新型コロナウイルスで売り上げが減った事業者を装って持続化給付金をだまし取ったとして詐欺の疑いで14日逮捕された東京都の20代の男2人の身柄が鹿児島地方検察庁に送られました。給付金は鹿児島市の大学生の口座に振り込まれていて、警察は任意で取り調べを進めています。

送検されたのは東京都調布市の大学生、横田伊吹容疑者(22)と水道設備業、澁谷研進容疑者(22)です。

警察によりますと、2人は鹿児島市の22歳の男子大学生と共謀して2020年6月ごろ、新型コロナの影響で売り上げが減った個人事業者を装って持続化給付金を申請し、現金100万円を大学生の講座に振り込ませだまし取った疑いがもたれています。

3人は知人で2人が申請方法などを大学生に指示していたとみられていて、警察の調べに横田容疑者は黙秘し、澁谷容疑者は「問題になるとは思わなかった」と容疑を一部否認しているということです。

大学生は容疑を認めていて証拠隠滅や逃亡のおそれがないことから警察は任意で調べを進めています。

横田容疑者らは2020年、持続化給付金をだまし取ったとして詐欺の疑いで2度逮捕・起訴された千葉県の大学生、藤崎孝介被告の取り調べや証拠品などから関連が浮上していて、2人は藤崎被告と同じグループの上位の指南役にあたるとみられています。

警察は余罪のほか他にも同じグループにメンバーがいるとみて捜査を進めています。