「失言恐れて…」菅首相が緊急事態宣言発令説明をトンズラ
新型コロナ緊急事態宣言の発令をめぐり、菅首相が法律違反の“トンズラ”を決め込んでいる。政府が7日の衆参両院の議院運営委員会で宣言発令を事前報告する際、自民党が菅首相による報告を拒否。野党側は「年末には宣言は必要ないと言っていたが、なぜ変わったのかを説明すべきだ」「国会に出て説明できないなら首相の資格がない」などと猛反発している。与党からも「答弁が不安定な菅首相の失言を恐れている」と呆れた声が聞こえる始末だ。
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■法律違反の疑い
特措法32条は、宣言発令に際しては首相が務める「政府対策本部長」が「国会に報告する」と規定。法律違反の“欠陥宣言”となりかねない。