先に具体例を述べます。
相手がこのように話したら、こう解釈する、という例です。

・相手が「友達が欲しい」と言う
⇒「都合のいい友達が欲しい」と脳内変換して聞く

・相手が「出会いがない」と言う
⇒「都合のいい出会いがない」と脳内変換して聞く

・相手が「仕事がない」と言う
⇒「都合のいい仕事がない」と脳内変換して聞く

・相手が「成果が得られない」と言う
⇒「都合のいい成果が得られない」と脳内変換して聞く

上記のように、会話の中で相手が何らかの願望を述べたとき、言葉をそのまま耳に入れず「都合のいい」という枕詞をこっちで勝手につけて聞くようにします。

こうすることで、相手の感情的愚痴ペースにうっかり乗ってしまう事態を避けて、お互いのメンタル消耗を早い段階で阻止すること狙う!というのが、今日のお題です。

たとえば「友達が欲しい」をそのまま聞くとどうなるか

以下のような分岐となって、ドツボにはまりやすくなります。

「そうだよね」と返してしまう

⇒相手にとって、現時点で、友達の定義とは、何か?がわからないままに共感の意思表示をしてしまうこととなる

「今まではどうしていたのか?」と過去語りを要求してしまう

⇒オチの見えない長話が始まる

「友達はどの程度必要か?」など議論の発端としてしまう

⇒お互いにとって友達とは何か?の前提条件の設定がないままゴールが遠い会話が始まる

「どのような(友人探しの)活動をしているか?」などヒアリングに入ってしまう

⇒ヒアリングが進むとともに友達の定義が明らかになっていく、というテンポが極端に悪い会話となる

「友達探しをしよう!」などと提案を行ってしまう

⇒双方で「友達とは何か」の想いが合っていなければただのありがた迷惑

じゃあどうするか

以下のステップで聞き、会話を始めるようにします。

1.「都合のいい」という前置きをこっそりプラスして聞く

※脳内で変換するだけで、口にはしません。

2.相手にとって「都合のいい」とは何か?が明らかになる質問を行う

※「都合のいい」という言葉はカドが立ちすぎるので使わないのがコツです。(友達ってどんな?今までいた友達はどんなの?趣味友とか?など)

3.会話を発展させる場合は、相手にとって求める都合が何であるか?がある程度判明してから行う

※相手と自分の理想が異なりすぎる場合、別の話題に進むのもアリです。

4.途中で相手の要求(都合)が変化した場合は指摘して2.に戻る

※わざわざ指摘するのは、以下2点の目的があります
・相手の自己認識能力の低さにこっちが振り回されないようにすること
・相手が自分自身のことをより深く理解する助けとなり、相手に貢献すること

──

以上です。

本理論はちょっと応用編もあり、総じて仕事プライベートの両方に使える有用なワザと思います。

・相手が「ノルマが厳しい」と言う
⇒「都合のいいノルマにしてほしい」と脳内変換して聞く

・相手が「うまくいかない」と言う
⇒「都合のいい相手(顧客、恋人、友人など)が見つからない」と脳内変換して聞く
あるいは「相手が自分にとって都合よくなってくれない」と脳内変換して聞く

・相手が「運が悪い」と言う
⇒「都合の良いことばかりが起こってほしい」と脳内変換して聞く

・相手が「食事に行くのはどこでもいい」と言う
⇒「都合のいいところであれば、どこでもいい」と脳内変換して聞く
※「どこでも」「誰でも」「なんでも」「いくらでも」「いつでも」系の願望フレーズは同様に脳内変換して聞くことができます。

いずれにしても、相手の言葉を言葉のままに頭に入れないのがポイントです。
相手がまだ知らない相手のホンネを一緒に見つけ出して、お互いしんどくならないように付き合っていきましょう。という提案でした。

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