世界的に有名な文化遺産であるペルーのマチュピチュで、
 観光客が裸で走り回る「ストリーキング」がブームになっているとして、 
ペルー当局や関係機関は警備員を増やすなど対策に乗り出しました。
 

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 昨年2月、オーストラリアの18歳とニュージーランドの30歳の観光客は、
裸になってマチュピチュ遺跡を走り回ったところを警備員により取り押さえられました。また彼らは自分の裸写真をデジカメで撮影したとして、それらのデータも削除させたとのことです。 

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 しかし先月、今度は別の観光客が撮ったストリーキング動画がyoutube上にアップロードされたのです。観光客カップルは脱いだ服を手に古代の石垣を飛び越え、走り去っていきました。 

インカ・クスコ文化センターのリカルド・ルイス・カロさんはこの行為に怒りを露にし、「文化遺産を脅かす不幸な行いを防止すべきだ。」と言います。またこれに関連し警備員を増やすことを検討しています。 

ネット上ではマチュピチュでヌード写真を撮る事が密かなブームになっているとのことです。マチュピチュをはじめ、南米各地でヌード写真を撮っているイスラエルのブロガーは言います。「ここはペルーにとって神聖な場所です。私は敬意を払っています。」
 

※ マチュピチュを全裸で走る、カップル