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それでも「臭いものにふたをすれば民主主義の危機だ」と叫びたい

トランプは米議会襲撃事件の後でも

トランプの責任はどこまで

世界が注目していた、大統領選の投票結果を認定するため上下両院合同会議が1月6日午後(米国時間)開かれた。しかし、審議が始まって間もなく、群衆が議会内に侵入し中断した。

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結果、トランプ支持者と見られる4名の方が亡くなったと伝えられる。亡くなった方々のご冥福を祈る。

もちろん、これは重大な事件であり、国民を代表した国会議員が討論をする場である議会に勝手に侵入することは許すべきではない。

しかし、オールドメディアの報道では「トランプ大統領が演説で煽って、支持者が武器を持って乱入」したという形で伝えられている。だが、彼らはきちんと「ファクトチェック」を行ったのであろうか?

いつものことだが、オールドメディアがたれ流すニュースは「眉に唾をつけて」聞いた方が良い。

まず、大紀元の「Antifaがトランプ氏支持者に変装、議会に侵入=米メディア」というニュースがある。これは1月6日付のワシントン・タイムズの記事を引用したものだ。XRVision社が顔認識ソフトウェアを使用して事件当時の映像コンテンツの解析を行った結果などから、アンティファの関与は明らかだと述べている。

また、ネットにアップされている各種写真・映像を見る限り、非武装と考えられる民間人の女性を射殺しなければならないほど緊迫しているようには見えない(残り3名は医療上の緊急事態による死亡とされるが詳細はわからない)。

さらに制服姿の警官(と思われる人物)が、手招きしてデモ隊を中に入れたとも伝えられる。アンティファなどのメンバーが変装していたり、本物の警官が賄賂によって「意図的に騒ぎを拡大」した疑念を排除することはできない。大手SNSがこのような投稿を積極的に排除しているのも怪しい。

そもそも、今回の不正選挙問題では、ジョージア州において、開票所の水道管が破裂したので、選挙関係者は出て行くようにと指示したなどの問題が多発している(参照;朝香豊氏「ジョージア州で発覚した異常開票状況! それでも主流派メディアは言い逃れに必死!」)。

むしろ、商店の窓ガラスを割って侵入し商品を略奪したり、放火したりの狼藉を働いてきたのは、BLM運動に名を借りアンティファなどの極左組織に先導された勢力だとえよう。

 

トランプ支持者は、これまでそのような集団的な暴力行為を行ってこなかった。さらに、「戒厳令発令か?」と噂される中でも、トランプ氏は法廷闘争・議会戦略に注力し、「民主主義を守る」姿勢を強固に示した。