45歳以上は要注意…脳卒中の重症化を防ぐ“前兆”の見分け方
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4日夜に東京・渋谷区で起きた事故はショッキングだった。
73歳のタクシー運転手が歩行者を次々とはね、49歳の女性が死亡、5人が重軽傷を負った。この運転手は事故前に意識がもうろうとなり、くも膜下出血などの脳卒中を発症したとみられている。
これから寒さが厳しくなるごとに脳出血、脳梗塞、くも膜下出血など脳卒中の発症リスクは増す。加えて新型コロナウイルス感染爆発で医療体制は逼迫。都が確保する入院病床は、昨夜時点で約86・4%が埋まり、今や崩壊寸前だ。
■急患の受け入れ拒否も
「脳卒中や心筋梗塞の緊急患者を受け入れられない」と明言する大学病院も出てきた。
こうなると、自分で脳卒中の前兆をいち早く察知し、重症化を防がなければならない。