してはいけない借金とは | 富とは無限の選択肢

富とは無限の選択肢

富の哲学について紹介していきます。


テーマ:

借金にはよい借金と悪い借金があると言われている。

借金全般に対して負のイメージを抱いている人は少なくないが、
借金をすることで、“目的や夢の前倒し”ができることもある。

お金がなければ実現できない目的(進学や家の購入・海外旅行など)を達成するとき、
現金でお金を用意できれば一番よいが、お金を貯めるには時間がかかるものだ。

奨学金に頼らずに大学進学をしたい。
だけど即金を用意できないという状況で、十分な資金が貯まるまで待っていれば、20歳を超えてしまうかもしれない。
こうした状況においては、奨学金(貸与型は実質的に借金)を利用するのが得策だ。

創業融資(事業資金)を調達する場合も、概ねがよい借金である。
日本政策金融公庫や保証協会を介した融資は、金利が非常に低く抑えられている。
融資を受けて利息の支払いをしても、それ以上の営業利益があればプラスになるわけだ。
短期間で会社を急成長させたい、といった状況で融資を受ければレバレッジ(テコの原理)を期待できる。

日常的な借り入れにおいては、給料日までの金欠を一時的にしのぎたいという状況なら問題はない。
キャッシングやカードローンは高金利だが、給料日に全額返済をすれば大した利息はつかないのだ。
例えば実質年率15.0%の融資だと、月利で1.25%である。
1万円をひと月後に返済すれば利息は125円で済むので、下手をしたら銀行からの出金手数料よりも安くなる。

以上はよい借金の代表格である。

これに対して悪い借金の代表格は、生活費を得るために借りてしまう ことだ。
「生活のために借りる」といえば聞こえはよいが、
生活費が不足している状態で消費者金融に手を出してしまう場合、
ほとんどの人は切り詰めた生活をしているはずだ。

こうした状態で借金をすると、当然ながら毎月の支払いが発生し、
自由に使えるお金が減ってしまうのだ。

月収15万円の人が借金をして毎月1万円ずつ支払うことになれば、
月収は実質14万円になってしまう。
すると借金返済どころではなくなってしまうのだ。

「限界まで切り詰めているけど生活費が足りない」という状況で借りたならば、
返済する術は“収入を増やす”以外にはない。
収入を増やすあてがなければ、借金完済は無理である。

毎月コツコツと返済して少しずつ借入残高が減っていても、
突発的に大きな出費に見舞われることはある。

予期せぬ出費は頻繁に発生するものだが、予期せぬ収入が舞い込むことはほとんどないのだ。

会社が間違って給料を10万円多く振り込んでくれることはまずないし、宝くじで10万円当せんする確率も微々たるものである。
一方でクルマが故障したり、ペットが病気にかかって動物病院に行ったりすれば、10万円は簡単に飛んでいく。

だからお金は簡単に出ていく反面、貯めるのは難しいのだ。


結論をいえば、生活費がギリギリの状態でキャッシングやカードローンを利用してしまうと、
高確率で借金はさらに膨れ上がり、完済が難しくなってしまう。

AD

恣意さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

もっと見る

ジャンル人気記事ランキング

続きを見る

公式#CANONの記事ランキング

続きを見る

Amebaトピックス

もっと見る