コロナ持続化給付金を不正受給…“詐欺”男2人逮捕
福岡|
01/08 19:44
新型コロナウイルスの影響で収入が減った個人事業主を支援する国の持続化給付金100万円をうその申請でだまし取ったとして、警察は8日、自営業の男ら2人を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住居不定の自営業、渕瀬則幸容疑者(23)と、北九州市小倉北区の建設作業員、金賢佳容疑者(32)です。
警察によりますと、2人は共謀して去年7月、新型コロナウイルスの影響で介護事業の売上が前年から減ったなどとうその申請をし、国の持続化給付金100万円をだまし取った疑いがもたれています。
警察は、2人の認否を明らかにしていません。
2人は、北九州市に住む19歳の溶接工の少年を申請の名義人としていて、給付金を受け取った少年が去年7月に家族と警察に相談して、事件が明らかになりました。
警察は、少年からも任意で事情を聴いているということで、他にも共犯者がいるとみて、事件の全容解明を進めています。