネーゼソース、たっぷり作っていろんな料理にアレンジしてみてください!

ボロネーゼパスタの動画はこちら

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