朝鮮日報

文大統領、離任する日本大使に「未来志向型関係、早期に復元すべき」

姜昌一駐日大使には「問題が生じても両国関係全体の足を引っ張ってはならない」

 文大統領は、姜大使に信任状を授与する席でも「問題は問題として解決策を探し、未来志向型の発展関係のための努力は別途継続すべき」とし、韓日関係正常化のための努力を頼んだ。外交関係者の間からは「慰安婦判決のときも特にコメントを出さなかった青瓦台の対日基調がはっきりと変わった」という声が上がった。文大統領は昨年末から、韓日関係を復元したいというメッセージを絶えず発信している。東京オリンピックを南北関係復元の動力にしたいという意思と、韓米日協調を重視する米国のジョー・バイデン次期政権に対する意識が複合的に作用したものとみられる。

 しかし、中南米・アフリカ歴訪中の茂木敏允外相は14日の記者会見で「韓国の裁判所の判決についての問題を各国との会談でも提起した」とし「国際法に基づく対応が重要だという認識を共有した」と語った。韓日両国は、早ければ今週中にも外交当局間の局長級協議をオンラインで実施する案を調整中だ。

■「アジア・パワー指数」1位は米国、韓国7位…日本は?

キム・ウンジュン記者
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