菅義偉首相が8日、テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜・午後9時54分)に出演した。
菅首相は生出演ではなく、この日夕方、東京・六本木のテレビ朝日の同番組のスタジオで富川悠太アナウンサーらのインタビューを受けた。番組では、この様子をVTRで放送した。
東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県に緊急事態宣言を発出した初日。インタビューの中で同局の富川アナから、逼迫する医療体制について聞かれた菅首相は、病院、医師、看護師への支援を増額していることを明かした上で「絶対に医療崩壊は防がなきゃならないという思いの中で今、支援策を増やさせていただいているということです」と力を込めた。
これに関連して同局政治部の足立直紀部長は、感染者の受け入れについて「民間病院が協力が進んでいないというのを聞くんですが。その辺は総理はどういう認識ですか」と尋ねた。これに菅首相は「あのぉ、コロナやっていない病院のところにはですね、いわゆるお客さんが行かないんですって。みなさん、コロナが怖いからですよね、外に出てしまいますと。ですから必然的にそうした病院が経営が苦しくなっているということも、そこはよく聞いています」と述べていた。