【コックさんの参考書】花ズッキーニ、パンチェッタ、夏野菜|フランス料理の盛り付け

盛り付け

このシリーズでは、日々の試作や、まかないの途中で、少し背伸びして盛り付けしたヒトサラを紹介します。

おかともひこ
おかともひこ

現役コックさん向けですから、レシピもザッとしています。
一般の方でも疑問があれば、何かしらのSNSでアクションいただければ、わかることはなんでもお伝えしますよ!
一応、ぼくは見習いコックですので、その辺はあらかじめご了承ください!

今回は【花ズッキーニ パンチェッタ 夏野菜】です。

レシピ

主な材料

  • 花ズッキーニ
  • パンチェッタ A
  • ズッキーニ A
  • ナス A
  • ベビーエリンギ A
  • 玉ねぎ A
  • トマト B
  • ニューサマーオレンジ B
  • セルフィーユ B
  • 塩胡椒

【ソース】

【飾り付け】

  • マイクロアマランサス
  • マイクロセロリ

作り方

  1. 花ズッキーニは軽く洗って、花弁を取り除きます。
  2. 材料Aを5mm角に切って、フライパンでポワレ。
  3. 材料Bは5mm角に切ってボウルに合わせておく。(セルフィーユはアッシェ)
  4. 2を3のボウルに合わせて塩胡椒で調味し、1に詰めて麻紐で縛る
  5. パイ皿に乗せて150℃のオーブンで15分加熱。
  6. 【ソース】ニューサマーオレンジの果汁と柑橘のコンフィチュールを鍋に合わせて煮詰め、フレンチマスタードと合わせます。お好みでペッパー等で調味してください。
  7. 【盛り付け】
    1. ソースを敷く
    2. アマランサス、マイクロセロリを合わせてラインをとる
    3. ソースの上に花ズッキーニを置く
    4. 花ズッキーニにオイルをナッペ(艶出しと香り付け)

コツ・ポイント

今回意識したポイントは3つ。

  1. ポップな色合い
  2. ライン
  3. 素材の大きさの均等性

このヒトサラの主役はもちろん花ズッキーニ 。そもそも、花ズッキーニだけでもインパクトと華やかさは十分な存在感です。

この花ズッキーニをメインでおきつつも、ヒトサラとしてまとめるには、それなりの華やかさのあるパーツを用意する必要があると考えました。

ズッキーニそのものは、花も実もほとんど個性のない食味ですので、花に詰める具はパンチェッタをアクセントにしてジューシーな感じでまとめています。
ソースは濃いめで甘味の中にほのかな酸味、飾りのアマランサスとマイクロセロリで香りと滋味を担当。

ズッキーニの花の中は、むしろ白ごはんが進みそうなぐらいのしっかりした味付けです。中の素材の均等性と、飾りのアマランサス、マイクロセロリの均等性の2つのパーツの対比も可愛いなぁと思ってます。

見た目に劣らない味のバランス、その見た目の中でも、派手なものに派手なものを対応させてバランスを取る。ということを意識しました。

マイクロセロリとアマランサスは見た目も最高だし、相性の良い取り合わせだと感じます。一気に明るい雰囲気にしてくれますよ。アマランサスは味も独特でアクセントに使いやすいのでとってもオススメの食材です。栄養価も高くてスーパーフードらしい。何より写真映えするので、このご時世、重宝しています。

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