西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

【広報】緊急事態宣言の発令に伴い、市関係施設の運用はこうなります!

2021-01-13 20:50:50 | 主張・広報と活動のお知らせ

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年1月の記者発表@西宮市HP
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皆様には先刻ご承知のことと思いますが、本日、兵庫県が緊急事態宣言の対象に加えられました。
これに伴い、西宮市も宣言の対象となりました。
兵庫県HPに、今後取られる県の対応が分かりやすくまとめられていたので、以下、抜粋・引用。
(1/14追記 当初引用・掲載した県の資料に誤りがあったため、一部、資料を差し替えました。)
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直接、市に関連するところで言いますと
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●公民館・市民館等、各種集会施設
●学校のものも含めた体育館
●図書館
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等の施設も、上で示された方針に則って、原則、午後8時以降の利用は不可となるとのことです。
ただし学校・幼稚園・保育所等は、通常通り運営される感じですね。
市に関連する各施設等についての現時点での内容は、以下の「緊急事態宣言下における本市の対応について」をご覧ください
 ↓
新型コロナウイルス感染症関連情報@西宮市HP

重要なのは、広い範囲の自治体に対して、再度、緊急事態宣言を発令せざるを得なくなったということ。
それだけ状況は切迫しているということだと考えています。
皆様には、くれぐれも三密の回避、手洗い・うがいの励行等、基本的な対策を徹底して頂きたいと思います。
もちろん私も、そこらへん徹底してまいります。
一日も早く、穏やかな日常を取り戻せることを願って。

というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。

コメント (3)

いつだって、新しい時代を彩ったのは若者でした。これからの時代を創る新成人に期待します!&市内飲食店に営業時間短縮が要請されました…

2021-01-11 15:10:57 | 主張・広報と活動のお知らせ

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。

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2021年1月の記者発表@西宮市HP
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既報の通り、本日、甲子園球場で成人を祝う集いが開催されたので、議長として参列。
新成人の皆さんに、お祝いの言葉を述べてまいりました。
しかし、まさか自分の人生において、甲子園球場で一席ぶつようなことがあるとは...
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ちなみに写真は一緒に来賓出席していた、山田ますと副議長が撮ってくださっていました。
こういうお気遣い、本当にありがたいですね。
で、せっかくなので話してきた大体の内容を、以下アップしておきます。
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新成人の皆さん、本日はおめでとうございます。
西宮市議会議長の澁谷祐介でございます。
市議会を代表いたしまして、私からお祝いのご挨拶をさせていただきます。

まず最初に、本日晴れて成人式を迎えられました皆さん、皆さんを今日まで愛情深く育ててこられた、ご両親、ご家族の皆さまに心からお祝いを申し上げます。
皆さんは一人の大人として、これまでとは比較にならない大きな自由と権利を持つことになりました。
自由・権利は素晴らしいものですが、そこには大きな義務と責任も伴います。
皆さんの年代だからこその勢い・パワー・行動力は素晴らしいものですが、自分自身の行動に対して、これまでとは比較にならない義務・責任も伴うようになる。
そのことを忘れずに行動して下さい。
とりわけコロナの感染拡大が深刻になっている現下の状況においては、成人式の開催自体についても様々な議論が行われたと聞いています。
くれぐれも、多くの方が成人式を開催してよかった!と心から思って頂けるような行動を取ってください。

さて新型コロナの蔓延に代表されるように、今の世界は不透明で、未来が見えない時代だと思われがちです。
暗い未来を予想している方や将来に希望が持てないと思っている方もいるかもしれません。
けれども必ずしもそうではありません。

世界の人口のうち極度の貧困状態にある人の割合は、過去20年で半分に減りました。
世界全体の平均寿命は着実に伸びており、現在では70歳を超えています。
世界人口のうち80%の人は何らかの形で電気を使えるようになりました。
これらの数字は、どれも私が新成人となった30年近く前とは大きく異なっています。
こうした事実からは、世界は着実に良い方向に向かっているとも言えるでしょう。

私は、皆さんが更に良い世界、未来を創ってくれると確信しています。
私たちの世代には想像もできなかったものを発明し、私たちの世代には救えなかった人を救い、私たちの世代では実現できなかった夢を実現してほしい。
様々な場面で挑戦し、決断し、幸せをつかんでほしい。
心から、そう願っています。

皆さんの前には、長く大きな時間と可能性が開けています。
それを力に変え、よりよい未来・よりよい人生を作るのは、皆さんの一日一日の積み重ねです。
今の生き方の積み重ねが、人生を作る。
そのことを忘れず、良い人生、より良い社会を築いてほしいと思います。
皆さんの頑張りと、素晴らしい未来に心から期待します。

結びとなりますが、新成人の皆様のご健康と更なるご活躍を祈念いたしまして、私からのお祝いの言葉といたします。
本日は誠におめでとうございます。
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ちなみに第四段落の「世界の人口のうち極度の貧困状態にある人の割合は~」以降の一連の流れは、ベストセラー書籍「FACT FULLNESS」からの引用です。
興味おありの方には、是非どうぞ。
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改めて、新成人の皆さんの人生に幸多からんことを願ったうえで、ここからはコロナに関係する情報です。

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兵庫県は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、感染リスクが高いとされる飲食を伴う会食を減らすべく、県下自治体のうち、西宮市・神戸市・芦屋市・尼崎市の飲食店等に対して営業時間の短縮を要請することになりました。
実施期間は1/12(火)~2/7(日)の27日間で、午前5時から午後9時までの間とするよう要請。
営業時間短縮に協力した事業者に対しては、期間終了後の申請によって1日あたり4万円の協力金が支給されることになります。
なお対象施設は、
●接待を伴う飲食店(キャバレー、スナック等)
●酒類の提供を伴う飲食店等(バー、ナイトクラブ、カラオケ店、居酒屋等)
となっています。
現時点で、県から公表されている内容については以下でご覧いただけます。
 ↓
新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金の支給について@兵庫県HP

以上、情報提供とさせていただきます。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

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【!シェア歓迎!】令和3年の成人式は予定どおり開催されます&最新市政報告を持っての広報活動、開始します!

2021-01-08 12:22:01 | 主張・広報と活動のお知らせ

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。

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2021年1月の記者発表@西宮市HP
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関西圏でも、緊急事態宣言の再発令が現実的になってきましたね...
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大阪・兵庫・京都、政府に緊急事態宣言を9日にも要請…吉村知事「感染拡大前に先手対応を」@読売新聞オンライン

こうした状況の中ではありますが、2021/1/11(月・祝)に甲子園球場で実施予定だった西宮市の成人式は予定どおり、実施することに決まった旨、連絡を受けました。
本市では緊急事態宣言の発令に関連して、昨年4月、
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●発令が予想される中、学校の再開を宣言
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●批判が殺到したことを受けて、急転直下、休校期間を延期!
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という顛末もありましたが、今回は「実施で確定!」とのこと。
この判断に対する賛否はさておき、気にしておられる方、多いと思います。
出来るだけ広く情報として共有して頂ければ...と思いますので、気が進む方には是非、情報の拡散にご協力頂きますよう、お願いします。
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【ご参照】
【続報15】急転直下・学校の臨時休校が延長されます!&公共施設も5/10まで閉鎖期間が延長されることになりました。@2021年4月のブログ

と、それだけだと寂しいので、毎度恒例、年4回作成配布している市政報告のご案内。
本日、最新の市政報告64号が納品予定と印刷屋さんから連絡がありました。
なので早速、今晩から配り始める予定でいます。
なお内容は以下の通り。
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【市政報告64号×表面】

【市政報告64号×裏面】

より解像度の高いものは、こちらからご覧いただけます。
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【市政報告64号×表面】 http://y-shibuya.sakura.ne.jp/report/64a.JPG
【市政報告64号×裏面】 http://y-shibuya.sakura.ne.jp/report/64b.JPG

SNS等を見ていると、駅立ちをしている方もいらっしゃるようですが、私はそちらは自粛しています。
なので現在、不特定多数の方を対象にしている広報活動はポスティングのみ。
15年以上にわたって継続してきた駅立ちを自粛しなければならないのは痛恨ですが、社会情勢が社会情勢だけに仕方ないですよね...

ポスティングの方は、他の方のご協力もいただきつつ、えっちらおっちら進めています。
なので、浜脇・香櫨園・高木・高木北小学校区にお住いの皆様のお手元には遠からず届くことかと。
それ以外の地域にお住まいの方でご希望の方には(上の地域にお住まいの方で、入ってなかったけど???という方も)ご一報いただければ、お届けしますので、よろしくお願いします。

というわけで、今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。

コメント (2)

市は『「市民の声」なんか迷惑。少ないほど良い!』と考えているのか?市民のニーズを知ることは、行政サービス向上のために、とても重要だと思うのですが…

2021-01-06 17:23:16 | 市政全般に関連すること

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は、以下でご覧頂けます。
なお本日の感染確認者数は34件、過去最高を記録しました…
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2021年1月の記者発表@西宮市HP
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新年早々、違和感だらけの話があったので、今日は、そのご報告ですよ。
ちょっと聞いてやってくださいな。

昨年12/21の政策調整会議で配布された資料によると、市は『「市民の声」のホームページ公開対象を拡大し、市民に開かれた市役所(OPEN)の実現に資する制度としていく予定』なのだそうな。
なるほど、それはよいことです。

ところが、その続きを見ていくと
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●近年、市ホームページ投稿フォームからの「市民の声」の投稿が、増加の一途をたどっている
→「市民の声」の受付担当課である市民相談課だけでなく、回答を作成する各課においても、「市民の声」の処理が負担になっている
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と書いてあるぞ…
要するに、市民の声が増えすぎて、大変や…と。
そして更に、その続きには「新型コロナウイルスの影響による投稿数の激増は、8月頃に一旦落ち着いたものの、その後も月平均で、新型コロナウイルスによる影響を受ける以前(R2.1:73 件)の 1.5 倍程度(R2.10:108 件)の件数で推移しています」とあるんですよね。
いやいや、市役所全体に対して、1ヵ月100件ちょい(=一日平均3~4件)しかこない「市民の声」への回答が、そんなに大変ですか???

そして、さらに「おいおい…」と思ったのが、これに対応するため
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●現在は、連絡先のメールアドレス等が記載されていれば原則何らかの回答を求める運用としている
氏名・住所・メールアドレスのすべてが正確に入力されていなければ、回答しない運用に改める
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というところ。
いやいや、そんなことしたら、意見を上げる側のハードル、むちゃくちゃ上がりますよ…
そもそも市民の声を聴くことは、市民サービスを向上するため、とても重要なこと。
なのに、西宮市は「『市民の声』なんか上がってきたら迷惑。意見なんか少なけりゃ少ないほどいいにきまってる!」と思っているということなんですかね???
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『今の運用だと「個人又は団体等に対する誹謗、中傷等にあたるもの」「営業活動又は売り込みを目的としたもの」「公序良俗に反するもの」「趣旨が不明確なもの」でも、メアドさえ記載されていれば回答しなければならない。それは負担が過ぎるし、そういったものには回答しない!』というのは十分、理解できます。
実際、私も自分のブログへのコメントについては、ほぼ同様の運用としていますし。
だからと言って「氏名・住所・メールアドレスのすべてが正確に入力されていなければ、回答しない!」というのは、どう考えてもやりすぎだと思うのですよ。
匿名だからこそ、ある意味、気楽に意見があがってくる。
そして、そうした意見の中に、とても重要な声が埋もれている!というのは、よくあることだと思うんですよね。
実際、私自身、頂いたメールやコメント等から、たくさんの気づきを頂いていますもの。

そういうのを、敢えて、全てぶった切る!という西宮市の方向性は、私には完全に理解不能です。
こんなんで「市民に開かれた市役所(OPEN)の実現」とか言われても。。。

ということを所管部署には伝えておきました。
つくづく、役所の感覚とか常識って、私とは違うよな…と痛感しつつ。

ということで、今日のブログはこのへんで。
それでは失礼いたします。

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新年のご挨拶×今年も自覚を持って、進んでまいります!

2021-01-04 12:21:08 | 主張・広報と活動のお知らせ

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
西宮市役所も本日からスタート。
今日が仕事始めという方も多くいらっしゃることと思います。
一方で、暦に関係なく、年末年始も働き、たくさんの方々の暮らしと生活を支えてくださった方も多くいらっしゃるはず。
全ての方々に、心から感謝を申し上げます。

昨年は、新型コロナ感染症による甚大な影響に振り回された一年でした。
私事ですが、この年末年始は、ほぼ家に引きこもり。
例年であれば、年末はギリギリまで消防団の年末特別警戒と、地域の火の用心。
年始は元旦にお呼ばれする恒例の会があったり、私と妻それぞれの実家に集ったりしているのですが、こうした活動もすべて中止か自粛。
こんな年末年始は生まれて初めてですし、同様の方も多かったことと思います。
一方で、厳しい状況の中、働かざるを得なかった方や、働く機会自体を失った方も多くいらっしゃるはずであり、つくづくと影響の大きさを感じずにはいられません...

私、個人的に「鼓腹撃壌(こふくげきじょう)」な状況こそが、政治にとって最も望ましい状況だと思っています。
なお「鼓腹撃壌」とは「善い政治が行われ、人民が平和で不満のない生活を楽しむ様子。または、世の中が平和なこと」。
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●古代中国の聖天使とされる尭(ぎょう)が、世の中がうまく治まっているかが気になり、町の様子を見に行った
   ↓
●一人の老人が満腹になった腹を打ち鳴らし、地面を踏んで拍子をとりながら『世の中は平和で天子はいてもいなくても変わらない』という意味の歌を歌っていた
   ↓
●これを見て、尭は人民が政治を行う者の力を意識せずに、満ち足りた生活が出来ていることが分かり、安心した
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という故事に由来する四字熟語です。
政治のことなんて、誰も意識していないし、する必要もない。
でも、皆が幸せで、満ち足りている。
客観的に見ても、そういう状況にある。
こんな状況があるなら、まさに最高では???と思うわけで。
 ↓
【引用元・四字熟語辞典ONLINE


一方、昨年から今年の状況は、まさに、その逆だと思っています。
これほど多くの方が、お住いの自治体の知事を意識し、他所と比較したり、展開する政策に興味と関心を持たれたことは、かつてなかったのではないでしょうか。
政治に興味を持たず生きていくことはできる。
でも、政治に関係なく生きていくことはできない。
そんなことを改めて、強く感じた一年でした。

自分も、そうした立場の一端にあることを改めて、強く自覚しています。
今年を多くの方にとっての良い年とできるよう、微力を尽くしていかなければならない。
改めて、そう感じています。

よい年となるよう、心から願っています。
本年も、どうぞ、よろしくお願いします。

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アンケートだけ取っても意味がない。大切なのは、その内容を踏まえて、どのような対策を取るのかですが、そこは全く出てこないんですよね...

2020-12-28 12:17:17 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は、以下でご覧頂けます。

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2020年12月の記者発表@西宮市HP
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後藤久美子×沢口靖子×宮沢りえという、豪華すぎる出演女優陣のNHK大河・太平記(再放送)も、そろそろ佳境。
触発されて、年末年始用に本棚ひっくり返したら、いいのが出てきました。
つくづく今年も、残すところ、あとわずかですね。
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さて本題。
今年6月に監査委員から提出された、定期監査結果を踏まえた指摘と改善要望事項。
これに対する、市からの回答が示されてきました。
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この中でとりわけ気になったのが「時間外勤務に関係する書類が、修正液で修正されている!」というもの。
いやいや、こんな運用が放置されてたら、その気になれば改竄し放題、やりたい放題じゃないですか...
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【こちらは上下水道局】

【こちらは、こども支援局】


こういう実態も、職員アンケートで出てきた、以下のような意見につながるんやろうな…と改めて。
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●労務管理がいい加減であることが遠因としてあると思います。例えば、当日の勤務時間を過ぎても自席におらず、職場から連絡して初めて休暇申請をする職員がいたり、寝坊で時間休を取得する場合も勤務時間を過ぎてから連絡してきたり、周りの職員にお詫びの一言も無い。何も言わずに、30分以上離席する。スマホでニュースチェックばかりしている等。まさかとおもうような行動を取る職員がいます。また、上司がそのことで指導しないので、これでいいんだと思って、この繰り返しで適当にしてよいという雰囲気ができてしまっている。(事務職・一般職員)
遅刻やさぼりが野放しにされており、管理職が名ばかりの存在の部署が多く、統制が取れていない。さぼっても減給や降格がないし、厳しく注意もされないので、低い意識のまま仕事をしている人が多い。(事務職・一般職員)
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【ご参照】
西宮市役所は「働かないおじさん」のパラダイス!? ~在宅勤務者の業務量の把握・進捗確認が必要です~@2020年4月のブログ

それにしてもアンケートの実施から、アンケート結果をまとめて公表するまで約6か月。
今年3月末になって、ようやく公表されたものの、様々示された意見に対する包括的な対応策は年末になっても出てこないまま。
生の声があれば、それを材料として抜本的な対策を講じることも出来るはず。
そうすれば問題意識を持つ、ちゃんとした職員の士気を高めることにもつながるはず。
でも結局、現在の市当局には、そういう意識は期待できないということなんですかね…
そら、こんな状況では、アンケートの回答率だって低くなりますよ。。。
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【ご参照】
回答率の低さを問題視する気持ちも分かります。でも回答率を上げたいなら、やるべきことは他にあるのでは???@2019年12月のブログ

おそらく年内最後となるブログを、このような内容で締めくくらざるを得ないこと、とても残念に思っています。
一方で、この内容はどうしても年内にあげておかなければ…と思いました。
職員の意識を変え、士気を向上させる以外に、行政サービスの質を上げる術はない。
私は、そう信じています。

一昨年末に中国で初めての症例が報告された新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に世界中に広がり、未だ収束の見通しがつかない状況にあります。
また日本国内におきましても11月以降、感染拡大の傾向が顕著になっており、県内でも新規感染者数が 1 日100人を超える状況が連続するなど、予断を許さない状況です。
国内外でワクチンや治療薬の開発が進められ、政府は早期のワクチン接種に向けて準備を進めているものの、しばらくは感染収束が期待できず、引き続き、新しい生活様式の実践や、基本的な感染防止対策の徹底が求められています。
年末年始においても、その点に配慮した行動をお願いしたいと思います。

改めて、今年一年、お世話になり、ありがとうございました。
来年も、様々な形での情報発信はもちろんのこと、政策の研究・提案をはじめ、十分、職責を果たすことができるよう、力を尽くしてまいります。

多くの方が、良い年を迎えることができるよう願っております。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。

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押印廃止が目的では不十分。重要なのは業務の要不要を精査し、必要な業務でも徹底的に効率化することです!

2020-12-25 16:20:08 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は、以下でご覧頂けます。

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2020年12月の記者発表@西宮市HP
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●トイレや風呂場などの水回り修理で、法外な代金を請求されるトラブルが全国各地で相次いでいる
→県内では相談件数が2017年度以降、全国最多という状況が続いている
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とのことで、要注意ですね。
しかし、ほんま性質が悪いなあ、こういう話…
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「水回り修理」相談 全国最多 : 許すな!不当高額請求@2020/12/24付・読売新聞オンライン

さて、本題。
国が進める「役所手続きにおける押印を廃止せよ!」との指示を受けて、西宮市役所でも取組が進められています。
これを受けて、議会事務局でも「押印が必要となっている手続きを整理せねば!」ということになっていました。
というわけで整理を進めた上で、本日の議会運営委員会で、内容を報告しましたので、以下、それに関連する内容をば。

議会事務局は議事調査課と総務課の2つの課で構成されています。
そのうち議事調査課は、今回の押印廃止の取組を
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①明文化された規定がなく、即時、廃止可能なもの→2021/1/4から廃止
②明文化された規定があるor提出者の本人確認の意味合いが強く、国や他の自治体でも同様の手続きがあるもの→今回は廃止を見送る
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という形で進める考え。
で、①に該当するとものして示された手続が、こちら。
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一方、②に該当するものが、こちら。
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また総務課で押印が必要な手続は、現状、「本会議場使用許可申請書」だけとのこと。
こちらについては即時、押印を廃止することになりました。
速やかな対応であり、きちんと網羅した内容が示されているあたり、いい感じやな、と。
一方で、そもそも俎上にあげられた業務の数が、ずいぶん少ないような???

で、なんで少ないかというと
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●今回の見直し対象は、議会および議会事務局の判断だけで決定できるもののみ
→庶務的な内容など、全庁に関わるものについては今回の整理対象からは除外(全庁的な整理を待つ)
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ということだそうで、そりゃ、そうか…と。
なので、全庁に関わるものについても今後、整理が進むことを願っています。
一方で現状を考えると、どこまで整理されるか甚だ不安…とも思ってしまうんですよね。
「全庁的に!」とかいう話、よく耳にはするけど徹底されたためしがないような。。。
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【例えばの一例としての、ご参照】
これも議長になったからこそ、できること。決裁基準と稟議×回覧ルールを見直しました!@2020年9月のブログ

ちなみに私、ここら辺の話がクローズアップされる前から「行政サービスのオンライン化を進めていくべき!そのためにもハンコや紙をなくしていくべき!!」と主張していました。
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【ご参照@最近、取り上げていた事例】
一番のサービスは「窓口の感じがいい!」ではなくて、「わざわざ役所まで行かなくても必要な手続きが済ませられる!!」こと。そのための取組を推進するべきです!@2020年8月のブログ
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上のブログで取り上げている「例えば、転入・転出・転居の届は、国の法律で対面確認することが義務付けられているため、現状、役所に出向かないかぎり手続きを進めることは出来ません」等、市にはどうすることも出来なかった制約が取り払われるなら、できることは相当あるはず。
ここらへん、要注目ですね。

言うまでもないことですが、今回の取組の究極の目的は「押印を廃止すること!」ではありません。
市民サービスの向上という観点は勿論のこと、押印が必要な業務について精査する過程で、
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●業務自体の要不要の精査と整理
●必要な業務についても効率化!
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を徹底的に進めることこそが重要であり、その一環としての押印廃止であることを肝に銘じて進めてもらいたいと思っています。
係長級以下の有志を募って「タスクフォース」を立ち上げたとのことですし、それに相応しい成果が出ることを願っています。

というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。

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市内の放課後デイで不正請求事案が発覚しました… これを機に、早期発見を可能とする対策を講じるべきです!

2020-12-23 10:48:41 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

新型コロナウイルス感染症に関しては、市の運用上、
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●市保有施設での、コロナ感染者確認
●市内でのクラスター発生
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等があった場合、「正副議長に電話連絡→各議員にメールにて通知→記者発表」という段階が経られています。
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●最近、こうした連絡が上がってくる頻度が高まっていること
●学校で感染者が確認された場合、以前は当日中に濃厚接触者の有無の確認ができていたのに、最近はできていないこと
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等からも、保健所の業務遂行状況が、かなり逼迫した状況にあることを感じています。
市民の皆様に対策を徹底して頂くよう、改めて、お願いするとともに、市としても緊急性の低い業務については休止し、保健所への人員派遣を拡充するなど、体制構築に力を入れることが重要だと痛感しています。
個人的に政策局なんかは、もろ、その対象であるべきだと思うのですが…
 ↓
【ご参考】
そりゃ大切なんでしょうよ、教育大綱も。でも、この状況で手間暇かけて見直す必要がありますか?@2020年12月のブログ

なお上に示したような新型コロナウイルス感染症に関連する情報は「西宮市HPトップ→新型コロナウイルス感染症関連情報→西宮市からの記者発表」でご確認いただけます。
案件数の拡大に伴い、こちらのブログでも、そうした情報を網羅することは困難になっています。
申し訳ありませんが、定期的に情報を知りたい方については以下のアドレスを「お気に入り」に追加するなどし、定期的にご確認いただくのが一番確実だと思いますので、ご参考まで。
 ↓
記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP



さて本題、本日は市内の放課後等デイサービスで発生した不正事案について。
以下、昨日付・神戸新聞記事から引用します。
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放課後デイ事業者の指定、3カ月停止 給付金を不正受給 西宮

障害のある子どもを放課後などに預かる「放課後等デイサービス」で不正に給付金を受け取ったとして、兵庫県西宮市は22日、通所施設「わいわいサポート」(同市津門綾羽町)を運営する介護関連会社「パレット」(同)の指定を来年1月1日から3カ月間停止すると発表した。
市によると同社は2018年5月、障害児通所支援給付費の算定の届け出に際し、採用前の非常勤職員1人を採用したかのように偽って県に申請。翌19年3月、施設の指定更新時にもこの職員は働いていないのに、架空の勤務状況を記した書類を提出するなどしていた。
昨年12月、市が業務指導をする中で職員が気付き、その後の監査で不正が発覚。市は今後、19年4月~20年11月に、同社に支給した給付金と児童福祉法に基づく加算額を合わせた約154万円の返還を求める。
市の調査に対し、同社は「採用予定の職員なら申請していいと勘違いした」などと話しているという。
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要は、勤務実態がないにもかかわらず働いていたかのように装い、過大な金額を請求!という手口ですね。
本市では、過去にも、似通った手口の不正事案が発覚したことがありました。
こうしたことも踏まえると、こうした手法は、ある程度、一般的なものなのかも…と感じてもいます。
そしてひょっとすると、氷山の一角なのかも…とも。
 ↓
【ご参照@過去の事例】
市内NPO法人で明らかになった、4000万円の補助金不正受給。その背景にある、市の補助金審査体制の重大な問題とは!?@2018年11月のブログ

記事中にある通り「市が業務指導をする中で職員が気付き、その後の監査で不正が発覚」となったあたり、市のお手柄と言えると思います。
今後は、こうした事例がより確認しやすくできるよう、業務指導の際の確認書類に、給与支払い側の書類だけでなく、受取側の書類も加えるなどの対策も検討するべきだと思うんですよね。
市からも検討する旨、回答を受けていますし、今後の展開をしっかり見守っていきたいと思います。

というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。

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例えば、大阪の中学校を卒業していたら、どこに座ればいいんですか? ~「二十歳を祝うつどい」の案内が二度、送られることになりました...

2020-12-21 11:05:45 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

毎月、第3日曜日は恒例の高木公園清掃DAY。
毎年のことながら、この時期は落ち葉がすごいな...
 ↓
【清掃前】


これが約1時間後には、この仕上がりですから、やったった感、むちゃくちゃ高いですね。
こういう目に見えて成果の上がる仕事って、大好き(^O^)v
 ↓
【清掃後】


さて本題、今回は、ちょっと腹が立った凡ミスについて。
私、役所の業務上の単なるミス的なものは、あまりツッコまないようにしています。
人間だもの、ミスもあるでしょ...的な気持ちもあるし、そこを厳しくツッコみすぎて変に萎縮されるのも本意ではないですし。
けど今回、取り上げる内容はちょっとひどすぎると思ったんですよね...

今のところ、来年の成人式は開催予定!というのは、既報の通り。
 ↓
【ご参照】
現時点では、来年も甲子園球場で成人式を実施予定。というわけで概要をお知らせします。@2020年11月のブログ

で、新型コロナウイルス感染防止対策として「中学校区ごとに着席エリアを分ける」という風に聞いていたのですよ。
「混雑防止+仮に感染者が出た場合、着席していた場所を特定しやすくなる!」とのことで、いいんじゃないですかね、と。
というわけで新成人向けに郵送された座席図が、こちら。
 ↓


 ↑
・・・いやいや、市内の公私立中学校しかのってないですよね、この座席図???
これだと、市外の私立中学校や特別支援学校に通っていた人たちは、どうすればいいんや...となるのは当然なわけで。

きっと、こうしたご意見が多数寄せられたのでしょう。
一旦、上の座席図を送ったにもかかわらず、
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●公立中学校区にエリアを分割し、原則住んでいる中学校区に着席
→自由席・優先席も設定
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という形に改めるとのことで、再度、以下の座席図(と説明文)を郵送しなおすそうです。
・・・お金と手間が無駄すぎる。。。
 ↓


あまりにも受け手側に対する意識が欠けていると思うんですよね、この話...
しみじみ「紙作って、送りさえすれば仕事は終わり!」的な感覚、見直していくべきだと思います。
しかし、つくづく根深いな。。。
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【ご参照】
「誰に何を伝えたいのか?その施策の目的は何なのか?」を意識するだけで、行政サービスの質は向上できる。重要なのは、そうした意識を持つことです!@2020年12月のブログ

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

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重要なのは、方針を明確化して示すこと。教育委員会がコロナ感染者が確認された際の対応指針を明確化し、示したことを評価します!

2020-12-18 10:11:40 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

今日のブログは、昨日の「新型コロナ感染症に関わる市HPの情報提供方法が見直されました!」というお話の続きですよ。
それでは早速、始めます。

新型コロナの感染拡大に伴い、学校・保育所も含めた市関連施設で、感染者が確認される事例が増えてきました。
これに伴う形で、感染者が確認された学校・園等において
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①児童の検査を行わないまま、施設の運営が継続されているのはなぜ?
②以前は学校で感染者が出た場合、クラス児童全員を検査し、陰性を確認したのち学校再開となっていたが、今は違うのか?
③学校名が公表される場合と、確認されない場合があるようだが???
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等、様々なご意見を頂く機会が増えています。
その疑問、すごく分かります。

この背景には「どういう基準に則って、判断されているのか?どういう場合は、どうなるのか?が明確でないし、示されてもいない…」という問題があると思うんですよね。
明確な指針があれば、市内部での判断もぶれない。
また、そうした指針が存在していれば、保護者にとっても理解しやすく、納得も得やすいはず。
だからこそ、市としての考え方を明確化するとともに、それを開示するべきと考え、主張してきました。
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【ご参照】
今の西宮にはプリンシプル(by白洲次郎)が足りない! ~安井小学校は明日から再開されることになりましたが…@2020年7月のブログ

そして協議を重ねてきた結果、時間はかかりましたが、この度、市の教育委員会に関するHPに以下の指針が示されることになりました。
(なお基本的な対応方針は保育所も同じとのこと。
 なので保育所に関しても同様の方針を明確化し、示すよう、求めています。)
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新型コロナウイルス感染症患者の発生に伴う臨時休業等の実施及び情報公開に関する指針@西宮市HP



これに照らし合わせると、いろいろなことが分かってきます。
上で上げた、問い合わせを頂いた事例で見ると
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①児童の検査を行わないまま、施設の運営が継続されているのはなぜ?
→感染が確認された児童が発症したのは月曜日であり、当該児童は土曜日以降、欠席していた
→発症前の2日間は土日にあたるため、発症日の2日前から接触のあった方々が保育所に存在しない
→濃厚接触者なしと判断し、児童の検査も行わなかった
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②以前は学校で感染者が出た場合、クラス児童全員を検査し、陰性を確認したのち学校再開となっていたが、今は違うのか?
→当初は、学級内において陽性者が確認された場合、当該学級全員を検査していた
→現在は、行動履歴から調査を実施して濃厚接触と特定された児童生徒へのPCR検査を実施する形になっている(=全員への検査はしていない)
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③学校名が公表される場合と、されない場合があるようだが???
→感染者が確認されても、濃厚接触者が存在せず、通常通り、学校が運営される場合には公表しない
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という対応が、指針に則り、進められたことが見えてきますね。

なお上にあげた濃厚接触者の確認や個別の対応は、保健所が疫学調査を実施したうえで判断しています。
また濃厚接触者の定義は、厚生労働省が示している内容に則っています。
厚生労働省が示している定義の概要は、以下の通りです。
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●濃厚接触者は、新型コロナウイルスに感染していることが確認された方と近距離で接触、或いは長時間接触し、感染の可能性が相対的に高くなっている方を指す
→濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は
1.距離の近さと
2.時間の長さ
→必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられる

●新型コロナウイルス感染者から、ウイルスがうつる可能性がある期間(発症2日前から入院等をした日まで)に接触のあった方々について、関係性、接触の程度などについて、保健所が調査(積極的疫学調査)を行い、個別に濃厚接触者に該当するかどうか判断する。
→15分間、感染者と至近距離にいたとしても、マスクの有無、会話や歌唱など発声を伴う行動や対面での接触の有無など、「3密」の状況などにより、感染の可能性は大きく異なる。
→そのため、最終的に濃厚接触者にあたるかどうかは、具体的な状況を踏まえて判断する。
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 ↓
【ご参照】
濃厚接触者とはどのような人でしょうか。濃厚接触者となった場合は、どんなことに注意すればよいでしょう。@厚生労働省HP

繰り返しになりますが、こうした内容を明示することで、市としての対応が一貫したものになりますし、保護者をはじめとする関係者の理解・納得も得られやすくなるものと思います。
今回、前向きに対応してくれた教育委員会の担当の取組を高く評価します。
ちょい時間はかかりましたけど。

というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。

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