湯沢のスキー場関連の感染者、計18人に…クラスターの可能性

読売新聞 / 2021年1月12日 11時43分

 新潟県と新潟市は10日、10歳未満〜70歳代の男女計21人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。湯沢町のスキー場などに勤務する20〜70歳代男性計8人の感染が確認され、このうち6人は県外から訪れていた。周辺施設を含めると同町のスキー場関連の感染者は計18人となり、県は「クラスター(感染集団)が発生した可能性がある」として南魚沼保健所が調査している。県内の感染確認者は計661人となった。

 三条市の10歳未満〜70歳代の男女計7人は同居する家族で、いずれも8日に県外の感染者の濃厚接触者としてPCR検査を受け、9日に陽性が判明した。

 村上市では20歳代男性公務員が感染し、同市によると市消防署神林分署の署員だった。感染を受けて、同分署は20日まで閉鎖する。

 新潟市では、20歳代女子学生、30歳代男性会社員、50歳代自営業男性の感染が判明。女子学生は感染拡大地域を訪れた後、県外から市内に帰省中だったという。

 このほか、20歳代女性会社員、長岡市の40歳代男性会社員の感染が判明した。

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