持続化給付金詐取の疑い 男2人逮捕 福岡県警
福岡県警は8日、新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、自営業渕瀬則幸(23)=住所不定、建設作業員金賢佳(32)=北九州市小倉北区香春口1丁目=の両容疑者を逮捕したと発表した。県警は2人が約20件の不正受給に関与したとみて調べる。
2人の逮捕容疑は昨年7月、同市の溶接工の少年(19)が介護事業を営む個人事業主だと装い、前年から売り上げが減ったとする虚偽の申請をして、給付金100万円をだまし取った疑い。県警は2人の認否を明らかにしていない。
県警によると、少年の取り分は4割で残りを両容疑者らが受け取っていた。渕瀬容疑者は自身が経営していた人材派遣業の従業員らを不正申請に勧誘し、金容疑者が申請方法を教えていたとみている。 (小川勝也)
















